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新年度が始まりました。
1年間の予算は、1月からスタートさせる方が多いでしょうが、ライフスタイルの変化が実感できる4月だからこそ、家計を見直すチャンスです。
1年にたった1回でいいのです。
年度が始まるいま、今後のお金の流れを再確認しておくことで、赤字にならない工夫ができます。
見落としやすい支出項目をピックアップしてみました。
病気や不幸など、予測できない突発的な出来事も多いですが、前もって知ることができるものもあります。
たとえば、
法事
結婚
出産
入学
就職
退職
住宅購入など
お子さんやお孫さん、親戚、ご友人など、親しくお付き合いしている方の近況を確認してみてください。
自動車には日々のガソリン代や税金など、多くの費用がかかります。
多額の支払いが発生しやすい車検は想定されているでしょうが、忘れやすいのが経年劣化による交換代金です。
バッテリーやタイヤ、スタッドレスタイヤは、ご利用の販売店に問い合わせれば、大体の交換時期や金額の目安を知ることができます。
安全を担保するためにも、必ずチェックしておきましょう。
購入すると、数万円から数十万単位の費用がかかることがあります。
入学金や授業料は学年があがるにつれ、上昇傾向です。
塾に通っているならば、受験期に近づくにつれ、月謝はもちろん、長期休みごとの集中講習の代金も上がることがほとんどでしょう。
受験期に盲点になりやすいのが、入試会場が遠い場合の交通費や宿泊費です。
遊びに出かけるときとは異なり、宿泊が必要な場合は会場へのアクセスのしやすさや環境、立地条件などを考えなくてはなりません。
恵まれた物件は、いち早く埋まってしまいます。
ホテルの予約はJTBのオンラインでは、最大で宿泊日の185日前(約6か月前)から宿泊当日まで可能です。
ただし、ホテルやプランによって予約可能時期が異なることもありますし、同じプランでも申込方法によって期限が違う場合があります。
志望校が決まったら、できるだけ早めにリサーチを開始してください。
就活はコロナをきっかけにオンライン化が進み、どの程度会社に出向かなくてはいけないかは、企業によって違いがあるでしょう。
とはいえ、遠方での就職を希望されているなら、会社負担というケースも時にはあるでしょうが、受験と同様に、交通費や宿泊費用を検討しておくほうが無難です。
自宅から転居するなら、就職が決まってからも油断は禁物です。
引っ越し費用や家具、家電の購入資金、新居の敷金礼金が必要な場合があります。
さらに、給料が支給されるまでの生活費をどうするか、という問題も浮かんできます。
進路が決まったら、お子さんと相談してください。
あらかじめどんな支出があるのかを知っておくこと。
これが、赤字にならないためにとても大切なことです。
予定を理解しておけば、お得な支払方法を選択できたり、ポイント還元を狙ったりと対策を練ることができます。
年度末赤字にならないために、年1回のルーティンとしてさっそく取り組んでください。