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【PayPay】8月より改悪 制度が変わるまでに考えておきたい対応策4つ
最も理解しておきたいのが、支払い金額に対する還元率です。
PayPayはPayPay残高で支払うと、基本還元率はわずか0.5%です。
≪画像元:PayPay≫
ポイントを多く得るためには、PayPayあと払いを選択するのがベスト、最大1.5%還元が狙えます。
還元率の高い他社カードを紐付ける方法もありますが、2023年7月初旬よりPayPayはクレジットカードの新規登録停止、8月初旬には他社クレジットカードの登録を解除すると発表しています。
参照:PayPay
d払いについても、基本還元率は0.5%です。
最大限のポイントを獲得するためには、dカードが欠かせません。
d払いの支払元をdカードにすることで「dカード支払い特典」の0.5%が付与されます。
ドコモの回線をお持ちの方は最大1.5%アップする「d払いステップボーナス」を利用することで、2.5%還元を目指すことができます。
参照:NTT docomo
PayPayはあと払い、d払いはdカードを組み合わせることで、1%の還元率はどちらもたいして難しくはありません。
さらなるプラスアルファを狙うなら、使用回数を目極めの目安としてください。
PayPayでは、次の2つの条件をクリアした場合0.5%プラスされます。
(1) PayPayまたはPayPayカード、PayPayカード ゴールドで合計30回の支払い(300円以上が対象)
(2) PayPayまたはPayPayカード、PayPayカード ゴールドで合わせて10万円の支払い
PayPayが0.5%の加算条件を30回の決済回数としているのに対して、d払いでは20回から0.5%の特典が進呈されます。
≪画像元:NTT docomo≫
PayPayは、7月1日から200円以上の決済に対して1回のカウントとなり、条件はやや緩和されますが、30回までは付与率が上がることはありませんし、0.5%以上にもなりません。
d払いでも、1.5%還元となる80回を目指すことはあまり現実的ではないでしょうが、1回使用しても0.1%ですが上乗せされます。
d払いの方が普段使いでは、還元率アップが狙いやすいといえるでしょう。
ここからは、利用場所によってどちらを選ぶとお得か、検討してみましょう。
Yahoo!ショッピングでは以下のような支払い方法をとることが可能です。
・ クレジットカード払い
・ PayPayあと払い
・ PayPay残高払い
・ ゆっくり払い
・ デビットカード決済
・ 代金引換(商品代引)
・ キャリア決済(携帯電話料金合算支払い)
・ コンビニ決済
・ ペイジー
・ ヤフーショッピング商品券
キャリア決済を選択すればd払いでも使うことは可能ですが、Yahoo!ショッピングではPayPayを使うべきです。
というのも「毎日最大+3.5%」「5のつく日キャンペーン」など、ポイントが加算されるキャンペーンは支払い方法がPayPayに限定されることがほとんどです。
6月15日より開催が予定されている「PayPay本人確認ジャンボ」についても同様で、全額還元を果たすにはPayPay残高、PayPayあと払いで決済することが必須条件と告知されています。
≪画像元:Yahoo! ショッピング≫
ドコモ回線があり、spモードまたはahamo契約の方ならd払いがお得、Amazonは最大4%還元となる「毎週おトクなd曜日キャンペーン」が使えます。
参照:d払い
≪画像元:d払い≫
実現するために、以下の2つを行ってください。
(1) キャンペーンにエントリーする
(2) 金曜日もしくは土曜日に「d払い」を利用する
Amazonでd払いを使用するには、事前設定が必要です。
Amazonにログイン後、メニュー → アカウントサービス → お客様の支払い方法から操作してください。
d払いの支払い方法はクレジットカード払いはNG、電話料金合算払いのみです。
そのため、ドコモ回線がない方は利用できません。
また、次の商品はd払いでは購入できませんのでご注意ください。
・ Amazon.co.jp ギフトカード
一部のデジタルコンテンツ(Kindle本、Kindle Unlimited、Amazon Music Unlimited、Prime Videoチャンネル以外)
・提携ネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井)
・Amazonフレッシュ
・Amazon Payの支払い
・定期おトク便
参照:Amazon
Yahoo!ショッピングサイトには、ふるさと納税の「さとふる」「ふるなび」があります。
そのためYahoo!ショッピングのお得な日・「毎日最大+3.5%」「5のつく日キャンペーン」に参加できるうえ、5%もしくは10%が加算される「倍!倍!ストア」の対象店舗となることがあります。
またPayPayのアプリからは、次のようなクーポンが発券されることもありますのでもらさずチェックしてください。
特に全額還元のチャンスとなる超PayPay祭は見逃し厳禁、支払い額が多くなるふるさと納税だからこそ狙ってください。
ただし、公式ページがイベントの対象になっている場合と、Yahoo!ショッピングのさとふるやふるなびが該当する場合がありますので、くれぐれも注意してください。
Amazonと同様に、最大4%還元となる「毎週おトクなd曜日キャンペーン」に加えて「d払い モバイルオーダーならいつでも+1%ポイント還元」を併用することができます。
d払いアプリからふるさと納税することで最大5%、獲得してください。
≪画像元:d払い≫
ただし、ふるさとチョイスはPayPayでの決済も可能ですから、超PayPay祭など大きなイベントがあるときはよく吟味してください。
最後に、特徴的なそれぞれのメリットについても探っておきましょう。
PayPayのクーポンは、わざわざレジで提示しなくても取得しておけば適用されるため、使い忘れることがありません。
大手企業が多く参入しているうえに、ソフトバンクユーザーは還元率が非常に高く、中には半額分のポイントが戻ってくるものもあります。
6月に予定されているのは、以下の通りです。
≪画像元:SoftBank≫
d払いでは、ポイントを多重どりが簡単にできます。
次のように操作をしてください。
(1) d払いの支払い方法をdカードに設定する
(2) d払いが使用できるdポイント加盟店でdポイントカードを提示する
(3) d払いで決済を行う
ここで気を付けたいのが、dポイントの加盟店です。
dポイント加盟店数は2023年3月現在536社、利用可能店舗数は10万店以上ありますが、d払いが使えるお店=dポイントが貯まるお店ではありません。
たとえば、コンビニならばファミリーマートやローソンでは3重どりは可能ですが、セブンイレブンはdポイントクラブ加盟店ではないため、2重どりまでしかできせん。
目印は次のアイコン。
普段よく行く店舗に貼付されているか、こちらのページから検索しておいてください。
記載の内容は、2023年5月28日現在の情報をもとにしたものです。
折に触れて公式サイトなどから、バージョンアップを心がけてください。
お得なキャンペーン情報の収集もお忘れなく。両者を上手に使いわけて、お得をがっちりつかみましょう。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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