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ゴールデンウィーク(以下・GW)は帰省や旅行などで多額の支出があった家庭が多いでしょう。
新NISAの利益で社会保険料が上がったり、扶養から外れたりするのか?
それが原因で家計が赤字になった家庭もあるのではないでしょうか。
そんな家庭にぜひおすすめしたいのが「GW直後の家計の見直し」です。
この記事では、GW直後からぜひ実践したい家計の見直しで効果的な3つの方法を紹介します。
GWが終わったら、その直後にGW中の支出明細や合計額を「見える化」しましょう。
それを行うと、今後どのように家計を見直せばいいかも見えてきます。
・ シート
・ キャッシュレス決済の履歴
・ 自分の記憶
具体的には生活費も含めたすべての支出を書き出し、その合計額を算出します。
毎月銀行から引き落とされる支出は除外してOKです。
また、払った金額があいまいな場合はおよその金額がわかればOKです。
これを行う目的は、
・ GW中に使ったお金のおよその合計額
・ 支出の内訳
の2つを「見える化」することです。
それによって、
「思った以上にお金を使っていた」「この支出は無駄だった」
などのことも「見える化」してGW後の家計の見直しや赤字化の回避につながります。
※わが家の場合
ある年のGW直後に夫婦で支出の明細や合計額を「見える化」したら支出超過がすごいことに気づきました。
以来、イベントが終わるたびに上の方法を実践し、家計の運営や次のイベントのお金の使い方を見直すことで家計の赤字を防いでいます。
GWで大きなイベントがあった家庭の中には、予算を大幅にオーバーして家計が赤字化した家庭も多いでしょう。
その状態のまま漫然と過ごしていると、金欠で次のイベントを縮小・断念せざるを得なくなります。
そのような事態を回避するためには、GW直後からGWの支出状況をもとに早めに次のイベントの予算額を決め、その金額を目標額として毎月コツコツお金を貯めるのがおすすめです。
ここでは
・ 自分が帰省や旅行などで移動する場合
・ 子どもや孫の帰省を迎え入れる場合
に分け、イベントの予算を立てる際の留意点をお伝えします。
自分が帰省や旅行などで移動する場合にかかる費用には以下のものがあります。
・ 目的地までの往復の交通費
・ 施設の入園料や遊具等のチケット代
・ 目的地や移動途中に使う飲食代やお土産代
・ 帰省先や訪問先へのお土産代
これらのイベント費用は臨時の支出となるため、生活費とは別枠で費用を貯める必要があります。
それにあたってぜひおすすめしたいのが「イベントの計画を早めに立てる」ことです。
それによってイベントの内容に応じた予算を立てやすくなります。
イベントの計画を早めに立てるメリットは他にもあります。
・ 交通手段や宿泊料金などを安くする方法を探す時間がある
・ 早期割引を利用できる
このように、イベントの計画を早めに立てると費用を安く抑えるさまざまな手段を講じやすくなるので、イベントによる家計への悪影響を避けるためにもぜひ実行したいところです。
実家に帰省する子どもや孫を親が迎え入れる場合に生じる支出や、通常より増える生活費支出は以下の通りです。
・ 子どもや孫とのお出かけ費用(交通費、チケット代、飲食代など)
・ 子どもや孫にあげる金品にかかる費用
子どもや孫とのお出かけでは、親世帯が子どもや孫の分も費用を負担するケースが多いです。
また、お正月ならお年玉、お祝い事で帰省する場合はご祝儀やお祝いの品、それ以外の時でもお小遣いやお土産などを親が子どもや孫に渡すケースが大半です。
したがって、親はその費用の予算を立て、イベントに備えてお金を貯める必要があります。
特に、子どもや孫とのおでかけを予定している場合は、子ども世帯と相談の上で早めにおでかけの計画や予算を立てましょう。
それによって、早期割引などおでかけ費用を最小限に抑える手段も有効に利用できます。
子どもや孫が帰省する月は通常より生活費が増えます。
中でも必ず増えるのが食費と光熱費です。
また、子どもや孫が滞在中に使用するもの(おむつなど)の費用を親が負担する場合は、その分も予算に入れておく方がいいでしょう。
子どもや孫を迎える場合も、早い時期から次の帰省に備えたいところです。
それによって無駄な支出を抑えながら次回の資金を計画的に貯められます。
※わが家の場合
わが家は主に帰省する子どもや孫を迎え入れる側ですが、春休みの帰省後に支出の明細や合計を出したら意外と支出が多いことに気付きました。
そこで、事前に費用の予算を立てて支出の見直しを行ったところ、その後は予算の範囲内に収めることに成功しています。
多くの家庭では、支出が増えたGW直後は金欠気味でしょう。
その場合は節約して支出を抑えるのが一番ですが、無理な節約を行うとストレスがたまります。
そこでおすすめしたいのが、比較的無理なく実践できて節約効果が高い以下の対策です。
目の前に魅力的な商品があるとつい衝動買いしたくなる人も多いでしょう。
それを我慢するだけでかなり節約できます。
それにあたってかなり有効な自分への問いかけが、「それは今本当に必要なものか?」です。
私もその問いかけをよく自分自身に行っていますが、そのたびに冷静になり何も買わずに店を立ち去ることに成功しています。
通常価格より安く品物が買えるセールや特売では、つい買いすぎて家計が傾くリスクが高くなります。
セール・特売の買いすぎには以下の対策が有効です。
・ 家にある食品や消耗品、衣類などの数や種類を把握しておく
・ 洗剤などの予備は1種類1つに絞る
・ 賞味期限や使用期限内に使い切れるものしか買わない
・ 「同じものが家にあったかも」と思ったら買わずに帰宅する
・ 「安いから買う」は厳禁
以上のことを心がけると、セール・特売での買いすぎによる家計の赤字化を回避できます。
※わが家(私)の場合
衝動買い、セール・特売対策の節約効果は絶大でした。
対策前は恒常的だった家計の赤字が対策開始後数か月で黒字化。
1年後には貯蓄が約100万円増えました。
裏を返せばそれだけ買いすぎていたことになりますが結果オーライです。
支出が多かったGW直後は家計の見直しに最適な時期です。
GWが終わったらこの記事でお伝えしたことを念頭に置きながら、以上の対策で家計の見直しを行いましょう。
支出超過による家計の赤字や次のイベントで金欠になる事態を回避できます。
ぜひこの時期に家計の見直しを行って次の大きなイベントに備えましょう。
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