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金融システム不安からFOMCに注目集まる【今週の日経平均を考える】
それでは、チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は、上向きに推移し、株価も5日線を下支えに推移しました。
25日線は、下向きから徐々に上向きに向きを変え、木曜日には上向きになった25日線に対して下から5日線が上に抜けゴールデンクロスを完成させました。
75日線は、横ばいで、若干上向となっています。
並び順は、5日25日75日の並び順で、一気に安定上昇の並び順となり強さを見せています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、横ばいの動きで、若干下降していながら、2万7360円処を推移し、株価は27日月曜日に200日線を超えてきました。
下値切り上げ型の三角持ち合いを上抜け、大きな上昇をみせ、3月13日14日の窓を埋め、更にその上の3月10日13日の窓も6円高く埋めてきました。
2万8000円の心理的節目到達で一服感が出やすいところですが、上値メドの大きなBOX上限が近づいてきているので、上値メドをしっかり意識していきたいです。
下は直近に開けた30日31日の窓埋めが意識されるところです。
またまた遅行線が芸術的な動きを見せましたね。
上に日々線が立ちはだかっていたところを、わずかな隙間だった2月16日17日の間をすり抜けて上に向かいました。
ここからは6営業日後の遅行線に注目ですが、
先々がとても面白い3択となっていて要注目です。
厚みを増してきた雲とは乖離する形で上昇した株価は、基準線が横向き転換線が上向きとなり、基準線と転換線のクロスも見えてきました。
ここからトレンドを上昇としていけるか引き続き一目均衡表を確認していきましょう。
全てのバンドが上向きとなっていて、上昇トレンド入りの兆しが見えてきました。
さてどうなるでしょうか。
スローストキャスト
順調に上昇し、まもなく買われすぎゾーンへ入ってくる位置です。
ここから買われすぎゾーン入りして強さを見せるのか、注目していきましょう。
ヒストグラムは好転し、強さを見せています。
MACDが0ラインを超えてきました。
シグナルもまもなく0ラインを超える位置ですが、この0ライン近辺では、株価が一旦横ばう動きを見せることが多々あるので注意してみていきましょう。
次回の満月は4月6日(ピンクムーン)、新月は4月20日(金環皆既日食)です。
次回の水星逆行期間は、4月21日から5月14日です。
3月31日にパラボリックも好転し、いよいよテクニカルのシグナルは買い優勢となっています。
しかし、
こちらも考えながら、楽観視だけではなく気を引き締めて節目の接戦での操作をしていきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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