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上野動物園で飼育されているジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」が、2024年9月29日に中国へ帰国することが決定しました。
東京都と中国野生動物保護協会との協議の結果、高齢期に差しかかる前に生まれ育った環境で治療を受けさせることが望ましいとの結論に至ったためです。
リーリー(オス、19歳)とシンシン(メス、19歳)は、2005年に四川省臥龍保護センターで生まれ、2011年2月21日に上野動物園に来園しました。
リーリーは2022年から嘔吐の症状が見られ、2023年9月からはシンシンと共に高血圧の症状が確認されました。
現在は降圧剤の投与を受けており、健康状態は良好ですが、早期の帰国が決定されました。
観覧については、2024年8月31日から9月28日までの期間、公開場所や観覧方法が変更されます。
最終日の観覧は事前申込による抽選制で行われ、約200名が参加できます。
リーリーとシンシンに感謝の意を込めたイベント「リーリー&シンシンありがとう~約5000日分の感謝を込めて~」が開催されます。
オンラインでのメッセージ募集や、上野動物園での企画展、飼育職員からの寄せ書き展示が予定されています。
メッセージ募集は2024年9月15日から9月28日まで行われ、投稿は上野動物園公式サイトのフォームから受け付けます。
上野動物園で生まれた双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」は引き続き飼育されます。
彼らの返還期限は2026年2月20日までとなっています。
上野動物園での14年間に感謝し、彼らの新たな旅立ちを見守りましょう。
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