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税金をクレジットカード決済やスマホ決済で支払うデメリットはあるのか
≪筆者撮影≫
2023年3月31日、筆者のもとに「マネパカード終了のお知らせ」というメールが来ました。
筆者が実際に持っているカードですので、迷惑メールではないようです。
このたびプリペイドカード「Manepa Card」における全てのサービスを終了させていただく運びとなりました。皆さまには大変ご面倒をおかけいたしますが、 何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。
というメッセージがありました。
株式会社マネーパートナーズが発行している「Manepa Card」、「日本旅行マネパカード」、そして「Peach Manepa Card」が対象です。
筆者のカードは、通常のマネパカードです。
先日、券面がシルバーからブラックに変わった新たなマネパカードが届いたと思ったら、あっという間の終了です。
メールには、以下のように終了までのスケジュールも記載されていました。
「ペイバック」とは、資金をマネパカードの利用可能残高(チャージ済)から預り残高(未チャージ)に移動させることです。
利用可能残高になることで、文字通りマネパカードで利用できます。
使い切るなら、6月30日がデッドラインといったところでしょうか。
使い切るのであれば、1円単位で購入可能で10年間の有効期限がある「Amazonギフト券」がおすすめです。
マネパカードでは当初、2023年6月に2,200円の年会費を請求する予定でした。
しかしサービス自体が終了するのに伴い、年会費は請求されません。
また、マネパカードに登録の出金先口座に日本円を出金する際、本来は550円かかる出金手数料を、2023年6月16日まで無料にしていました。
これもサービス終了に伴い、サービス終了の9月29日まで延長されます。
サービス終了となるといろいろと手続きが面倒なイメージですが、お知らせを読むと、基本的には何もしなくてよいみたいです。
退会手続きも2023年10月末ごろに自動的に行われます。
あえてやることといえば、有効期限にかかわらずカード利用停止となる6月30日以降に、自分でカードの処分をするくらいでしょうか。
2023年9月中旬以降に、預り残高(未チャージ)と利用可能残高(チャージ済)の全通貨の残高を、マネパカード会員専用サイトに登録の出金先口座に全額出金されます。
手続きはマネパカードの方でやってくれ、出金手数料もかかりません。
マネーパートナーズのFX口座を保有している人は、FX口座へ全通貨の残高が振替・移動されます。
この際の振替・移動手数料も無料ですが、その後に利用者がFX口座にて円貨に両替する場合は、所定の両替手数料がかかります。
筆者の場合、これまで銀行口座は使ってこなかったのですが、出金の際には口座が欠かせません。
9月中旬にはペイバック・両替停止およびログインが一時停止となるので、出金先口座の登録をしました。
ものの数分で登録が完了しますので、早めに完了させましょう。
外貨を保有している場合は、マネーパートナーズの任意のタイミングにて円貨に両替した上で全額出金されます。
円貨への両替手数料は無料ですが、両替時のレートが適用されます。
自分のタイミングで両替せず損をしてしまうのは最悪ですので、同じ損をするなら悔いのないように、自分のタイミングで両替しましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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