節約すればムダをなくして家計管理しやすくなるとわかっていても、

  • ストレスが溜まる
  • 疲れる

など、デメリットの方が大きいと感じる人もいるのではないでしょうか。

無理なく自分のペースで節約するなら、まずは節約がストレスや疲れにつながる理由を知っておくことが大切です。

今回は、節約がストレスになる理由と節約家が実践する節約術を解説します。

ポジティブな気持ちで節約を続けるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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節約がストレスになる理由

節約という言葉を聞くと、

  • 収入が増えないから仕方なくやる
  • がまんしないといけない
  • すぐに結果が出ないから楽しくない

など、ネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。

節約にネガティブなイメージがある人は、節約を続ける中でストレスを感じやすいと言えます。

一方、

「節約に目標がある」

「生活を豊かにするためにお金の使い方を見直したい」

というポジティブな気持ちがある人は、ストレスがたまりにくい傾向にあります。

さまざまな節約方法を試す前に、まずは具体的な節約の目標を立てて、現在のお金の流れを把握しましょう。

まずはできることから!節約家が実践する節約術8つ

以下では、節約家が実践している節約術を紹介します。

取りかかりやすくて続けられそうな、自分に合った方法を試してみましょう。

1. 家計簿で収支を把握

家計簿は、

  • 何にどれくらいお金がかかっているのか
  • ○月にはどんな出費があるのか

などの把握に役立ちます。

ただし、収支が合わないとイライラしたり面倒になったりするので、こまめな記録が大切です。

レシートがない支払いをしたときは収支が合わなくなりやすいので、スマホや他のレシートの余白にすぐにメモしておくと安心です。

2. サブスクの活用

サブスクサービスを利用すると、都度購入や1回ごとの利用よりトータル費用を安くできる場合があります。

わが家では、子どものスマホで月額548円の「auスマートパスプレミアム」に加入し、クーポン利用でしっかりもとを取っています。

一方、私は外出する頻度が少なくクーポンやサービスを使いこなせないので、だいぶ前に解約しました。

サブスクは使いこなせればお得ですが、自分のライフスタイルに合っているか定期的に見直すことも大切です。

3. 固定費の見直し

住居費・保険料・携帯電話の料金などの固定費は、1度見直すだけで節約効果が長く続きます

昨年、わが家では子どもの携帯電話を格安スマホに変更しました。

使えるギガが増えたにもかかわらず月々の料金は1,000円安くなり、年間1万2,000円の節約効果となっています。

4. 安いスーパーでまとめ買い

わが家では、週1回のまとめ買いに業務スーパーを利用しています。

ただ、安いスーパーで買ったとしても、「買いすぎ」「食品ロス」になれば節約どころか高くついてしまうこともあります。

必要な食材をリストアップし、食べきれるまたは保存できる量を買うことがポイントです。

また、「安いスーパー=すべてが安い」とは限りません。

卵・野菜・お酒は、ドラッグストアや産直所の方が安いことも多いです。

近くにお店が複数あれば、価格の傾向をチェックしておくと食費の節約になります。

5. クーポン&ポイントの活用

「auスマートパスプレミアム」のほかにも、「スマートニュース」「LINE Pay」などにもお得なクーポンがあります。

また、飲食店の公式アプリにはお得なクーポンも多いので、いつも行くお店のアプリはダウンロードしておくとお得です。

また、「楽天経済圏」「PayPay経済圏」「au経済圏」のように、使うサービスをまとめることでポイントが貯まりやすくなります。

6. フリマアプリで不用品売却

使わなくなった日用品やサイズアウトした子供服などは、フリマアプリで手放すとチリツモ節約になります。

特に、本はブックオフに持ち込むより高く売れることが多いです。

最近は、読まなくなった絵本やビジネス本を出品し、1冊あたり400~600円ほどで売れました。

参考書や雑誌も安く買えるので、本屋やブックオフに行く前にまずはメルカリに出品されていないかチェックしてみましょう。

7. 金券ショップの活用

金券ショップで商品券や株主優待券を安く購入すれば、普段の買い物や外食がお得になります。

お米券・ビール券・ギフト券などのほか、切手やチケットなども購入できます。

私は、使い勝手の悪い商品券は金券ショップで現金化しています。

いつか使うかもと財布の中に入れておいても、出番がなければただの紙切れです。

8. ノーマネーデー

お金を使わない日を作ることで、チリツモ節約になります。

平日はなかなか難しいという人は、土日のどちらかだけノーマネーデーを目指してみましょう。

スマホや手帳にノーマネーデーの印を付けておくと、節約の励みになりムダ遣いを防げます。

節約をポジティブに続ける4つのコツ

節約をポジティブな気持ちで続けるために、次の4つを意識してみましょう。

1. 目的やゴールを持つ

目的やゴールがないと、やる気が下がったり挫折したりしやすくなります。

「今年中に50万円貯める」

「貯まったお金で旅行に行く」

など、具体的な目標を持ちましょう。

2. メリハリのあるお金の使い方をする

「なんとなく」

「なくてもいいけどあったら便利かも」

な出費は浪費のもとです。

必要なものや経験にお金を使う意識と習慣は、生活を豊かにするためのお金の使い方につながります。

3. 振り返りの時間を作る

日々の頑張りは、振り返りの時間を作って確認すると節約の励みになります。

クーポンで得した金額やノーマネーデーの日数など、数字で比較するのがポイントです。

使いすぎやムダを見直すこともできます。

4. 結果を求めすぎない

せっかく節約するなら、目に見える結果がある方が励みになります。

しかし、水道光熱費のようにすぐに効果を確認できないものもあるので、あせらずコツコツ続けましょう。

節約は自分に合った方法で楽しく取り組もう

ネガティブな気持ちで取り組むより、ポジティブな気持ちの方がストレスフリーな節約が続けられます。

とはいえ、節約方法によっては自分に合わないと感じることもあります。

失敗もあるかもしれませんが、試行錯誤しながらストレスなく続けられる節約方法を探してみましょう。(執筆者: 成田 ミキ)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 節約家が実践する「ストレスフリーな節約術」8選と続けるコツ4つ 自分に合った節約をみつけよう