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【PayPay】8月より改悪 制度が変わるまでに考えておきたい対応策4つ
≪画像元:ANA≫
リニューアルとキャンペーンについて発表されたANA Payについて、改めておさらいすると、これまでは事前チャージ式のQR/バーコード決済のシンプルな電子マネーでした。
入会費・年会費はもちろん無料で、200円の支払いにつき1マイル貯まります。
他社電子マネーで付与されるのは0.5%~1.0%程度の還元率で固定されているポイントであり、価値が変動する「マイル」である所がANA Payの大きな特徴でした。
チャージに利用できるクレジットカードブランドがJCB指定なのは若干不便な部分ですが、ANA JCBブランドカードであればチャージ時にもマイルが付与されます。
グレードごとに付与率は変動し、
となります。
このANA Payの既存のシステム(コード払い)は2023年11月にサービス終了し、新たにコード決済での利用が可と書かれています。
正直、公式サイトの記述だけでは筆者もコード払いとコード決済の違いがよく分かりませんので不親切だと感じています。
しかし、後述するキャンペーン事態はお得なので、タッチ決済でお得を享受できるものといったんとらえてください。
≪画像元:ANA≫
5月にリニューアルが始まり、
それに伴いタッチ決済の利用がスタート、Visaのタッチ決済又はiDとして使えるようになり、利用可能な店舗がぐっと増えたのです。
ANAマイルからも1マイル1円換算でチャージできるようになり、貯まったはいいけど使い道がない・・となっているマイルがあればお買い物で使えるようになったのもメリットです。
ただし、
それぞれ蓄積され、いずれかの口座からの支払(アプリ上で入れ替え操作が必要)となりますのでご注意ください。
≪画像元:ANA≫
バナーには最大1,100マイルとありますが、ANAカードのいくつかの条件を満たすと、合計で1万マイル獲得できるキャンペーンが5月23日~8月31日まで開催されています。
個別の達成条件詳細は公式サイトをご覧頂くのが1番わかりやすいのですが、まとめると
これにより、付与合計1万マイルとなります。
前述した通り、そのままANA Payで利用すれば1マイル=1円ですので1万円相当の付与。約16%還元とも言えます。
しかしミソなのが1万ポイントではなく1万マイルであること。
ANAで航空券を購入する際に利用すれば、1マイルを3~5円程度の価値で使うことができるのですから、6万円チャージで4万円相当の航空券が買えたなら50%以上の還元率と言えるのではないでしょうか。
付与されるボーナスマイルのタイミングは2023年11月中旬予定とのことで、年末年始から来年の春に掛けてANAの飛行機に搭乗する予定がある方にとっては、かなりお得に航空券が買えるチャンスと言えるでしょう。
もちろん、ANA搭乗予定がない方であってもお得度は高いです。
ANA PayからTOYOTA walletにチャージする際に0.5%還元。
そこから利用する際に1.0%還元なので、合計1.5%還元になるのですから、PayPayステップをかなり頑張って達成した際の還元率と簡単に並べるのはありがたいです。
とはいえ、やはりおすすめはマイルを有効活用すること!
これを機にちょっと遠出や久しぶりの海外旅行などもぜひご検討ください。
何故このタイミング、この規模でANA Payを展開するのか?
これは先日行われた会見でも明かされていましたがこれまではクレジットカードで貯めたマイルで航空券を買う、だけの存在だったマイルを核に据えて、「マイル経済圏」を作りたいという展望があるようです。
楽天経済圏、PayPay経済圏など囲い込みが激化する市場に新たにANAが殴り込む形で展開が始まりました。
まだまだお得なキャンペーンが続きそうで今から楽しみです!(執筆者: 遠藤 記央)
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