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猛暑を通り越して、酷暑という言葉が当たり前に使われるようになるとさえ予想されている今年の夏。
外での活動をできるだけ控えるようにと、天気予報のキャスターが連日のように注意喚起しています。
そうはいっても夏休みやお盆休みのシーズンとなれば、自宅でずっと過ごすというわけにはいきませんよね。
そこで今回は「リーズナブルな涼しいスポット」をテーマに、できるだけお金をかけずに涼しく快適に楽しめるスポット【関西版】を紹介していきます。
大阪の万博記念公園内にある国立民族学博物館。
「みんぱく」という愛称で呼ばれ、今年(2024年)、創設50周年を迎えました。
博物館施設の規模では世界最大級の民俗博物館となっており、展示物・資料は約1万2,000点。じっくり見ていると一度では回りきれないという声も聞かれるほど、非常に充実した内容になっています。
≪画像元:国立民族学博物館≫
所在地:大阪府吹田市千里万博公園10-1
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の水曜日)、年末年始
観覧料:一般580円、大学生250円、満65歳以上の方490円、
高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方(付添者1名を含む)は無料
・ オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジア、東アジア(朝鮮半島の文化/中国地域の文化)、中央・北アジア、東アジア(アイヌの文化/日本の文化)といったエリア別の民族・文化に関する展示が充実
・ 各地域の民族衣装、婚礼衣装、装飾品、暮らしの道具、玩具、硬貨、葬儀や祭礼などに使われる仮面、楽器などの展示
・ 展示資料がどのような場所で、どのような人々によって、どのように使われているかを映像と音声で詳しく解説する携帯型の展示解説装置「みんぱく電子ガイド」(貸出無料)
・ 特別展示、企画展示、ワークショップ、映画会など充実したイベント
・ 博物館のコレクションをモチーフにしたオリジナルグッズ、民俗学に関連した出版物、CD、世界各地から取り寄せた多彩な民芸品など充実した品ぞろえのミュージアム・ショップ
「住まい」をテーマにし、大阪の暮らしや町づくりの歴史を学べる施設「大阪くらしの今昔館」。
9階では江戸時代の町並みを実物大で再現、8階では明治・大正・昭和の町や暮らしなどを模型や資料で詳しく紹介しています。
2021年に20周年を迎え、それまでの入館者数は約542万人という幅広い世代に人気の施設となっています。
≪画像元:大阪くらしの今昔館≫
所在地:大阪府大阪市北区天神橋6-4-20住まい情報センタービル8階
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始 ※休館日は変更される場合あり
入館料:一般600円、高校生・大学生300円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上の方・障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料
※企画展に入場する場合は別途料金が必要(常設展+企画展のセット券あり)
・ 天保年間(1830年代)の大坂の町家を実物大で再現した「なにわ町家の歳時記」
・ 季節の年中行事やまつりを映像で楽しめる風呂屋シアター(約20分)
・ 明治、大正、昭和の大阪のまち、住まいと暮らしを展示した「モダン大阪パノラマ遊覧」
・ 住まい劇場「あの日 あの家―ある家族の住み替え物語―」(約20分)
・ 約2か月程度で入れ替わる様々な内容の企画展
阪神淡路大震災をきっかけに、防災や減災に関する知識、災害に強いまちづくり、ひとりひとりが行うべき備えなどについて展示・映像などで紹介している「人と防災未来センター」。
大地震のすさまじさを伝える映像や震災直後のまち並みを再現したジオラマ、震災が起きたときに何をすべきかを学ぶ「ミッションルーム」や「クエスチョンキューブ」など、非常に充実した内容となっています。
≪画像元:人と防災未来センター≫
所在地:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
開館時間:9:30~17:30(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始
入館料:
・ 西館と東館 … おとな600円、大学生450円、70歳以上300円
・ 東館のみ … おとな300円、大学生200円、70歳以上150円
・ 高校生以下は無料
・ 毎月17日は入館無料(17日が休館日の場合は翌18日)
・ 地震破壊のすさまじさを迫力ある大型映像と音響で体感できる「17シアター」
・ 震災直後のまち並みをジオラマ模型でリアルに再現した「震災直後のまち」
・ 復興に至るまでのまちと人を新たな課題とともにドラマで紹介する「大震災ホール」
・ オリジナル映像作品「にげよう―大切な命を守るために―(語り:下野紘)」上映する「こころのシアター」
・ 地震や津波、風水害の現場を360°広がるVR映像と音声で体験できる「ハザードVRポート」
・ リアルに再現された住居やコンビニで、自ら状況を判断して避難行動に繋げるトレーニングを行う「ミッションルーム」や、災害時の様々な場面を体験できる映像空間でクイズに答え、命を守る最善の行動力を身につける「クエスチョンキューブ」
下水道の役割や仕組みを楽しく学べる施設「大阪市下水道科学館」。
知っているようで実は良く理解していなかった下水道の仕組みが分かりやすく紹介されています。
シアター、タッチパネル、プロジェクションマッピングなどを使い、きれいで立体的な映像で楽しめるのも見どころのひとつです。
≪画像元:大阪市下水道科学館≫
所在地:大阪府大阪市此花区高見1-2-53
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週水曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
入館料:無料
・ 「下水道ってなに?」「よごれた水はどこへいくの?」「どうやって水をきれいにしているの?」など、下水道の役割や仕組みを分かりやすく紹介
・ 水がきれいになっていく世界を体感できるプロジェクションマッピング
・ 淀川の景色や、大阪城の特大サイズのマンホールの蓋などの撮影スポットがあるサンルーム
・ 下水道にまつわる大阪の企業の技術や取り組みをタッチパネルや映像で紹介
・ クイズやゲームをしながら、下水道の仕組みや取り組みを学べる
「桜の通り抜け」でおなじみの造幣局。
その構内にある「造幣博物館」では、創業当時の造幣局の様子や貨幣の製造、当時使用されていた機械、これまでの貨幣や各国の貨幣、日本で開催されたオリンピック・パラリンピックのメダルなどが紹介・展示されています。
また、千両箱や金塊・銀塊などに直接触れられる体験コーナーも人気となっています。
≪画像元:造幣博物館≫
所在地:大阪府大阪市北区天満1-1-79
開館時間:9:00~16:45(入館は16:00まで)
休館日:毎月第3水曜日、年末年始、「桜の通り抜け」開催期間
入館料:無料
※1グループ9名までは予約不要
・ 造幣局の創業当時の様子などの映像を、模型や照明の演出で分かりやすく紹介する映像シアター
・ 明治時代につくられた天秤やガス燈、手まわし計数機、日本で初めて導入された洋式帳簿などを展示
・ 千両箱、貨幣袋、金塊・銀塊などを触ることができる体験コーナー
・ 日本で開催されたオリンピック・パラリンピックの入賞メダル、国民栄養賞盾などの展示
・ 古代に作られた中国貨幣をはじめ、富本銭、和同開珎、皇朝十二銭、豊臣・徳川時代の大判・小判、明治時代の金・銀貨幣、さらに記念貨幣や世界各国の貨幣の立体展示
・ 創業当時の明治時代に使われたトネリエ圧印機(フランス製)、ウールホルン圧印機(ドイツ製)の屋外展示
古代から現代まで世界62か国、2万5,000点を超える貯金箱を収蔵する「尼崎信用金庫 世界の貯金箱博物館」。
自宅にあったもの、いただきもの、職員が旅行や視察の都度見つけたものなどが集まり、たくさんの貯金箱を随時収集。
反映される時代背景や美術・骨董品として鑑賞価値の高いものなど、貯金箱という品物を通してさまざまな文化が見えてくるユニークな博物館となっています。
≪画像元:尼崎信用金庫 世界の貯金箱博物館≫
所在地:兵庫県尼崎市西本町北通3-93
開館時間:10:00~16:00
休館日:月曜日・祝休日(土曜日・日曜日と重なる場合は開館)
入館料:無料
・ 歴史資料的にも芸術的にも貴重な貯金箱の展示
・ ユーモアたっぷりの動きを見せるカラクリ貯金箱
・ 地元球団である阪神タイガースにちなんだトラの貯金箱
・ 約400点の様々な貯金箱を一気に見ることができる貯金箱ランド
・ 前本店の金庫室を改造した日本の貯金箱の展示室
・ 1か月ごとに入れ替わるユニークな貯金箱の特別展
「キレイ」と「おいしい」の2つを楽しむことができる「ダスキンミュージアム」。
ミスタードーナツの歴史やドーナツづくりを体験できる「ミスドミュージアム」と、掃除に関する様々な商品や体感ゲームなどで楽しめる「おそうじ館」の2つのスペースが用意されています。
一部の体験は要予約や有料となっているものがありますので、必ず下記の公式サイトで事前にご確認ください。
≪画像元:ダスキンミュージアム≫
所在地:大阪府吹田市芳野町5-32
開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日が休館)、お盆期間、年末年始
入館料:無料 ※一部の体験は有料
《ミスドミュージアム》
・ 懐かしさを感じる商品や店舗デザイン、オリジナルグッズやユニフォームなどを展示している「ミスタードーナツヒストリー」
・ 1号店から最新ショップまで、これまでにオープンした全2,000店舗以上を写真で展示している「わたしのミスタードーナツショップ」
・ ドーナツ作りを体験できる「ドーナツキッチン(事前申し込みによる抽選制)」、世界でひとつのオリジナルトッピングを体験できる「ドーナツボールトッピング体験(当日受付制)」
《おそうじ館》
・ 戦闘機でミクロの世界にワープし、迫りくるハウスダストをシューティングで撃退していく「体験型シアターアトラクション ダスキンダストバスターズ(当日受付制)」
・ 掃除に関する歴史や道具の数々、ダスキンの歴代商品なども展示した「おそうじヒストリー」
・ 「ホコリの見える化体験」「すみずみおそうじ体験」など、実際に見て触って体験できる「おそうじスタジオ」
「びわ湖のすべてを感じるミュージアム」をコンセプトに、琵琶湖に関する歴史、生態系、人々の暮らしなどを分かりやすく紹介している「琵琶湖博物館」。
約440万年前に生まれた世界有数の古代湖であり、日本一の面積を誇る湖としても知られる琵琶湖の様々な情報を学ぶことができます。
国内最大級の淡水生物の水族展示やリアリティのあるジオラマ、地域の食材を使ったレストランやユニークなオリジナルアイテムが並ぶミュージアムショップなど、見どころの多い施設となっています。
≪画像元:琵琶湖博物館≫
所在地:滋賀県草津市下物町1091
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館)、その他臨時休館あり
観覧料:
《常設展示》
一般800円、高校生・大学生450円、小学生・中学生は無料
《企画展示》
一般300円、高校生・大学生240円、小学生・中学生150円
・ リアリティのあるジオラマ、模型、映像などを駆使した展示物
・ 展示面積が約2,000平方メートルに及ぶ国内最大級の淡水生物の水族展示
・ 動物や植物、岩石などの標本を顕微鏡で観察したり、観察しながら実際にスケッチしたり、おとなが楽しめる空間「おとなのディスカバリー」
・ ミュージアムレストラン「にほのうみ」では、近江牛や湖の幸を使ったメニューが充実
・ ビワコオオナマズやビワマスのオリジナルアイテム、人気キャラクターとのコラボグッズなど幅広い商品が販売されている「ミュージアムショップ おいでや」
大阪城公園のすぐ近くにある「大阪歴史博物館」。
大阪城天守閣とのセット券も販売されているため、大阪の歴史をしっかり学びたいという方にはオススメのお得なチケットとなっています。
時代別・テーマごとに分かりやすく詳細に紹介されている展示物、ミニチュア模型や等身大で再現されたまちなみ、原寸大に再現された発掘現場なども見ることができます。
≪画像元:大阪歴史博物館≫
所在地:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
常設展示観覧料:おとな600円、高校生・大学生400円、中学生以下は無料
※大阪城天守閣とのセット券はおとな1,000円
・ 古代、中世近世、歴史を掘る、近代現代をテーマごとに分かりやすく紹介・展示
・ 「天下の台所」と呼ばれた大坂の町のミニチュア模型
・ 大正末期~昭和初期の心斎橋筋、道頓堀などの街角を等身大でリアルに再現
・ 博物館の図録やグッズ、伝統工芸品などが販売されている「ミュージアムショップ ジパング」
・ 「泉州の海鮮宝石箱」「河内のうなぎ御膳」など摂河泉料理の数々を揃えたレストラン「ランチのジャポニカ」
インスタントラーメン発祥の地である大阪池田。
安藤百福はこの場所で研究を重ね、世界で初めてのインスタントラーメンである「チキンラーメン」を誕生させました。
そんな記念すべきエリアに建てられた「カップヌードルミュージアム大阪池田」には、インスタントラーメン発明のエピソードや歴史の紹介、安藤百福の軌跡、約800種類の商品パッケージの展示、手作りできる工房(有料)なども用意されています。
≪画像元:カップヌードルミュージアム大阪池田≫
所在地:大阪府池田市満寿美町8-25
開館時間:9:30~16:30(入館は15:30まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
入館料:無料 ※混雑状況によっては待ち時間が発生する可能性あり
・ 「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を忠実に再現
・ インスタントラーメン発明のエピソード、発展の歴史などを紹介した「安藤百福とインスタントラーメン物語」
・ カップヌードルの秘密を大型映像で分かりやすく紹介している「カップヌードルドラマシアター」
・ インスタントラーメンが発展していく様子を約800種類のパッケージで表現した「インスタントラーメン・トンネル」
・ 「チキンラーメン」を手作りできる工房「チキンラーメンファクトリー(要予約・有料)」、世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作れる工房「マイカップヌードルファクトリー(要整理券・有料)」
≪画像元:ミュージアムぐるっとパス・関西2024≫
関西エリアで44の博物館・美術館が参加している「ミュージアムぐるっとパス・関西2024」。
参加施設の該当する年間約180の展覧会を、有効期限内に無料または割引料金でお得に利用できます。
今年から新たにデジタルパス版も導入。
手軽に便利にお得に博物館・美術館巡りができるようになっています。
販売期間:2024年4月1日(月)~2025年1月31日(金)
利用期間:2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)
利用有効期限:利用開始日を含む3か月間
※最終利用有効日は2025年3月31日(月)まで
利用回数の制限:利用有効期間中に各館1回利用可能。
無料入場と割引入場の両方が利用可能な施設では、それぞれ各1回利用可能
パスの種類:
《ぐるっとパス・関西2024(入場証&ガイド)》
従来から販売されてきた商品で、今年は入場証とガイド機能が1冊に集約された便利なパスです
価格1,200円
《デジタルぐるっとパス・関西2024》
今年新発売の商品で、スマートフォンの画面を利用し、取得したQRコードを窓口に提示するデジタルパスです(スタンプラリーには参加できません)
価格1,100円
発売場所(「ぐるっとパス・関西2024(入場証&ガイド)」):参加対象となっている44施設の販売窓口、丸善ジュンク堂書店、大垣書店、蔦屋書店、チケットぴあ、ローソンチケットなど(書店は販売している店舗をご確認ください)※デジタルパスは公式HPからご購入ください
特典:
・レストラン&カフェ割引、グッズ割引(協力の一部施設にて5~10%OFF)
・スタンプラリーに参加すると抽選で140名様にプレゼント進呈(「ぐるっとパス・関西2024(入場証&ガイド)」をご利用の方が対象)
日に日に厳しくなる暑さ。
子ども達にも「外で遊んでおいで」と言える気温ではありませんよね。
とはいえ、ずっと自宅で過ごすのも限界があります。
そんなとき、気晴らしに気軽に出かけられる涼しいスポットはとてもありがたい存在。
今年も猛暑の夏を乗り切るために、こういったリーズナブルで快適に過ごせる施設に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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