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【2024年~従業員数51人以上の企業に適用範囲拡大】パート社員が「社会保険」に加入するメリット
ステップ1:ライフイベントを考えます。家族構成、年齢、結婚、子育て、住宅、いつまで働くか、定年後どうするか等
ステップ2:基本パターンの入力表を作成します。
ステップ3:エクセル表でCF表を作成します。
ステップ4:作成に当たっての注意点。
エクセル表は入力表からジャンプする仕様にすると便利です。個人の力量にあわせて工夫してください。
<表-1>必要項目は家族構成、年齢、結婚、子育て、住宅、いつまで働くか、定年後どうするか等。
ここでは概略解説にとどめ、詳細はステップ4で説明します。
<表-2>給与手取、児童手当、退職金、相続、年金、相続、個人年金、投資、保険満期・解約金等。
給与は手取で年齢別に予測します。
正確には、税金(所得税や住民税)、会社天引きの社会保険料(健康保険、雇用保険)は支給額を元に個別に計算しますが、複雑ですので手取とします。
年金生活者は税金、健康保険料を係数で補正します。
<表-3>生活費(食費、光熱・水道費、通信費、被服等)、住居費、住宅頭金・ローン、管理費・駐車料金、リフォーム、子育て費用は 子供生活費、教育費(教科書代、課外活動費、クラブ活動費、塾) 民間の保険料、自動車関係(車両費、税金、保険)、介護費、趣味、交際費、子・孫の祝金等。
<表-5>入力表(ステップ2で作成)と<表-6>CF表を合体します。
<表-6>CF表になります。
厚生年金額 = 0.005481×厚生年金加入時の年収平均(税込)×勤続年数
国民年金額 = 79万円(令和5年満額)×支払い年数/40年
厚生年金加入時の手取平均 ≒538万円(20代 350万円、30代 470万円・・・60歳 400万円)
平均年収(税込)=手取額/係数=538/0.77=699 計数は0.77としてください。
厚生年金 0.005481*699*勤続42年=161万円
国民年金 79*40/40=79万円
平均手取年収/0.77 →税込み年収 年金手取額=(厚生年金 + 国民年金 )×係数<グラフ-1>
夫 538/0.77 → 699 216=(厚生年金:161+国民年金:79)×(1-0.1)
妻 287/0.77 → 373 121=(厚生年金: 55+国民年金:79)×(1-0.1)
係数 161+79+55+79=374・・・グラフから10%
支出基本生活費 夫婦2人分<表-8>、子供<表-9>
<表-10>住宅ローン 1,000万円を利率0.5%,1.0%,2.0%で10年,20年,30年で返却する場合の年間返済額
<例> 4,000万円 1% 30年 返済額=39×4,000/1,000=156万円/年
CF表のグラフ
参考:無料のCF表で比較
上記条件で比較しました:20代 夫婦 共稼ぎ 子2 収入630 生活費 290
(執筆者:1級FP技能士 淺井 敏次)
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