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今回、筆者もこの方法論で板橋区に出かけます。
地域独自決済への参加自体は初めてではなく、2023年11月に「えどPay」に挑みました。
江戸川区には用はないものの、1日券を活用し足を延ばしています。
1万5,000円支払って得た1万8,000円のチャージ分を、もっぱら「コモディイイダ」でしっかり(無理せず)使い切りました。
この成功体験も活かします。
えどPayにはポイントはなく、残高にあらかじめプレミアがつく方式でした(デジタル商品券の独自決済化)。
2024年6・7月は、隣接する練馬区でPayPay20%還元を実施しています。
これが終了すると、8月はいたばしPayの出番です。
いたばしPayの説明の前に、「夏のいたPayまつり」20%還元の概要を見てみます。
・期間…2024年8月1日から8月31日(予算達成による早期終了あり)
・還元率…20%(中小企業)、5%(大企業)
・還元上限…1万(20%還元のお店のみで買い物した場合、5万円の決済で満額)
・ポイント付与時期…2024年9月15日
・注意事項…ポイント充当払いは還元なし(ポイント併用払いの場合も併用部分には還元なし)
画像元:いたばしPay
キャンペーンによるポイントが失効するのは通常ルール通り1年後の年末なので、東京に旅行で来た人でもない限り、ポイント利用の方法まで真剣に考えなくてもよさそうです。
とにかく8月の1か月間、可能な範囲で多く使えばいいでしょう。
そして大企業より、中小企業店舗のほうが圧倒的に得になります。
もちろん大企業店舗も、「ドラッグストアでの買い物を思い出した」などというときには役立つでしょう。
コンビニも一部対象になっているお店があります。
いたばしPay自体は、板橋区の加盟店で常時使える決済です。
ただし通常時(2025年2月28日までのキャンペーン)の還元率は1%で、決して目立つものではありませんし、よそから出向いて使うほど高価値でもありません。
20%のキャンペーンで使い尽くしてこそ意義のある決済でしょう。
なお、通常の還元と合わせて21%ではなく、20%還元です。
いたばしPayの使い方を見てみます。
筆者もいたばしPayアプリをインストールしてみました。
メールアドレスとパスワード設定だけで始められますが、チャージするためには電話番号登録が必要です。
残高(コイン)をチャージする必要がありますが、チャージの方法は現金のみ、それも2種類です。
・チャージ機
・セブン銀行ATM
住民でない筆者が事前に準備するためには、セブン銀行しかありません。
セブン銀行ATMの「チャージ」から「QRチャージ」を選択するとQRコードが表示されます。
このQRコードを、いたばしPayアプリの「チャージ」「セブン銀行」から進んだ先の画面で読み取り、表示される企業番号をATMに入力します。
セブン銀行ATMでは多くのQRコード決済その他にチャージが可能ですが、いたばしPayも同様で、格別変わった部分はありません。
いたばしPayの場合、ポイントが付くのは決済時の20%のみです。チャージの際には付きませし、クレジットカードからのチャージもありません。
画像元:いたばしPay
いたばしPayは、店舗のQRコードを読み取る「ユーザースキャン」方式です。
読み取って金額を自分で入力し、内容を店舗スタッフに確認してもらって支払いを実行します。
日頃からPayPayを小規模店舗で使っている人にとっては、難しいことは一切ありません。
いたばしPayの使えるお店はアプリで探せます。
駅別、カテゴリ別に探せるのが助かります。
キャンペーン中は中小企業店舗か(20%)大企業店舗か(5%)が大きな違いとなりますが、通常時は区別に意味がないためか、アプリではこの違いは表示されません。
とはいえスーパーを例に取れば、「マルエツ」や「コモディイイダ」「オーケー」「サミット」「西友」等はいずれも大企業で5%還元のはずです。
ベルクスやスーパーみらべるは、他区でのPayPay還元も対象になっているので、20%還元でしょう。
板橋区にはあまり大きな街はありません。
商店街ではハッピーロード大山など有名ですが、ここに行くためには東武東上線に乗る必要があり、別途交通費が発生します。
街歩きを楽しむ季節でもないので、優先度が自然と下がります。
JRまたは地下鉄の1日券を使います。
・JR東日本「都区内パス」(760円)
・都営まるごときっぷ(700円)
・都営地下鉄夏のワンデーパス(500円 ※ 土日とお盆。地下鉄のみ乗車可)
6月・7月の練馬区(PayPay)もまったく同じなのですが、地元以外での還元に取り組む心構えです。
30%還元だとかなり熱が入るのですが、20%還元の場合、気合を入れすぎることはしません。
少額の利益になれば十分です。
いたばしPayの場合、ポイントを使いに行く際も同様の方法論を採ります。
食事もするでしょうが、最終目的はスーパーです。
1日券で行ける次のお店をターゲットにします。
恐らく20%還元で、駅チカの店舗です。
・ベルクス浮間舟渡店
・よしやセーヌ仲宿店(板橋区役所)
・Santoku志村店(志村坂上)
・スーパーみらべる蓮根店
ベルクスは足立区・墨田区のPayPay還元で筆者が毎年数回訪れているスーパーで、非常に気に入っています。
浮間舟渡は東京の外れですが、1日券があれば行けてしまいます。
そして、都営三田線沿線に3つ還元スーパーが見つかりました。
みらべるは蓮根駅前ですから、この季節も安心です。
このスーパーは、北区・練馬区の還元でお世話になっています。
他に有楽町線の小竹向原(いさみ屋というスーパーがある)も候補ですが、東京メトロのため例外にしたいと思います。
ただ、たまに都営・メトロ共通1日券(900円)も買うので、可能性は残しておきます。
板橋区の独自決済「いたばしPay」を1から研究しました。
手の内に入ったので、8月は4~5回程度出向きました。
用事のある際に出かけるスタンスですが、都営地下鉄の500円パスのある土日とお盆は、板橋区までわざわざ出かけるようにもしました。
今後も20%還元はあると思うので、今回学んでまた次に活かしたく思います。
最後の1週間となりましたが、まだ上限に達していません。
ポイント付与時期と、利用期間も確認してください。
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