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未来がかわる重要な局面、2つの注視ポイント【今週の日経平均を考える】
チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は、一週間を通して下向きで推移しています。
25日線は、引き続き下向きで推移し、株価に触れることなく、下を推移しています。
75日線は、下向きに推移しています。
並び順は、75日25日5日の並び順で、引き続き安定下降となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万0312円処を推移し、株価との乖離が狭まってきました。
上向きに推移していた100日線は木曜日に下向きへと向きをかえてきています。
引き続き、7月12日と8月18日と10月4日の下向きの斜めラインと平行して、7月3日と8月1日と10月13日の斜めラインの間のBOXとなっています。
非常に意識された価格帯としては、10月4日安値の3万0487円を割るのか割らないのか、という下値抵抗線です。
火曜日に安値3万0551円と10月4日安値を割るのかと意識されましたが、下髭をつけて戻っていきました。
再度、木曜日に安値3万0687円とぎりぎりのところで耐えた1週間となりました。
上で意識されるのは水木に開けた窓を埋めるかどうかで、下は10月4日安値を割るのかどうかというところを今週も意識してみていきましょう。
火曜日に天底一致かと思われた遅行線ですが、その後木曜日には再度下げに転じ、金曜日は上向きで終えています。
7営業日以降で、遅行線が日々線を上に抜ける箇所がありますが、どうなるでしょうか。
基準線と転換線の位置関係はまだ下降を示し、弱さが見えています。
11月8日の雲のねじれが相場の転換となるのか、注意していきましょう。
バンドは下向きで波を打ちながら、-1σと-2σの間を推移しています。
下向きのバンドがいつ収縮し始めるのか確認していきましょう。
売られすぎゾーンに到達しました。
まだ下向き継続中ですが、ここからは反転の機会を見逃さずに確認していきましょう。
0ラインの下で、下降トレンドとなっています。
MACDとシグナルもまだ下向きに推移し、ヒストグラムも弱さが見えています。
次回の満月は、10月29日部分月食で、新月は11月13日です。
パラボリックが陰転し、3万2400円処を推移しています。
パラボリック好転までには時間がかかりそうです。
移動平均線の位置関係から安定下降トレンドどなっており、10月4日安値を割ってくるのかが、今週の確認事項です。
強さを見せたら、ここからは下げ止まりが意識されますし、割ってきたらやはり3万円割れが意識されます。
決算発表や地政学リスクなども相まって、難しい相場が続きますが、しっかり下げ止まりを確認していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
安値探しの月と言われた10月だが、不安材料が多い【今週の日経平均を考える】