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【PayPay】8月より改悪 制度が変わるまでに考えておきたい対応策4つ
普段の行動の見直しや家電の使い方の工夫など、ちょっとしたことでも電気代を節約できます。
「ストイックな節約は苦手…」という方は、自分にできそうなことから始めてみましょう。
冷蔵室の食材が多すぎると、冷気がうまく循環できなくなり消費電力が大きくなります。
わが家は週1のまとめ買いで冷蔵室がパンパンになるので、週後半に使う食材で冷凍できるものは、積極的に冷凍室へ移すようにしています。
冷凍室は中身が詰まっている方が温度を一定に保ちやすくなるので一石二鳥です。
例えばテレビの場合、50インチなら電力消費量は約100~340Wです。
1時間テレビをつけっぱなしにすると約3~10円かかる計算(※)です。
節電の基本ですが、テレビや照明など使っていないものはこまめに消しましょう。
※新電力料金目安単価で計算
機器を使っていなくても消費する電力を待機電力と言います。
待機電力の割合は約5%と言われているので、1か月の電気代が1万円なら約500円が待機電力として使われている計算です。
頻繁に使うわけではない家電は、コンセントを抜いて待機電力をカットしておきましょう。
エアコンの設定温度を1℃上げると、約10%の節電になります。
エアコンの性能や部屋の環境によっては「設定温度=室温」とは限らないので、室温を確認しながらエアコンを使いましょう。
節電には、室温を適温に保てる自動運転がおすすめです。
すぐにできるエアコンの節電方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。
エアコンの消費電力量を抑えれば電気代は大幅に抑えられます。
しかし、無理な節電は熱中症や体調不良の原因になるため要注意です。
熱中症を防ぐために、室内環境と体調をこまめにチェックしましょう。
節電中の熱中症を防ぐ主な方法は、次の4つです。
熱中症を防ぐには、「室温28℃+湿度40~60%」が目安と言われています。
温・湿度計は100均でも購入できるので、夏に向けて準備しておくと安心です。
参照:ダイキン工業株式会社熱中症の困りごとと解決法
DAISO(ダイソー)ネットストア「温・湿度計MINI」
室内で過ごすときも、喉が渇いたと感じる前に適度に水分補給をしましょう。
大量に汗をかいた場合は、塩分補給も必要です。
入浴後や起床時は水分が不足しがちなので、水分を取る習慣をつけましょう。
節電したいがために健康を害してしまうようでは本末転倒です。
エアコンの消費電力量を減らしたい場合は、設定温度や運転方法の見直し以外に、次の方法も試してみましょう。
・ エアコンを使う部屋を決めて家族が集まって過ごす
・ 換気の時以外はドアや窓をしっかり閉める
・ カーテンやすだれで直射日光を遮る
・ 室外機のまわりに日陰を作る
冷感シーツや冷感ネックリングなどの冷感グッズを使うと、夜の寝苦しさを和らげることができます。
冷熱両用の湯たんぽなら夏は氷枕として冬は湯たんぽとして使えるので、夏だけでなく冬の電気代節約にも役立ちます。
部屋で過ごすときの服装を見直すこと。
リネンやコットンの衣類は、通気性や吸収性が良く涼しく感じられます。
帰宅後はついエアコンの設定温度を下げたくなりますが、ぬるめのシャワーを浴びて汗を流し、涼しい衣類に着替えることで体感温度が一気に下がります。
電気代の支払い方法は、主に口座振替・クレジットカード・振込用紙・電子決済の4種類です。
種類によってお得度は異なるので、毎月の支出を減らしたい場合は支払い方法も見直してみましょう。
電気代をそれぞれの支払い方法で支払った場合のお得度は、以下の通りです。
<電気代5,000円の場合>
割引額・還元率相場 | お得度 | |
口座振替(※) | 55円(税込)/月 | 55円 |
クレジットカード | 0.5%・1% | 25円・50円 |
振込用紙 | - | - |
電子決済 | 0.5~2% | 25~100円 |
<電気代1万円の場合>
割引額・還元率相場 | お得度 | |
口座振替(※) | 55円(税込)/月 | 55円 |
クレジットカード | 0.5~1% | 50~100円 |
振込用紙 | - | - |
電子決済 | 0.5~2% | 50~200円 |
※東京電力の場合
毎月5,600円以上電気代を支払っていて、手持ちのクレジットカードや電子決済の還元率が1%以上なら、クレジットカードや電子決済の方がお得になります。
一方で、毎月5,000円以下に収まっている家庭であれば、口座振替の方がお得になる計算です。
クレジットカードや電子決済の還元率、契約している電力会社の割引サービスをチェックして、メリットが大きい支払い方法を選びましょう。
家電の中でも、冷蔵庫・照明・テレビ・エアコンは消費電力量が多いことが特徴です。
電気代が高くなりがちな夏場は、家電の使い方や涼しく過ごす工夫が大切になります。
ただし、無理な節電は熱中症や体調不良の原因になるので要注意です。
習慣の見直しや電気代の支払い方法の変更など、できることをできる範囲で無理のない節電をコツコツと続けましょう。(執筆者: 成田 ミキ)
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