海外旅行で優雅なひと時を過ごせる空港ラウンジ、そんな空港ラウンジを使い放題なのが「プライオリティ・パス」です。

この度、そんなプライオリティ・パスの年会費が上がりました。

お得に利用できるクレカとともに紹介します。

【実質改悪】「イオンラウンジ」順次再開 3つのルール変更内容

「プライオリティ・パス」には3つの会員種別がある

≪画像元:三井住友カード

プライオリティ・パスには3つの会員種別があり、その特徴は以下の通りです。

  • スタンダード:旅行頻度が少ない人向け(利用ごとに利用料金が発生)
  • スタンダード・プラス:定期的に旅行する人向け(10回分まで無料
  • プレステージ:ひんぱんに旅行する人向け(制限なく無料

本会員のみならず、同伴者も料金を支払うことでラウンジを利用できます。

昨年12月には、同伴者も含めたラウンジ利用料金が32米ドル→35米ドルに値上げされました。

3/28よりプライオリティ・パスの料金が値上げ

≪画像元:プライオリティ・パス

そして今年の3月28日より、プライオリティ・パスの年会費も以下のように改定されました。

  • スタンダード:99米ドル
  • スタンダード・プラス:299米ドル→329米ドル
  • プレステージ:429米ドル→469米ドル

最も自由度の高いプレステージに至っては40米ドルの値上げですが、昨今の円安基調を考えると大ダメージです。

プライオリティ・パスが無料付帯するクレジットカード3選

実は、プライオリティ・パスの年会費を支払わずに、特典が付いてくるクレジットカードがあります。

クレカの年会費だけ支払えばいいので、プライオリティ・パス単独で申し込むよりもコスパが高いです。

ここからは、プライオリティ・パスが無料付帯するおすすめクレカを紹介しましょう。

1.【楽天プレミアムカード】年会費1万1,000円でプレステージ付与

≪画像元:楽天カード

まずは、「楽天プレミアムカード」です。

年会費1万1,000円の格安料金で、469米ドル相当のプレステージ会員特典が付与されます。

同伴者料金(子供含む)は3,300円/人と、35米ドルよりも格安です。

ただし、年会費550円の家族カードにはプライオリティパスの特典が付帯しません

また、有効期限が2年間で自動更新はなく、再度「楽天e-NAVI」より更新手続きが必要です。

2.【三菱UFJカード・プラチナ・アメックス】家族カードでもプレステージに無料登録

≪画像元:三菱UFJニコス

家族カードを発行の方は、「三菱UFJカード・プラチナ・アメックス」がおすすめです。

年会費は2万2,000円ですが、家族カードの年会費はかかりません

それでいて、本会員カードだけでなく家族カードでも、プライオリティ・パスのプレステージ会員特典に無料で申し込めるのです。

同伴者料金(子供含む)は3,300円/人ですから、できるだけ家族カードを持たせて利用するのがいいでしょう。

自動更新はありませんので、有効期限1か月前から更新手続きをしてください。

3.【セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス】同伴者料金が安い

≪画像元:クレディセゾン

少し値が張ってもいいので利便性重視の方は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」もいいでしょう。

年会費は2万2,000円(初年度無料)と高いですが、プラチナカードの中では安い部類に入ります。

加えて、年200万円以上利用すると年会費が1万1,000円と、楽天プレミアムカードと同水準になるのです。

プレステージ会員特典が付与され、同伴者料金(子供含む)は2,200円/人と楽天プレミアムカードより1,100円安くなっており、家族旅行などでは威力を発揮しそうですね。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスにも有効期限はありますが、自動更新されますのでうっかり期限切れなんてことはありません。

プライオリティ・パスはクレカ付帯が絶対にお得

プライオリティ・パスの年会費が改定され、プレステージ会員は日本円にして6万円近い年会費になりました。

子の年会費をそのまま支払うのは馬鹿らしいので、お得に使えるクレカ付帯のプライオリティ・パスにしましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 「プライオリティ・パス」の年会費が値上げ 無料付帯するお得なクレカ3選でカバーしよう