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9月権利付き最終日と権利落ち日を意識の週【今週の日経平均を考える】
チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は、一週間を通して下向きで推移しました。株価も終値で5日線を超えられずでした。
25日線は、下向き継続で一週間を終えています。
75日線は、しっかりした下向きとなっています。
並び順は、75日25日5日の並び順で、安定下降となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、2万9950円処を推移しています。
100日線も上向きで3万2316円処を推移していますが、株価は100日線を割っています。
75日線と25日線が100日線に触れそうな位置です。
6月から意識されていたBOX下限の8月18日安値3万1275円を割り込み、6月1日2日に空けた窓を埋めてきました。
現状、3万1275円のラインが上値抵抗ラインとして意識されます。
更に上としては10月2日3日に空けた窓埋めが意識されます。
下は、5月17日18日の窓と、そして心理的節目の3万円があります。
3万円を割るのか割らないのかでも、投資家の目線が変わってきそうです。
今回、意識されていたBOXの下限3万1275円を割るときの株価の動きは、過去に何度も経験している動きです。
節目を割るときは、大きめの陰線が出て、更に窓を開けて強く下げていきます。
このことを次回に活かすためにも、しっかり覚えておきましょう。
三役逆転下で非常に弱いシグナルでの1週間でした。
株価は雲から乖離し、遅行線も大きく下げ下向きとなっています。
5営業日後には天底一致が起こる可能性があります。
10月17日に次回の雲のねじれが発生し、その後、11月8日にも雲のねじれが発生します。
この11月の雲のねじれ後、雲が細く下向きになっていることが気になります。
月曜日からバンド広がり、水曜日には-3σに到達。
-2σと-3σのボリンジャーウォークかというところでの週末入りです。
バンドが広がっているので、まだ横ばいの兆候もないため、ここから下げ止まるには、バンドが波打ちするかの見極めとなります。
売られすぎゾーンでしっかり下へと向かってから、木金曜日と向きを上へと変化して、ここから売られすぎゾーンを脱することが出来るのかというところです。
0ラインを割って下降のシグナル中です。
しかし、水曜日をピークにMACDも上向きとしているので、ヒストグラムが好転し0ラインまで戻せるのか見ていきたいところです。
次回の満月は、10月29日部分月食で、新月は10月15日金環日食です。
パラボリックは引き続き陰転で、株価とも大きく乖離している状況ですので、今週にパラボリック好転は難しいと見受けられます。
BOX下放れですので、ここからは新しいトレンドの見極めです。
下げ止まりを確認すること、新たな横ばい相場なら上下を確認すること、上値メド下値メドをしっかり確認して、難しいとされる10月相場に挑みましょう。
週明けは、中東情勢の緊迫化によって、原油の動きをしっかり確認しつつ、地政学リスクには敏感に対応していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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