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2023年6月26日をもって、OCNモバイルONEの新規申込受付が終了します。
エントリーパッケージによる利用開始手続き、既存会員によるSIMカードの追加申込も、6月26日11時をもって終了です。
Webでは6月26日の11時、ドコモショップでは店舗により終了時間が異なります。
既存会員は、現在の条件で引き続きサービスを利用できますので、安心してください。
OCNモバイルONEの後継に相当するドコモの料金プラン「irumo」が、7月1日よりスタートします。
ちなみに、irumo・eximoのスタートに伴い、現在のドコモ料金プラン「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホプレミア」は、6月30日に新規申込受付を終了します。
「あなたにiru(要る、必要とされる)」「あなたのそばにiru(いる)」「i(I:私)」「r(relation:関係)」「u(you:あなた)」ドコモという意味を込めたそうですが、ちょっと何言ってるか分からないです。
irumoのイメージキャラクターは、OCNモバイルONEからのスライドで石原さとみさんが担当します。
「後継に相当」と書いてあるのは、irumoが完全なるOCNモバイルONEの後継プランではないからです。
どのような違いがあるのか、気になる点を比較しましょう。
維持コストが安いという理由で、OCNモバイルONEを利用している方も多いでしょうから、まずは月額料金を比較しましょう。
最も低コストの月0.5GBプランは同額ですが、OCNモバイルONEはこれに最大月10分相当の無料通話が付いてきます。
irumoの月0.5GBプランには、無料通話が付いてきません。
有料通話の料金も、irumoが22円/30秒なのに対して、OCNモバイルONEは11円/30秒と半額です。
irumoがプッシュしている月3GBプランは、OCNモバイルONEより110円安くなっています。
しかし、これはドコモ光セット割/home 5Gセット割(月1,100円引き)、dカードお支払割(月187円引き)適用後の料金です。
適用前の金額は2,167円で、自宅にネット回線を契約していない人はお得とはいえません。
格安スマホ回線であるOCNモバイルONEは、ドコモの回線を間借りして利用している状態です。
そのため、ドコモ契約者と比べると通信品質は落ちます。
一方のirumoはドコモの料金プランという扱いですので、直接ドコモ回線を利用可能です。
ですので、OCNモバイルONEより通信速度は速くなります。
ところが、irumoの月0.5GBプランのみ、通信速度が最大3Mbpsとなります。
また、5Gエリアに対応していても、4G(LTE)ネットワークでの利用です。
さらに、他のプランがデータ容量超過後の速度が300Kbpsなのに対し、irumoの月0.5GBプランのみ128Kbpsです。
OCNモバイルONEの月0.5GBプランでは、最大通信速度に制限を設けておらず、データ容量超過後の速度は全プランで200Kbpsです。
≪画像元:NTTレゾナント≫
OCNモバイルONEでは、使いきれなかったデータ容量を翌月末まで繰越可能です。
データ容量の無駄がなくていいですね。
一方のirumoはデータ容量を繰り越せません。
メールアドレスですが、OCNモバイルONEでは1契約につき1つのメールアドレスが無料でもらえます。
irumoでもメールアドレスがありますが、無料ではなく月330円かかります。
フリーメールで十分な人は不要でしょうが、キャリアメールがほしい人にとっては重要かもしれません。
irumo契約者が「爆アゲセレクション」でDisney+(月額990円)もしくはネットフリックス(月額1,490円)を契約すると、dポイントが10%還元されます。
一方のOCNモバイルONEでは、Spotify、LINE MUSIC、Amazon musicなどの音楽サービスをどれだけ利用しても、通信容量が発生しません。
irumoは映像サービスでポイント還元、OCNモバイルONEは音楽サービスでカウントフリーと、アプローチが異なるのが面白いです。
irumoは日本で利用のスマホをそのまま使え、契約中のデータ容量をそのまま使える「世界そのままギガ」を利用可能です(有料)。
一方、OCNモバイルONEは海外でインターネットに接続できませんので、海外でネット利用をするには海外対応のルーターをレンタルするなどの必要があります。
どちらも海外から日本への通話が可能ですが、1分100円以上します。
irumo、OCNモバイルONEともに、ドコモショップを利用できます。
OCNモバイルONEは3,300円で新規契約できますが、irumo新規の契約には手数料として3,850円かかります。
7月1日よりスタートのirumoですが、OCNモバイルNEと比較すしたメリットは以下の通りです。
・ 海外でもデータ通信が可能
・ 3GBの料金が安い(ドコモ光セット割/home 5Gセット割、dカードお支払割適用が条件)
・ 通信品質が良い
上記に魅力を感じない人は、OCNモバイルNEの方がいいでしょう。
新規受付は6月26日までですから、注意してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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