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セゾンカードはすっかり魅力がなくなりました。
ローソンの「お試し引換券」が取れない。タイパ&コスパを考えて思いついたアノお店活用法
毎月お得が味わえた「セゾン・アメックス・キャッシュバック」も実質終了し、永久不滅ポイントの交換率も下がってしまったためです。
もともと基本の還元率が低いカードなので、目玉が消えるとさみしいものです。
ただ、セゾンを救う1枚があります。
Likeme by saison cardです。ライクミーと読みます。
ポイントのたまらないオートキャッシュバックカードなので、ポイント面への不満がありません。
そして、通常0.5%の還元率が1.0%であるため、キャッシュレス時代においては実に豊富な利用法が用意されています。
セゾンのオートキャッシュバックカード、Likemeを見ていきます。
今セゾンカードが欲しいのなら、真っ先に検討すべき1枚と考えます。
特にセゾンカードの場合、18歳なら高校生でも持てますので、最初のクレジットカードにもおすすめです。
しばしばカード名称の後ろに「Likeme♡」とハートマークが付くこのカード、明らかに女性ユーザー向けです。
カラーもパステル調ですが、男性もまったく気にする必要はないでしょう。
カード券面決済をせず(持ち歩かず)、スマホ決済でフル活用すればいいからです。
≪画像元:セゾンカード≫
セゾンカードの永久不滅ポイントは、ポイントが失効しないという画期的な仕組みで一世を風靡しました。
しかし今や、そんなポイントは珍しくなくなっています。
永久不滅ポイントは、共通ポイント等への交換率が落ちてしまい、今や曲がり角に立たされています。
この点、ポイントが最初から存在しない、1%オートキャッシュバックのカードなら、ポイントプログラム改悪の影響がまったくありません。
「ためる」「交換」の作業なく、常に利用額の1%分お得になるわけです。
月の利用額の1%が、次回の請求から控除される仕組みです。
「決済ごと100円単位」の計算である点、ややもの足りない部分もあります。
とはいえ現在、イオンカードなど「決済ごと200円」も普通であって、Likemeの計算方法は決して損というわけではありません。
Likemeはリアルカード(ブランドはMastercard)とデジタルカード(ブランドはJCB)が選べます。
ただセゾンの共通項として、デジタルカード(バーチャルカード)を選んでもプラスチックカードが送られてきます。
いずれにしても、パステルカラーのデザインカードです。
決して派手なデザインではないので、男性が持ち歩いてもそれほど違和感はないと思います。
ただ女性も含めて、カード券面はしまっておいてもいいのではないでしょうか。
実店舗ではApple PayまたはGoogle Pay、その他スマホ決済で便利に使えます。
Likeme独自の優待も多くありますが、オンラインで役立つものが多く揃っています。
1%還元と数字がいいので、公共料金の引落しやオンライン決済にも活用できます。
券面を持ち歩く理由はさほどないように思います。
デジタルカードを選んだ場合、スマホ上の券面を着せ替えできるので、持ち歩かなくても楽しめるでしょう。
セゾンカードの共通項ですが、ETCカードは年会費無料、発行手数料無料です。
さらにETCカード利用で1%還元になるのは、Likemeの大きなメリットです。
Likemeは海外旅行傷害保険付帯です。
一般論として、年会費無料のスタンダードカード付帯の保険の機能に、さして見るべきものはありません。
ですがLikemeの保険の内容は、比較的充実していて役立ちます。
次のとおりです。
・ 利用付帯(旅行代金のカード決済が必要)
・ 海外治療費 … 100万円
・ 賠償責任…2,000万円
・ 携行品損害 … 30万円
・ 救援者費用 … 100万円
特に治療費の上限を見ると、これだけで海外に行って万全、という内容ではありません。
それでも、これに加え最低クラスの保険商品に加入すれば、まったく問題ないものです。
現代では、クレジットカード直接決済よりも、いかに組み合わせて便利に使えるかが勝負です。
セゾンカードもサービス悪化が見られるものの、もともとキャッシュレスの組み合わせは悪いものではありません。
ただ、還元率(そしてそれを支えるポイント交換率)が低いと、せっかくのメリットも活かしづらくなります。
この点Likemeは、1%還元の強みがフルに生きます。紹介します。
モバイルSuicaにチャージできて1.0%の還元があるカードは貴重です。
なおAndroidユーザーの場合、さらにお得な「au PAYのSuica」をおすすめします(後述)。
QRコード決済のau PAYはチャージ式で、決済時に0.5%のポイント(Ponta)が付きます。
系列のau PAYカードでなくても、月5万円までクレジットチャージが可能です。
Likemeの出番で、チャージと利用で1.5%還元となります。
税金等の請求書払の際も、(国税を除き)決済時のポイントは付きませんが、チャージで還元があるのでお得な支払い方です。
Mastercard(とアメックス)はau PAYに必ずチャージできます。
JCB(とVISAは)はチャージ自体不可のカードが多いのですが、セゾンカードならOKです。
さらにAndroidユーザーなら、au PAYアプリ内でSuicaが使えます。
au PAY残高をSuicaにチャージする歳、0.5%のPontaが付くので、直接のSuicaチャージより得になります。
JALマイラーでなくてもJAL Payを使うと、さらにキャッシュレスの可能性が広がります。
JAL Payにもクレジットカードチャージができ、LikemeならデジタルカードのJCBがポイント対象になります。
さらにJAL Payを利用すると発行されるバーチャルカードがMastercardブランドで、ここから前述のau PAYにチャージできて、0.5%のマイルがたまります。
結果LikemeのJCBユーザーは、JAL Pay経由でau PAYまたはau PAYのSuicaを、2.0%の還元率(うち0.5%はマイル)で使えるわけです。
ファミペイもQRコード決済です。一部JCBカードからチャージ可能です。
ファミリーマート以外でもSmartcodeとタッチ決済(Apple Pay)、QUICPay+で決済できて、0.5%のファミペイボーナスがたまります。
税金を支払うにも向いています(決済時は、ファミペイボーナス10円)。
ただLikemeユーザーの場合、実店舗でQUICPayを主として使うことになるでしょうから、特にタッチ決済不可のAndroidユーザーの場合、ファミペイを一般の店舗で併用するのは難しそうです。
とはいえ、ファミリーマートで使う分にはQRコードですから、十分役立ちます。
Likemeのような、ポイントプログラムを持たないオートキャッシュバックカードにはこのようなものがあります。
・ P-oneカード
・ 三菱UFJ VIASOカード
ポケットカード発行のP-oneカードは還元率1.0%で、Likemeのライバルといえるでしょう。
上記2枚は、大きな入会キャンペーンをよく実施しています。
セゾンといえば永久不滅ポイントですが、このポイントプログラムと縁を切ったLikemeは、実に優秀です。
もともと可能性の多かったキャッシュレスアイテムとの組み合わせが、1%還元によって飛躍的に広がりました。
今度18歳になる子どももカードを作りたがっていましたので、男子ですがLikemeをすすめたく思います。
筆者も、入会キャンペーン等の機会があったら手に入れ、セゾンはこれ1枚にすると思います。
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