「LINE Pay」が2025年4月で終了 終了までのスケジュールと手続き、よくある質問・回答を紹介
現在スマホ決済で有名なのが「PayPay」ですが、それよりも早くスマホ決済のサービスを始めたのが「LINE Pay」です。
他のカードの決済がOliveフレキシブルペイでできるようになった! 1枚のカードで複数の決済が可能「支払いモード追加サービス」
親会社が合併してから「LINE Payがなくなるのでは」と噂されていましたが、それが現実になりそうです。
「LINE Pay」が2025年4月30日に終了
日本国内におけるモバイル送金（送付）・決済サービス「LINE Pay」は、2025年4月30日（水）までに順次終了の予定です。
国内の送金・決済サービス領域は「PayPay」に一本化されます。
タイ・台湾の「LINE Pay」は対象外で、サービスは継続します。
終了サービス・スケジュールを案内
LINE Payユーザーにとっては、どのサービスがいつ終わるのか気になるでしょう。
まだ確定ではありませんが、現時点で終了対象となるサービスと、スケジュールについて時系列に沿って案内します。
【9月上旬～2025年4月下旬】LINE Pay残高を利用したサービスが順次終了
LINE Pay残高は、コンビニや銀行からチャージ可能なほか、友だちなどからもらうこともできます。
支払いや送金など、幅広い使い道があります。
【2024年9月上旬】LINE Pay残高を利用した送金・送付が終了
2024年9月上旬をもって、LINE Pay残高を利用した送金・送付が終了します。
トーク上のリンク、「+」ボタンからの送金・送付サービスも終了です。
【2025年1月下旬】LINEプリペ（Visa）の利用終了
カードの有効期限にかかわらず、2025年1月下旬をもって「LINEプリペ（Visa）」のタッチ決済・オンライン支払いは利用できなくなります。
Visaのタッチ決済3%還元キャンペーン、
スマホ登録でのタッチ支払いの継続利用
については、別途案内予定です。
【2025年3月下旬】残高チャージが終了
2025年3月下旬をもって、銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ファミリーマートマルチコピー機を使った、LINE Pay残高チャージが終了します。
銀行によりチャージの終了時期は異なる場合がありますので、お使いの口座の銀行で確認するといいでしょう。
【2025年4月下旬】LINE Pay残高を利用した全サービスが終了
LINE Pay加盟店利用
PayPay加盟店でのLINE Pay利用
台湾・タイでのクレジットカードを登録した利用
オンラインでの利用
継続課金設定
LINE Pay請求書支払い
銀行振込サービス
出金サービス
は、2025年4月下旬をもって利用できなくなります。
月額課金サービスの利用者は、反映されるまでに2～3か月かかるる場合もあるため、支払い方法を早めに変更してください。
また、2024年12月下旬の本人確認サービスの終了以降、本人確認していない利用者は銀行振込サービス、出金サービスを利用できません。
【2025年4月下旬以降】LINEクレカのサービスが終了
Visa LINE Payクレジットカード（LINEクレカ）は、LINE Payと三井住友カードで発行するクレジットカードです。
クレジットカードですのでLINE Pay残高が必要ありません。
カードショッピングで1%分のLINEポイントが還元されます。
「LINEクレカ（P+）」は、カードショッピングの還元率が0.5%です。
しかし、事前にLINE Pay残高をチャージしなくてもLINE Payで支払い可能な「チャージ＆ペイ」で5%還元と、LINE Pay（コード支払い）利用者にとってはおいしいカードです。
【2025年4月下旬以降】カードでの支払い・チャージ＆ペイが終了
2025年4月まではサービスを継続します。
2025年4月下旬以降は、カードの有効期限までカードでの支払いを利用可能です。
チャージ＆ペイについては、カードの有効期限にかかわらず2025年4月下旬に終了します。
ポイント還元や特典の変更などが、この間にあるかもしれません。
【7月下旬～2025年4月下旬】LINE Pay残高、LINEクレカ以外のサービスが終了
LINE Payのサービスは、スマホ決済やクレカだけではありません。
ここからは、LINE Pay残高、LINEクレカ以外のサービスを見ましょう。
【7月下旬】LINE Pay特典クーポンの利用不可
7月下旬、LINE Pay特典クーポンのダウンロードおよび利用ができなくなります。
ちなみに「LINEクーポン」とは別物で、LINEクーポンは引き続き利用可能です。
【11月下旬】LINE Payのアカウント開設・LINE Payアプリが終了
11月下旬、LINE Payのアカウント開設が終了します。
2024年12月以降は、誤ってLINE Payアカウントを解約した場合や、LINEの引き継ぎを失敗した場合も、LINE Payアカウントの新規開設はできません。
くれぐれも注意してください。
また、2024年11月下旬、LINE Payアプリのダウンロード、利用もできなくなります。
LINE Payアプリが終了しても、「LINEアプリ」のウォレットからLINE Payを利用することは可能です。
【12月下旬】本人確認の終了
2024年12月下旬以降は、LINE Payでの本人確認ができません。
銀行振込サービス、出金サービスの利用には本人確認が必要です。
これらのサービスを利用予定の人は、忘れず本人確認しましょう。
【2025年4月下旬】履歴閲覧・家計簿アプリ連携が終了
2025年4月下旬をもって、支払い履歴、入出金履歴、送金・送金依頼履歴、利用レポートの閲覧ができなくなります。
また、各種家計簿アプリとの連携、各種家計簿アプリでのLINE Payの利用明細も参照できません。
LINE Payサービス終了に関するよくある質問
サービスが終了するときは、いろいろな後片付けをしなければなりません。
LINE Payはさまざまなサービスを展開しているだけに、後片付けも大変そうです。
スムーズに後片付けできるように、サービス終了に関するよくある質問を、回答とともにまとめました。
LINE Payの残高はどうすればいいの？
LINE Payの残高には、「LINE Pay残高」「LINE Payライト残高」の2種類があります。
LINE Pay残高（LINE Money）では可能なチャージ、出金、銀行振込が、LINE Payライト残高ではできません。
LINE Payライト残高は、コード支払い（2025年4月下旬まで）や送付・送金（9月下旬まで）に利用してください。
ちなみに、銀行振込サービス、出金サービスの利用には本人確認が必要です。
2024年12月下旬までに本人確認してください。
使い切れなかったLINE Payの残高はどうなるの？
使い切れないLINE Pay残高、LINE Payライト残高は、PayPay残高に移行できるようになる予定です。
2025年2月末頃まで、特設サイトにて詳細が発表されます。
PayPayを利用しない人は、LINEアカウントの種類にかかわらず、2025年5月以降に返金される予定です。
LINEポイントはどうなるの？
LINEポイントとLINE Payの残高は関係ありません。
LINEポイントは、これまでと同様に使えます。
PayPayユーザーなら、PayPayポイントに交換してもいいでしょう。
高還元カードの代役探しは急務
最近ではさほど目立っていなかったLINE Payでしたが、LINEプリペ（Visa）のタッチ決済で3%還元は地味においしかったものです。
こちらも終了しますので、LINEプリペ（Visa）の代役探しが急務となりますね。
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