神戸市が高齢者向け「エンディングプラン・サポート事業」を開始 葬儀や納骨に関する不安を解消

神戸市は、超高齢化や少子化、非婚化などの社会経済情勢の変化を背景に、高齢者の葬儀や納骨に関する不安を解消するための新たな取り組みを開始します。

2024年6月3日より、「エンディングプラン・サポート事業」の相談受付が始まります。

この事業は、頼れる身寄りがなく、生活にゆとりがない高齢者を対象に、生前の葬儀や納骨の予約手続きを市が支援するものです。

この事業の概要は以下の通りです。

まず、相談を受け付け、生活状況と希望者のリビングウィル(生前の意思)を確認します

次に、本事業に協力する葬祭事業者の情報を提供し、相談者と葬祭事業者との間で希望する葬儀や納骨について合意が得られれば、市の相談員立ち合いのもとで生前契約(死後事務委任契約)を結びます。

必要な費用は葬祭事業者に預託し、市は定期的に預託金の保管状況を確認します。

本人が亡くなった際には、契約に基づく葬儀・納骨が行われ、市はその履行確認を行います。

対象となる市民は、概ね65歳以上のひとり暮らしで頼れる身寄りがいない方、または親族がいても支援が期待できない方です。

さらに、年収230万円以下、預貯金230万円以下、所有固定資産の評価額500万円以下の所得制限を満たす必要があります。

生活保護を受給している方は対象外です。

葬儀・納骨に関する契約内容は、原則として36万円までの費用で行われますが、葬儀内容の拡充を希望する場合は追加費用が必要です。

相談窓口は市役所1号館20階の健康局斎園管理課内に設置され、相談受付は平日の9時から17時まで行われます。

事前に電話、Eメール、またはFAXで予約が必要です。

専用電話番号は078-322-5086、Eメールはeskobe@office.city.kobe.lg.jp、FAXは078-322-6632です。

この新たな取り組みにより、神戸市は高齢者が安心して生活できる環境を整えることを目指しています。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 神戸市が高齢者向け「エンディングプラン・サポート事業」を開始 葬儀や納骨に関する不安を解消