au PAYマーケットのポイント交換所(Ponta1.5倍増量)ルールが変更へ 最優遇されるのはau PAYゴールドカードホルダー

ネット通販のau PAYマーケットには、ポイント交換所というサービスがあります。

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Pontaポイントを最大1.5%に増量して買い物できます。

このサービスが2024年7月1日に変更されます。

携帯キャリアがauだと優遇され、そうでない方には不利になる内容です。

正確にはauユーザーであっても基本、交換上限は下がるため、改悪の部類でしょう。

見ていきます。

正確にはauユーザーであっても基本、交換上限は下がるため、改悪の部類

ポイント交換所とは

ポイントを1.5倍にする使い方は、毎月20日、ウエルシアのウエル活で有名ですが、Pontaにもあります。

auスマートパスプレミアム会員なら、現在、最大Ponta2,000ポイントを3,000ポイントにしたうえで、au PAYマーケットで使えます。

1,000ポイント(1,000円)増えるのですから大きなものです。

このルールが2024年7月1日に変わり、新たに「携帯キャリアがauか否か」「クレジットカードのau PAYカードがあるか」で交換できるポイント上限に差が出ます。

参照:au PAYマーケット ポイント交換所とは(スマホ専用

2024年6月までのルール

ポイント交換所のルールは常に変わってきましたが、現在は次のとおりです。

カッコ内は、交換前のPontaポイントの交換可能上限です。

・ 誰でも … 1.1倍(10万)

・ はじめてau PAYマーケットで買い物する場合 … 1.5倍(2,000)

・ auスマートパスプレミアム会員 … 1.2倍(2,000)

・ auスマートパスプレミアム会員で、前月購入あり … 1.5倍(2,000)

月額548円のauスマートパスプレミアムに加入し、au PAYマーケットを利用すると、次月からPontaポイントを1.5倍に増やせます

1.5倍にしたポイントはau PAYマーケット専用で、30日の有効期限があります。

買い物内容を決めてから、購入額を超えない範囲でポイント交換するのが賢い方法でした。

2024年7月からのルール

ポイント交換所のルールが変わり、au、UQモバイルユーザー、au PAYカードホルダーが優遇されます。

どちらでもない人だと、ポイント交換の上限が大きく下がります。

参照:au PAYマーケット


1.2倍は消滅、誰でも1.1倍は残る

auスマートパスプレミアム加入者(前月未購入者)のポイント1.2倍はなくなります

「誰でも1.1倍」は、最大10万ポイント交換可能のまま残ります。

こちらは、auのサービスに一切加入していない人でも利用できます。


auスマートパスプレミアム会員の場合

auスマートパスプレミアムは、携帯電話のキャリアがauでなくても加入できます。

メリットのひとつが、まさにこのポイント交換所です。

auスマートパスプレミアム会員の場合、2024年7月以降は、月の交換上限が次の通りとなります。

・ au PAYカードなし … 500

・ au PAYカードあり … 1,000

・ au PAYゴールドカードあり … 2,000

スタンダードのau PAYカードは、auユーザー以外でも年1回の利用があれば年会費無料のため、持っている人もいるでしょう。

いっぽう、年会費1万1,000円するau PAYゴールドカードを持つのは、キャリアがauでないならおすすめしません

ごく普通には、年会費の元が取れないでしょう。


au、UQモバイルユーザーの場合

povo2.0を除くau、UQモバイルユーザーは、auスマートパスプレミアム会員でなくても1.5倍のポイント交換ができるようになります

月の交換上限は、持っているau PAYカードの種類により変わります。

・ au PAYカードなし … 500

・ au PAYカードあり … 1,000

・ au PAYゴールドカードあり … 2,000


au PAYカードホルダーの場合

最後に、携帯電話がauでなく、auスマートパスプレミアム会員でもないが、au PAYカードを持っている人のケースです。

この人たちも、新たに交換可能となりました。

・ au PAYカード会員 … 500

・ au PAYゴールドカード会員 … 1,500


クレジットカード属性により整理すると

なかなか複雑ですが、整理します。

Pontaポイント1.5倍交換ができる理由が、auスマートパスプレミアムだけにあったのが、拡大されたわけです。

7月以降は、「携帯電話がauである」「au PAYカードを持っている」も、ポイント1.5倍交換できる理由となります

とはいえ、2,000ポイントを3,000ポイントに替えられるのは、7月以降はau PAYゴールドカードホルダーに限られることになります。

スタンダードのau PAYカードのホルダーは、交換上限は1,000が限界です。

そして、カード非ホルダーは、わずか500が限界です。


改悪に対処する

新しいルールはau、UQモバイルユーザー、およびau PAYカードユーザーが優遇されているのですが、実際にはau PAYゴールドカードホルダー以外の交換上限がすべて下がりました

月の交換上限500ポイントのケースも多々あります。

500ポイントは交換しても750ポイントであり、それほど得をした感がないかもしれません。

au PAYゴールドカードを持たず対抗するなら、次の方法しかないでしょう。

・ 月末に、最大限のポイント交換をする

・ 月が替わったら、また最大限のポイント交換をする

・ 2か月分のポイントで、au PAYマーケットを使う

交換したポイントは有効期限30日ですので、月をまたげば交換可能なポイントは倍になります。

非auユーザーには使いにくくなる?

au PAYマーケットのポイント交換所は、auとのかかわりあいの程度によるものの、交換上限がおおむね低下することになりました。

「キャリアがau」「au PAYカード所持」「auスマートパスプレミアム会員」という3つの属性のうち、最も重視されるのは、au PAYカード、実質はゴールドカードを持っているかどうかとなります。

au PAYゴールドカードは、非auなら通常持たないでしょう。

結局はauか、auでないかに関し差が大きくなったわけです。

非auの筆者は、auスマートパスプレミアムに再入会し、4か月続けてau PAYマーケットでお米を買いました。

再入会時に1回1,000円のクーポンがもらえたのが大きいのですが、Pontaポイント交換も毎回使っていました。

しかし加入し続けたとしても、今後は毎月500ポイントの交換が限界です。

使い切ったので4月末に退会したばかりですが、将来再加入の芽は残した上での決断です。

しかしよほど大きなクーポンが(再入会者に対して)発行されない限り、auスマートパスプレミアムに再び加入することはなさそうです。

auなら引き続き便利に

au利用者については、au PAYカードをゴールドに切り替えるかどうかを悩むところかもしれません。

ゴールドが欲しくないとしても、スタンダードのau PAYカードはあったほうがいいでしょう。

Pontaポイントがたまったら、月をまたいで2回交換することで、2,000ポイントを3,000ポイントにすることは可能です。

ただ、ウエル活に比べ利便性が落ちたのは否めないようです。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 au PAYマーケットのポイント交換所(Ponta1.5倍増量)ルールが変更へ 最優遇されるのはau PAYゴールドカードホルダー