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最近では、ネットショッピングやスマホ決済の普及で、物理カードは必ずしも必要ではありません。
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ネットショッピングやスマホ決済を多く使っている人にとって、物理カードは情報漏えいなどのリスク要因に過ぎないかもしれません。
そんな人に重宝されてきたのが「楽天バーチャルプリペイドカード」ですが、このサービスに動きがあるようです。
楽天バーチャルプリペイドカードは事前購入した金額まで使える、インターネット専用のプリペイドカードです。
楽天カード会員なら、誰でもいつでも「楽天e-NAVI」から購入できます。
楽天バーチャルプリペイドカード購入分に対して、0.2%分の楽天ポイントが還元されます。
ただし、物理カードがないバーチャルカードは、実店舗では利用できません。
楽天バーチャルプリペイドカードは他のプリペイドカードとは異なり、使い切りです。
使って残高が0円になっても、同じ番号のカードに再度チャージをすることはできません。
楽天バーチャルプリペイドカードの残高は、「楽天e-NAVI」にて確認できます。
1枚の楽天バーチャルプリペイドカードの上限は3万円(合算後は5万円)、1日に購入可能な金額は10万円です。
1つのアカウントで購入枚数に制限はありませんが、購入月の1年後の末日が有効期限ですので、買いすぎには注意しましょう。
楽天バーチャルプリペイドカードには、仮の番号が発行されます。
これにより、実際の楽天カードの番号が漏洩した場合でも、楽天バーチャルプリペイドカードが悪用されることはありません。
逆に、楽天バーチャルプリペイドカードの番号が漏えいした場合でも、使い切りですので被害は最小限ですし、楽天カードが悪用されることもありません。
そんな楽天バーチャルプリペイドカードですが、サービスを終了します。
6月3日10時をもって、楽天バーチャルプリペイドカードの新規購入ができなくなります。
購入した楽天バーチャルプリペイドカードが使えなくなるのは、7月1日10時です。
7月1日10時を過ぎると、未使用残高があっても利用できません。
注意したいのは、タイミングです。
7月1日10時までに、カード利用店舗から楽天カードへ、カード利用情報が到着しないといけません。
加盟店によってはカード利用情報の到着に時間がかかり、サービス終了前の利用にもかかわらず取引エラーとなる場合があります。
余裕をもって利用しましょう。
また、以下の利用ができませんので、注意してください。
Mastercardオンライン加盟店以外の加盟店
月額利用料金が発生する加盟店(公共料金、電話料金、インターネットプロバイダー、通信教育など)
チケット受取、ホテルの事前予約など、後日カードを提示する必要のある加盟店で楽天カードが利用不可と判断した一部加盟店
楽天Edy・Suica等の電子マネーへのチャージ
資金決済法第20条第1項に基づき、未使用の残高については払い戻しが予定されています。
どのように払い戻されるかはサービス終了後にアナウンスされるとのことです。
ちなみに、3年前に終了したライブ配信やライブ配信の視聴サービス「Rakuten LIVE」を例に、どのように払い戻されたか見てみましょう。
未使用の有料アイテム「メダル」は、以下のいずれかの方法で払い戻せました。
銀行口座振込(メルマネ)
楽天キャッシュ
メルマネとは口座名義とメールアドレスで振込可能な楽天銀行のサービスで、他行口座で受け取る際も追加手数料はかかりません。
通知メールが送信され、アクセスして手続きします。
楽天バーチャルプリペイドカードはサービス終了しますが、「楽天バーチャルプリペイドカードのサービス刷新準備」という記載もありました。
最近、楽天の金融サービスが楽天ペイに集約されつつあります。
楽天キャッシュと楽天Edyの残高も、相互に移行可能です。
もしかしたら、楽天キャッシュと絡めた新たなバーチャルカードが登場するかもしれません。
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