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冬は日が暮れるのが早くなり、年末年始の為にまとまった現金を置いている家が増えるので、空き巣被害が増える季節と言えます。
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ひとり暮らしの高齢者が空き巣に狙われる場合もあり、被害に遭わない為には防犯対策が必要です。
いつもお買い物に使っているシルバーカーなども都度中に入れるのは大変ですが、玄関前に置いておくことで高齢者が住んでいると、目をつけられる要因にもなりかねません。
そこで今回は、ひとり暮らしの高齢者向けに手軽にできる空き巣への防犯対策を紹介します。
≪画像元:警視庁 住まいる防犯110番≫
高齢者の方は、家にいる時に玄関や勝手口のカギをかけずに過ごされている方がいます。
ごみ捨てや回覧板を回すなど、無締りで近所へ短時間の外出をすることもあります。
空き巣は、この一瞬の無締りの時を狙い、侵入することがあります。
1番手軽にできる空き巣への防犯対策は、まずは必ず窓やドアを施錠することです。
家にいるとしても、短い時間の外出であっても、いつどこで空き巣に狙われているか分かりません。
今まで鍵を開けて過ごしていた方にとっては、カギを常にかけることを不便だと感じる方もいると思いますが、何かあってからでは遅いのです。
窓やドアの戸締りはすぐにできます。
戸締りは無料でできて効果の高い防犯対策です。
普段から窓やドアの戸締りをきっちり行うようにしましょう。
庭や家の周り、2階のベランダや高いところにある窓に侵入する為の足場になりそうなごみ箱や粗大ゴミがあると、それを利用して空き巣が侵入することがあります。
植木などで見えにくくなっている窓も侵入しやすい場所になります。
空き巣被害に遭いにくい環境にしておくことも立派な防犯対策です。
空き巣が侵入しにくい環境へと整えることは、高齢者だけでは難しい場合もありますので、家族と一緒に、環境整備を行いましょう。
家族が一緒に住環境を見直すことで、高齢者に防犯意識を持ってもらうこともできます。
家の周りをすっきりさせると、気持ちも明るくなります。
家の周りを一緒に点検し、片付けを行うことをおすすめします。
窓やカギを防犯性の高い物に変えることも効果的です。
鍵屋さんや建具屋さんに依頼すると確実ですが、家族がホームセンターなどで補助錠を購入し、設置することで防犯性の高いダブルロックにすることができます。
どちらも、簡単な取り付けで、ドアや窓をダブルロックできます。
補助錠は毎日使うことも考えられる為、高齢者でも簡単に使えるものが望ましいです。
今まで1か所だった鍵が2か所になる為、面倒に思われるかもしれませんが、防犯のために必要な品です。
補助錠は、利用しなければ意味がありません。
設置して終わりという物ではない為、設置した際には、どうして補助錠や防犯対策が必要なのかを事前に話し合い、高齢者にも理解してもらうことが重要です。
防犯対策というと大仰な工事が必要になるイメージがありますが、無料や安価で手軽にできて防犯効果のあるものもあります。
面倒だと思う前に、すぐにできる防犯対策からはじめておきましょう。
今まで空き巣の被害に遭っていないから、近所にも知り合いにも被害に遭った人がいないから大丈夫と、防犯対策の必要性をあまり感じない高齢者の方もいますが、空き巣の被害にいつ遭うかは予想がつきません。
空き巣は家の周りや侵入しやすい箇所などを前もって調査しています。
大切な家に侵入させないためにこちらも防犯対策です。
警備中のステッカー1つでもこの家は防犯を気にしているとアピールができるので、相手への抑止力になります。
空き巣対策を行う時期は、早すぎるということはなく被害に遭う前に行うことが重要です。
被害を未然に防ぐために、家を見渡してみましょう。
どのような防犯対策ができるかを話し合ってみませんか。
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