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マイナポイントの対象となるマイナンバーカードの申請期限は、2023年2月で終了しました。
よって、これからマイナンバーカードを申請しても、マイナポイントはもらえません。
そして、2023年9月をもって、マイナポイント第2弾に関する以下のアクションが終了します。
・ マイナポイントの申込
・ ポイント付与の対象となる決済・チャージ
・ マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込
・ マイナポータルでの公金受取口座の登録
「2023年9月をもってマイナポイント第2弾に関する全アクションが終了」と、ざっくり申しました。
マイナポイントの3つの施策に申し込む期限は9月29日~30日、公金受取口座の登録完了データを決済サービスがポイント付与対象として受け付ける期限は、10月14日が多いです。
しかし、決済サービスによって期限が異なりますので確認してください。
健康保険証としての利用は、マイナポイントの申込と同一の期限です。
ここからは、特に注意が必要な決済サービスについて見ていきましょう。
「楽天Edy」の場合、申込期限は9月12日です。
楽天Edyはチャージ金額の25%(上限5,000円相当)がもらえますが、そのためには9月24日までにチャージしなければなりません。
そして9月26日までに、公金受取口座の登録完了データを楽天Edyがポイント付与対象として受け付ける必要があります。
楽天Edyに付与されるマイナポイントは、2023年12月31日までの受取手続きが必須です。
「Suica」はマイナポイントに加え、上乗せポイントがあります。
しかし、Suicaでマイナポイントに申し込むには、事前に「JRE POINT WEBサイトへのSuica登録」が必要です。
Suicaはチャージ金額の25%(上限5,000円相当)のJREポイントがもらえますが、そのためには9月30日までに申し込み、チャージしなければなりません。
申込の際は、JRE POINT WEBサイトまたは、JRE POINTアプリにログイン後、ページ上部に表示される「JRE POINT交換番号」と「生年月日」が必要です。
ポイントなどからのチャージ、Suica発行と同時のチャージなど、対象外のチャージがあります。
そして10月14日までに、公金受取口座の登録完了データをSuicaがポイント付与対象として受け付ける必要があります。
JCBカードでマイナポイントに申し込むには、事前に「MyJCB」より「決済サービスID」と「セキュリティコード」を取得する必要があります。
JCBカードは利用金額の25%(上限5,000円相当)が請求時に相殺されますが、そのためには9月20日までに申し込み、申込完了日以降~9月30日に利用しなければなりません。
そして10月14日までに、公金受取口座の登録完了データをJCBカードがポイント付与対象として受け付ける必要があります。
「d払い」は、d払いアプリとそれ以外とで、申込期限が異なります。
d払いアプリからは9月30日、それ以外は9月29日までに申し込んでください。
また、d払いはチャージでマイナポイントがもらえるものと利用でもらえるのと、2種類あります。
申込翌日8時以降~9月30日に、チャージ・利用した分が25%分のdポイント付与対象です。
そして10月14日までに、公金受取口座の登録完了データをd払いがポイント付与対象として受け付ける必要があります。
セゾンカード・UCカードにおけるマイナポイントの申込は8月31日までと、他の決済サービスと比較して申込期限が早いです。
利用金額の25%(上限5,000円相当)が請求時に相殺されますが、そのためには申込完了日以降~9月30日に利用しなければなりません。
そして、公金受取口座の登録完了データをセゾンカードがポイント付与対象として受け付けるのは、10月1日が期限と、こちらも他の決済サービスより早いです。
元々マイナポイントは、マイナンバーカードの普及を目的としていました。
マイナンバーカードの普及率が運転免許証を超えており、当初の目的は達成したと言えるでしょう。
そのため、マイナポイント第3弾はほぼありません。
マイナンバーカードを持っている方、マイナンバーカードでお得になるなら今回がラストチャンスですよ。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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