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楽天経済圏の中でも、お金の流れの中心にありポイント還元の要でもある楽天カードがポイント還元の改定が発表されました。
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楽天カードから携帯電話料金や保険料、NHK受信料を精算した際のポイント還元率が8月よりダウンします。
ただし、携帯電話料金など一部対象外のサービスもあり、チェックが必要です。
ここでは、楽天カードから携帯電話料金や保険料、NHK受信料を精算した際の変更点と注意事項をまとめて紹介します。
楽天カードを利用して精算した場合の還元率が8月1日より変更となります。
1%(100円につき1ポイント付与)
携帯電話料金0.5%、保険料0.5%(200円につき1ポイント付与)
NHK受信料0.2%(500円につき1ポイント付与)
【携帯電話料金の改定】
大手スマホ通信キャリア3社の他UQ mobile、Y!mobile、povo等、主要格安SIMのIIJmio、イオンモバイル等は、軒並みその対象となります。ただし、楽天モバイル(楽天グループサービス)は、楽天ポイント付与ルールに変更なしとなります。
変更対象となる通信キャリアの中には、NUROモバイル(ソニーグループ)などもあり、事前の確認をしておくとよいでしょう。
大手通信キャリアで展開しているスマホ料金と一緒にスマホから購入した商品やサブスクリプション料金を後払いできる「合算払い」も、ポイント改定の対象となりポイント還元率は0.5%にダウンします。
生命保険、損害保険のほか、傷害保険、医療保険など第三分野の保険がポイント付与変更の対象となります。
個人保険契約保有数ランキングの上位であるアフラック、メットライフ生命、朝日生命など国内主要保険会社は改定の対象となっています。ただし、楽天モバイルや楽天生命等の楽天グループサービスは、楽天ポイント付与ルールに変更なしとなります。ただし、国内大手である太陽生命、明治安田生命等は発表の中に含まれておらず、確認が必要です。
参照:楽天カード 公式発表「カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先」
楽天カードでは、2021年6月以降、電気、ガス、水道などの公共料金や国税・都道府県税、自動車税、固定資産税などの税金、国民年金保険料、Yahoo! 公金支払いのポイント還元率を1%から0.2%に変更になるなど、固定費に対して大幅なポイント改定を行ってきました。
利用料金が大きく、毎月発生する固定費なので携帯電話料金、保険料、NHK受信料のポイント改定はかなり大きな影響を与えます。
楽天カードは、カード会員数も増加し安定運用期に入っているような様子です。
ここ数年は、地味にポイント改悪の範囲を広げており、固定費に関しては今後もシビアに改悪が続くことが予想されます。
楽天ペイは、ポイント還元率の見直しが多く、使いやすさの幅が増えてサービスの拡大するとともに新規顧客の囲い込みに積極的です。
今後は、新規顧客増加を狙う楽天ペイと、顧客獲得に落ち着きを見せている楽天カードでは、ポイント還元率や還元方法に改良と改悪の差が出てきそうです。
楽天経済圏の中心である銀行、キャッシュレス決済、証券などの金融サービスを連携させておくことは、引き続き継続をしてもよいでしょう。
ただ、今回のような固定費などの1回で完結する支払いや毎月定常的に支払いの発生するものを楽天カードで支払う方法にについては、また変更がある可能性が高いです。
これからも小まめに情報をチェックしながら都度、支払方法の変更・見直しをしておくとよいでしょう。
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