「将来支給される年金額では足りない」75% フリーランスの約半数が国民年金制度に不安を感じている調査結果
GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE byGMO」は、フリーランスの老後資金に関する調査結果を発表しました。この調査は、同サービスに登録しているユーザー563名を対象に実施されました。
調査結果によると、フリーランスの約半数(50.3%)が国民年金制度に不安を感じていることが明らかになりました。不安を感じる主な理由として、「将来支給される年金額では足りない」(75.6%)が最も多く挙げられました。
一方で、老後資金の蓄えがあると回答した人は全体の21%でした。
その中で、必要と思う老後資金の31~50%程度を蓄えている人が最多(25.4%)となりました。
注目すべきは、老後資金の蓄え方として「株式・投資信託等(NISAなど)」を選択した人が62.7%と最も多かった点です。これは、2024年1月からスタートした「新NISA」の影響も考えられます。
また、現在検討されている国民年金の保険料納付期間を40年から45年に延長する案について、74.2%が「適切と思わない」と回答しました。
その理由として、「払う期間が長くなっても、返ってくる金額は低いと感じる」「現状でも払う期間が長いと感じる。さらに長くなったら年金を受け取りづらくなるだけ」といった意見が挙げられました。
この調査結果は、フリーランスの老後設計に関する課題を浮き彫りにしています。国民年金制度への不安が高まる中、株式投資などの自助努力による資産形成が注目されていることがわかります。
一方で、年金制度の改革案に対しては慎重な意見が多く、フリーランスの実情に即した制度設計が求められていると言えるでしょう。
今後、フリーランスの増加が予想される中、老後資金の確保や年金制度の在り方について、さらなる議論と対策が必要となりそうです。フリーランスの経済的安定と持続可能な社会保障制度の構築に向けて、官民一体となった取り組みが求められています。
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