- 週間ランキング
年末が近づいてくると高齢者の方の中には、大掃除をしなければとついつい無理をしてしまう方もいます。
来年4月よりJRの「ジパング倶楽部」「大人の休日倶楽部」の入会条件が変更 男女の年齢差がなくなり夫婦会員は廃止へ
介護保険の訪問介護で掃除をヘルパーと一緒にしている方の中には、いつもの掃除のついでに、換気扇などの掃除しにくい場所の大掃除を頼みたいと思われる方もいると思いますが、訪問介護で対応はできません。
今回は、高齢者の方から希望の多い、年末の大掃除を提供するサービスをご紹介します。
訪問介護で利用している事業所がヘルパーの自費利用に対応している場合、大掃除を頼めます。
自費利用は、いつもの訪問介護の時間のあとに、家の中の勝手が分かるヘルパーに安心して大掃除を任せることができます。
≪画像元:ツクイ暮らしのサポート≫
時間外割増やシーズン割増などがあります。
≪画像元:ツクイ暮らしのサポート≫
慣れない人を家に呼んで大掃除をしてもらうのは気がひけるという方もいるかと思います。
自費のヘルパーの利用であれば、いつも来ていて、どこに何があるか分かっているヘルパーに大掃除を行ってもらえます。
あれこれと出す指示も少なくて済み、依頼している利用時間を大掃除に有効活用できます。
介護保険の訪問介護で大掃除ができない以上、いつもの訪問介護よりは料金は高くなりますが、自費のヘルパー利用を活用し、大掃除を済ませるということも1つの手段となります。
家族と一緒に住んでいたころからの荷物が捨てられず、あちらこちらに物があふれているひとり暮らしの高齢者宅もあります。
物が多すぎる家は、高齢者が生活していく上で、転倒などの危険性が出てきます。
物が多すぎる家の場合には、家族と一緒に大掃除を行い、不用品の処分をすることをおすすめします。
しかし、自治体の粗大ごみ回収が決まった日に行われている地域もあるため、予定が合わなかったり、家族が粗大ごみを自治体の施設に持ち込んだりすることが難しい場合もあります。
そういった場合は、粗大ごみ回収業者に頼む方法がおすすめです。
・1Kの片づけででる、1.5平方メートル程度の量のごみ回収
主な内容:家電回収・邪魔な粗大ゴミの処分の程度の量
税込9,800円
・2DKの片づけででる、7平方メートル程度の量のごみ回収
主な内容:家族での引っ越しなどの大量の不用品の程度の量
税込54,800円
≪画像元:粗大ゴミ回収本舗≫
不用品とはいえ、家族が本人に確認しながらの片づけは、時間がかかります。
片付けが終わっても、大量のごみを分別し捨てに行く行程が残っていると、なかなか本格的な大掃除にとりかかろうとは思えないのではないでしょうか。
不用品の分別が不要な業者に不用品回収だけでも依頼しておけば、ひとまず、不用品をまとめて置いておけば良くなるため、体力的にも時間的にもラクになります。
一旦不用品回収に出すことに本人が同意しても、日数がたつにつれて、再度家の中に持って入ってしまい、元の木阿弥になってしまう等ということもよく聞く話です。
回収業者に、片付けをしたその日に持って帰ってもらえれば、そういったことも防ぐことができます。
年末の大掃除は、不用品回収とセットで行うことを考えてみてください。
一般の家事代行業者でも高齢者向けのプランを用意しているところもあります。
≪画像元:家事代行サービスかじまある≫
家事代行サービスかじまあるのシニアサポートサービスお助けお世話プランは、定期利用ではなく、ピンポイントで家事全般や外出の付き添い、話し相手など幅広い活用ができるプランです。
・1回2時間からの利用
・基本料金:1時間あたり税込2,805円+交通費(1人あたり税込990円)
≪画像元:家事代行サービスかじまある≫
大掃除だけではなく、その方の状態に合わせて、布団干しや庭の水やりも組み合わせることができるのが魅力です。
定期利用ではない為、大掃除の時だけの利用が可能です。
掃除用品の買い出しから、ゴミ出しまで行ってもらえるため、大掃除の準備から終わりまで任せられます。
年末の為、家族が忙しく大掃除の支援ができない、大掃除に関して全部任せたいといった方におすすめのサービスです。
テレビなどの特集で大掃除がテーマであったり、スーパーの掃除用品の安売りがされていたりなどで、年末は否応なしに大掃除をしなければという雰囲気になります。
家がきれいになった状態で迎えるお正月は気持ちの良いものです。
しかし、大掃除では換気扇掃除や外側の窓ふきなど、高齢者ひとりで行うことが難しい家事もあります。
身体が動きづらくなる寒い時期に無理をして、体調を崩したりケガをする可能性もあります。
紹介したサービスや家族の力を借りながら、年末の大掃除を行うことをおすすめします。
迷惑をかけたくない
掃除くらいできる
お金をかけたくない
など考えますが、人の手を借りて掃除をすると、いつも以上にきれいになります。
気持ち良く新年を迎える為の準備である大掃除をどういった方法で行うか検討してみてください。
筆者も失敗して分かった「遺産分割協議書の作り方」 畑の一部を駐車場にしていたケースの相続登記について