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【2023年10月値上げ一覧】ハム・ソーセージ・アイス・日本郵便・第3のビールなど「ビール」は値下げへ
連続する3日間、
乗り降り自由、乗り放題となるきっぷです。
新幹線や特急列車の乗車券としては利用できず、
と考えてください。
2023年10月20日出発分まで発売されます。
一度利用を開始したら、利用開始日を初日とした連続3日間有効となります。
「青春18きっぷ」とは異なり、日を空けて使ったり、複数人で1枚のきっぷを使うことはできないので注意してください。
料金はおとな7,850円、こども3,920円。
「青春18きっぷ」と違って、こども料金の設定があるのは、家族連れには助かりますね。
全国のJRの主な駅や旅行センター、主な旅行会社で購入することができます。
カードサイズのきっぷで、自動改札機を通すことができます。
途中下車する際も、自動改札機に入れてください。きっぷは問題なく出てきます。
自動改札機のない駅では、駅員さんにきっぷを見せて改札を通ってください。
新幹線や、特急・急行列車の利用はできませんが、「普通列車グリーン券」「ライナー券」などを組み合わせれば、普通・快速列車の特別な車両を利用でき、移動をより快適にできます。
首都圏の中距離を走る「普通列車グリーン車」や、JR東海エリアを走る「ホームライナー」は、座席の座り心地もよくおすすめです。
第三セクター線には基本的には乗車できませんが、青い森鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道については、乗り通して通過する場合のみ「秋の乗り放題パス」が利用可能です。
2023年10月からは、JR西日本宮島フェリーについては乗船時に「宮島訪問税」が必要となりました。
運賃分は「秋の乗り放題パス」で充当できますが、フェリー乗り場にて「宮島訪問税券」(100円)が発生します。
「秋の乗り放題パス」のおとな料金は7,850円。
本州にあるJR3社の幹線(主要路線)で、片道481-500kmの運賃が8,030円となっています。
地方交通線(ローカル線)は、少し割高な運賃が適用されるため、乗る路線によって多少の変動はあるのですが、少なくとも3日間に500km以上の距離を移動すれば元は取れる計算になります。
イメージをつけるとすれば、
東京〜浜松(257.1km)
東京〜福島(272.8km)
大阪〜豊橋(262.8km)
大阪〜尾道(254.9km)
概ね、このくらいの距離を往復すれば元が取れます。
3日間は乗り降り自由となるため、途中でたくさん寄り道しながら移動することで、新幹線や特急列車での旅とは異なった、地域ごとの魅力を感じられる旅ができます。
また、JR各社の垣根なく使え、3日間丸々乗り放題になる特徴を活かして、周遊もおすすめです。
というような形で、行きは山梨・長野で寄り道、帰りは愛知・静岡・神奈川で途中下車 というのも面白いですね。
有効期限3日間、こども料金の設定があり家族旅行にも使いやすい「秋の乗り放題パス」で、ぜひ素敵な秋の思い出を作ってください。(執筆者: 星澤 美衣)
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