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10月2日より、PayPayカードゴールドの家族カード「ゴールド家族カード」が提供開始されました。
家族カードならではのハードルの低さがありますが、本会員カードである「PayPayカードゴールド」とは異なる点もあります。
まずは基本スペックですが、PayPayカードゴールドの国際ブランドはJCB/Visa/Mastercardから選べます。
一方のゴールド家族カードは、PayPayカードゴールドと同じ国際ブランドで、異なるブランドは選択不可です。
カードデザインは横型のみで変わりありません。
ゴールド家族カードは本会員の利用限度額の範囲内で利用できます。
年会費は、PayPayカードゴールドが1万1,000円なのに対して、ゴールド家族カードは3枚まで年会費無料で発行できます。
ETCカードは、本会員名義でしか申し込めません(5枚まで申込可能)。
注意が必要なのは、カード利用によるポイント還元です。
ポイント還元率は1.5%で同じですが、 ゴールド家族カード利用で貯まるPayPayポイントは、原則本会員へ還元されます。
家族カードをPayPayアプリに登録することで、家族会員への付与に変更できますので、ポイントを別にしたい人は忘れず登録してください。
ソフトバンクなどのグループサービスをPayPayカードで利用すると、通常よりPayPayポイントが多く還元されます。
グループサービスの利用特典については、PayPayカードゴールドとゴールド家族カードで大きく異なります。
まず「Yahoo!プレミアム特典」ですが、
スマホや固定回線、でんきサービスの場合、ソフトバンク/ワイモバイルのアカウントとの連携で最大還元率となりますが、ゴールド家族カードでは連携できません。
PayPayカードゴールドは、
一方のゴールド家族カードはアカウント未連携時の還元率が適用され、
さらに、おうちでんき/自然でんき利用料金の特典も異なります。
PayPayゴールドカードには、以下のような海外旅行保険が自動付帯します。
・ 傷害死亡・後遺障害:最高1億円
・ 傷害治療:最高200万円
・ 疾病治療:最高200万円
・ 賠償責任:最高5,000万円
・ 携行品損害:30万円(免責金額3,000円)
・ 救援者費用:200万円
また、以下のような国内旅行保険も付帯します(利用付帯)。
・ 死亡・後遺障害保険金額:最高5,000万円
・ 入院日額:5,000円
・ 通院日額:2,000円
さらに、1点1万円以上の商品を対象に最高300万円のショッピング保険も付帯します。
これら3つの保険は、ゴールド家族カードにも同条件で付帯されるのがうれしいですね。
PayPayカードゴールドでは、JCB・Visa・Mastercardいずれのブランドでも本人認証サービスを利用できます。
本人認証サービスがあれば、ネットショッピングも安心です。
しかし、ゴールド家族カードでは本人認証サービスを利用できません。
本人認証サービスを利用したいのであれば、PayPayカードゴールドを発行するといいでしょう。
PayPayカードゴールドのカード情報は、本会員のPayPayアプリから確認できます。
PayPayカードゴールドは券面にカード情報が記載されていませんので、非常に重要です。
一方のゴールド家族カードは、PayPayアプリへの家族カード登録の有無によって以下のように異なります。
10月2日より、PayPayカードゴールドの家族カード「ゴールド家族カード」が提供開始されました。
3枚まで年会費無料で発行できるのは、他の経済圏のゴールドカードにはない魅力です。
各種補償・サービスも本会員と変わりません。
しかし、PayPay経済圏で威力を発揮するには若干物足りません。
dカードGOLDやau PAYゴールドカードが、ケータイ料金で家族会員でも10%程度の還元率を誇るのに対し、ゴールド家族カードは最大でも1.5%還元です。
Yahoo!プレミアムにも別途加入が必要です。
補償・サービス・年会費無料で加入するならありですね。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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