楽天ペイ・楽天Edy・楽天ポイント統合についてまとめ！いまさら聞けないスケジュールと楽天ポイント10倍特典、今後の展望
共通ポイントで最も使われているという楽天ポイント。
「ポイ活反対派」の主張に反論しつつ、効果的なポイ活を考えます。
アプリ化により便利さが増しましたが、楽天Edy、楽天ペイ、楽天カードがそれぞれアプリとなったことで、使い分けが困難に…
不便を解消し、金融サービスを強化するため、2024年には複数のアプリが統合されることが発表されました。
実際どう変わるのか？
今持ってる残高は？
そのような疑問を解消するために、こちらでまとめてみました。
発表の概要について
2024年4月18日に楽天グループから発表されたのは、「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」それぞれのアプリを楽天ペイに統合していく計画です。
既にアプリ同士の連携機能が使えていましたが、見た目が似ているので会計時に間違えて起動してしまったりややこしい状態でした。
なので統合自体はユーザーにとっては大歓迎ですが、
それぞれのアプリに貯まっている残高はどうなるの？
という不安が残ります。
現状ではあくまで「アプリの統合」とだけ発表されており、サービス自体の統合＝吸収・終了ではなさそうです。
よって正式なリリースはありませんが、残高や利用方法などについてはそのまま維持される見込みです。
「統合」という言葉だけが先行して、なくなってしまうのかと不安になってしまいましたがご安心ください。
統合の予定とその内容について
では今後どのような計画でアプリの統合が進むのか？ですが、2024年12月頃に「楽天ペイ」と「楽天ポイントカード」アプリが統合されます。
1番ややこしかった部分なので、少し先の話ですがこのアプリが１つになる利便性はかなり高いと考えます。
「楽天Edy」の統合については2025年頃となっており、そこまで大きな混乱なくじわじわ移行する計画のようです。
このニュースではオマケ程度の扱いでしたが、将来的には「楽天カード」の機能も新アプリに連携されるようで、本来であれば楽天カード側で行っていた操作である、明細確認、分割払いの申し込みなども新楽天ペイアプリで利用できるようになるようです。
楽天グループとしては「楽天ペイ」という電子マネーサービスでありながら、楽天関連の金融サービス全ての入り口として機能させ、楽天経済圏を更に拡大する事が今回の目的のようです。
新アプリを使っていて、銀行機能のメリット・お得さをアピールする事で新たに口座開設をする人を増やしたい思惑もありそうです。
お得なキャンペーンについて
このリリースが出た際に新たに「楽天ペイアプリ」の中で表示できる「楽天ポイントカード」＝バーコードを提示しての決済に対して、楽天ポイントが付与されるキャンペーンを開始しています。
6月3日までの間にエントリー→機能を利用する事で、
初めて使った人であれば全員が、
既に利用している人は抽選で1万名が
楽天ポイント10倍になる内容です。
さらに今夏からは、楽天ペイで誰でも最大1.5％還元になる旨の発表もありました。
従来であれば「楽天カード」を使って「楽天ペイ」に残高をチャージし、支払う事で合計最大1.5％還元という内容でしたが、方法に関わらずチャージ後に楽天ペイを利用すれば最大1.5％還元になると変更されました。
PayPayであれば設定条件が難易度高いPayPayステップを達成してようやく1.5％還元になるところ、チャージするだけで良いので大変お得になる楽天ペイ。
「普段の支払いは全てコレで良いじゃない！」と筆者も思いましたが、対象外となる店舗・サービス一覧が公表されており、「NewDays」や「オーケーストア」といったコンビニやスーパー、「コージーコーナー」や「吉野家」などメジャーな飲食店の一部店舗も対象外となっています。
個人店舗等であれば良さそうですが、思ったよりお得じゃないかも…？ということで続報を待ちましょう。
今後の楽天ペイのキャンペーンの予測
ここからは筆者の予測ですが、楽天ペイやポイントカードは他社の新規電子マネー、特にPayPay等に比べてお得なキャンペーンをあまりしない傾向があります。
これは新規サービスはとにかく利用者を増やすため「損して得取れ」のような初期投資で行っているからでしょうが、既に共通ポイントとしては盤石の位置にある楽天ポイントがあること、楽天モバイルが苦戦している事から今後も「楽天ペイ」としてはあまりお得なキャンペーンはしないのではないか？と予測しています。
今回の統合も、どちらかというと楽天グループ側の収益改善を見越した施策のようですので、過度な期待はせずに動向を見守りたいと思います。
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