20代・30代の保険加入傾向が明らかに 生命保険の6種類に関するアンケート調査結果
株式会社エイチームのグループ会社であるエイチームフィナジーは、生命保険の6種類に関するアンケート調査結果を発表しました。
この調査は、保険比較・FP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」を通じて実施されました。
調査結果によると、医療保険、女性保険、がん保険のいずれも、20代から30代の若年層での加入が目立つことが明らかになりました。
医療保険については、現在加入している375名の回答者のうち、20代で加入した人が約30.9%、30代で加入した人が約28.3%となり、半数以上が30代までに加入していることがわかりました。
また、医療保険のタイプとしては、掛け捨て型が約61.1%を占めています。
女性保険に関しては、61名の回答者のうち、20代で加入した人が約37.7%、30代で加入した人が約39.3%と、両年代でほぼ同じ割合となりました。女性保険も掛け捨て型が約59%と過半数を占めています。
がん保険については、252名の回答者のうち、20代で加入した人が約27.8%、30代で約27.4%、40代で約23.0%と、比較的幅広い年齢層で加入している傾向が見られました。
がん保険の保険期間については、終身型を選択した人が約62.7%と多数を占めています。
エイチームフィナジーの担当者は、
「ライフイベントが起きやすい20代~30代に加入している傾向が見られました。自分自身のライフステージの変化や家庭環境の変化によって必要な保障内容に変化していることがあります。そのため、生命保険は加入後も定期的に保障内容を見直すことが大切です」
とコメントしています。
また、自分や家族にとって必要な保障内容がわからない場合は、ファイナンシャルプランナーへの相談をおすすめしているとのことです。
この調査は、20~70歳の男女908名を対象に、2024年4月8日~9日にインターネットを通じて実施されました。調査機関はFastaskが担当しています。
今回の調査結果は、若年層の保険加入傾向を明らかにするとともに、ライフステージの変化に応じた保険の見直しの重要性を示唆しています。消費者にとっては、自身の状況に合わせた適切な保険選びの参考になるでしょう。