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9月権利付き最終日と権利落ち日を意識の週【今週の日経平均を考える】
チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は、1週間を通して下向きで推移しました。株価も5日線の上を推移しています。
25日線は、下向きで推移しています。株価は木曜日と金曜日に25日線に到達しました。
75日線は、下向きに推移し、株価は75日線に上値を抑えられる展開となって週末入りしています。
並び順は、75日25日5日の並び順で、安定下降となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万0054円処を推移しています。
100日線は3万2375円処を推移し、木曜日と金曜日には株価が100日線に触れています。
25日線と75日線と100日線が接近しています。
1週間を通して安値3万1314円、高値3万2533円で1219円と大きく上昇し、6日と10日、11日と12日に窓を空けています。
7月12日と8月18日と10月4日の下向きの斜めラインに平行して7月3日と8月1日と10月13日の斜めラインを引くと、この斜めラインに上値を抑えられているように見えます。
9月15日高値から10月4日安値の61.8%戻しとなっていて、一旦10月13日高値となってもおかしくないところで週末入りとなっています。
10月17日が雲のねじれとなっています。
ここまでの上昇が更に加速して上昇するのか、それとも反転合図となって下落に転じるのか、答えはすぐ火曜日です。
更に11月8日にも雲のねじれがあります。
日々線は雲の上限でぴたりと止まっての週末入りとなっていて、ここから雲を上抜けるか、それとも超えられないのか確認しましょう。
遅行線も日々線に接近しているので、日々線の壁を超えられるのか見ていきましょう。
10月4日に-3σ到達しているので、戻りはTPラインの可能性が高く、その通りTPラインまで戻ってきての週末入りです。
ここで一旦調整の可能性もありますが、バンドが波打つのか、それとも縮小へと向かうのか、見極めです。
買われすぎゾーンまで一気に上昇してきましたね。
ここから買われすぎゾーンでしっかり上へ向かえるのか、いつ売られすぎゾーンへ方向転換するのか見ていきましょう。
0ラインの下を推移しているので下降のシグナル中です。
ヒストグラムも好転し、MACDとシグナルもクロスして上向きとなり、MACDは0ライン付近まで到達しました。
MACDが0ラインに近づくと、株価は横ばいの動きを見せ、一気に上昇トレンドとはならないことが多いので、注意しながらトレンド転換の確認をしていきましょう。
次回の満月は、10月29日部分月食で、新月は10月15日金環日食でした。
急角度で大きな上昇を見せた日経平均株価のパラボリックは12日から好転しています。
地政学リスクの高まりから、それぞれの背後にある思惑だったり、原油高なども悪材料となる可能性もあります。
上昇の気持ちと下降の気持ち、どちらかに偏らずにしっかりチャートを分析しつつ、中東情勢の地政学リスクに注意していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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