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【Visaタッチ決済】公共交通機関で50%キャッシュバック 運賃・残高を気にしなくてもOK
まずはメインとなる「家族共有口座」を1つ決めましょう。
この口座は家賃や食費など家族共通の支出用とし、夫婦それぞれのお小遣いは別の口座にあらかじめ取り分けておきます。
そして、家族共有口座を引き落とし口座に設定したクレジットカード1枚を、メインの家計クレカとします。
家計の出費はできる限り、少額の出費でもこのカードで支払いましょう。
全ての出費に対応するには、限度額をめいっぱいまで引き上げておくことが大切です。
海外旅行の代金や自宅の修繕工事などの費用は数十万円~百万円クラスの出費になると思いますが、こういった支払いにも耐える限度額だとなお安心です。
カードを新規発行して間もないころは、限度額がまだ10万円程かもしれません。
しかし発行してから継続して使っていれば、限度額の引き上げ申請も通りやすくなっています。
手持ちのカードの中から、「修行済」かつ「高還元」なカードを選び、家計の支払いはメインカードに集約させましょう。
昨今クレジットカードの還元率はますます厳しくなり、年会費のないカードで1%還元ならかなり優秀だといえます。
そんな中、年会費無料で常時1.2%還元という貴重なカードがあります。
リクルートカードです。
家計の出費を1枚のカードに集約する場合、毎月十万円規模の支払いになります。
仮に月20万円の出費がある家庭で、0.5%還元の場合と、1.2%還元を比べてみますと
年間では1万6,800円の差が出ます。
リクルートカードではたまったリクルートポイントを、Pontaポイントやdポイントに等価交換できます。
どちらも使い勝手は抜群なので、わが家では外食費やガソリン代にあてて、家計改善に役立っています。
メインクレカが決まったら、必ず家族カードを発行しましょう。
家族カードはメインカードと同じ銀行口座から引き落とせるものが大半です。よって、立替精算が一切発生しません。
家族の共通の支払いですから、ポイントもまとまってもらえた方が家計に還元しやすいです。
また、家族カードとはいえ、ちゃんと自分の名義で発行されることにより、キャッシュレス決済の支払元に設定できるなど、なにかと使い勝手がよくなります。
ふだんはカード派の方も、キャッシュレス決済のキャンペーン時などは使ってみたい場合がありますよね。
キャッシュレス決済には自分名義のカードを紐づける必要がありますが、家族カードならその点問題ありません。
家計の支払いなら、キャッシュレス決済の支払元にも家計のメインクレカを紐付け設定しておきましょう。
最近では、多くのキャッシュレス決済が税金の請求書払いに対応しているので、キャッシュレス決済を使って家計の支払いを行うケースも多々あるでしょう。
突発的な家計の支払いにキャッシュレス決済を使っても、家族カードを紐づけておけば、立替精算が要らないのでおすすめです。
キャッシュレス決済とリクルートカードの紐付けを「ポイント還元」の観点から見ると、条件によりお得かどうかはさまざまという印象です。
しかし、共働き夫婦の家計管理をスムーズにするという観点からは、少なくともデメリットはないです。
家計の出費をメインクレカに集約してしまえば、カード明細が家計簿代わりになります。
面倒な家計簿づけが要らなくなるので、忙しい共働き夫婦にとっては大きなメリットと言えます。
1枚のカードに家計の支払いを集中させる分、限度額もめいっぱいまで引き上げていますので、くれぐれも盗難や紛失、不正利用などには注意しましょう。
などの対策が大事です。
共働き夫婦の家計管理で、立替精算が多すぎると、税金面でも困ったことになります。
夫婦間でも資金の移動が年間110万を超えると、贈与税の基礎控除額を超えてしまい、超えた分に贈与税がかかってくるケースがあるのです。
仮に毎月10万円を夫婦どちらかが立替していた場合、精算時に動かすお金は年間120万円です。
贈与税の基礎控除額を超えてしまいますね。
このように、税金の面でも、共働き夫婦の家計管理を1枚のクレジットカードに集約する効果は大きいです。
ここ数年、現金での支払いが多かった子供の学校関係の支払いでさえも、キャッシュレス化が進んでいるのを実感します。
今なら家族共通の支払いを全てカードで行うことも、無理ではないと思います。
たまったポイントで家計や生活にうるおいを与えつつ、家計管理のストレスを減らして、円満な共働き家庭をつくっていきましょう。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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