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イオンラウンジが3年ぶりの再開!ただし事前予約制、ゴールドカードは条件付きに 変更内容を詳しく解説
誰でもすぐに利用できるわけではありません。
まず申し込みをしたら、その後は銀行内で会議や審査などが行われます。
信用情報を閲覧するのではなく、銀行での取引状況などを見るようです。
1週間ほどして審査結果が伝えられ、晴れて契約をすると鍵を渡され利用できます。
契約から1週間ほどで、書留でカードが送られてきます。
貸金庫を利用できるのは、契約者本人とその代理人です。
代理人は基本的に契約者の親族が多いですが、法人利用の場合はこの限りではありません。
親族以外が代理人を希望すると、ヒアリングなどを別途行うそうです。
が必要になります。
代理人を立てる場合は、代理人の本人確認書類、印鑑(認印でもOK)も必要です。
月割り分を現金で支払いたい場合は、現金も持って行きましょう。
銀行や支店によって、貸金庫のサイズは異なります。
筆者が取材した支店では、大・中・小の3サイズがあり、それぞれ以下の通りです(単位はcm)。
上蓋のついた引き出しといった感じで、引き出しの厚みだけが異なります。
「小」に通帳や印鑑などを入れてみましたが、結構余裕がありました。
筆者が取材した支店では、大・中・小で年間費用は以下の通りです。
年間費用は、当該銀行口座より4月に1年分がまとめて引き落とされます。
4月以外の月に契約した場合、契約期間を月割り計算して4月の引き落とし、もしくは契約時の現金払いです。
解約の際も月割り計算で返金されます。
筆者が取材した支店では、平日9時~17時に利用できます。
銀行窓口は15時で閉まりシャッターがおりますが、貸金庫の入口はATMと同様にシャッターの外側に位置しています。
ですので、シャッターが閉まっても15時~17時の時間帯に利用可能です。
利用の際、行員の方に声がけなどをする必要はありません。
銀行や支店によって出し入れの方法は異なります。
筆者が取材した支店では、契約時に暗証番号を設定し契約後に鍵が渡され、その1週間程度でカードが郵送されます。
その後、以下の流れで貸金庫を利用します。
貸金庫はタワー式駐車場のような作りになっていて、操作すると自分の箱だけが出てくる仕組みです。
通帳や証書、実印や権利書、貴金属など基本的には何を入れても構いません。
ただし、現金は入れないように推奨されています。
また、法律に違反するものや危険物(拳銃・火薬など)なども入れないでください。
機械が動かなくなる恐れがあるため、金庫のサイズを超えるものや20キロ以上のものも入れないようにお願いされます。
とはいえ、行員の方が中身をチェックすることはありません。
貸金庫を利用しようとしても誰かが入っていると、外でカードをスライドさせても入室できません。
また、誰かが出てくるタイミングでカードをスライドさせず入室しようとしても、カードと鍵がなければ何もできません。
また、中には銀行につながるインターホン、警備会社につながるボタンがあります。
どうしても操作方法が分からない場合は、インターホンを利用すれば操作方法を教えてくれます。
貸金庫は耐火構造になっていますので、火事で中身が燃えることはありません。
耐震構造もしっかりしているとのことで、地震の心配もなさそうです。
筆者が取材した支店はまず水害が起きないような立地条件ですが、可能性はあります。
収納された状態の貸金庫は、下から2段(高さ13センチくらい)は基本的に空き箱としており、それくらいの高さまでの浸水なら大丈夫です。
どうしても危険なときは、行員が一時的に預けた荷物を持ち出すこともあるそうです。
行員の方は貸金庫の中身を知らず、知っているのは預けた人のみです。
万が一のことがあっても、銀行側が中身を知ることはできないので、補償のしようもありません。
約款を呼んでも「補償はしない」と書いてありました。
実際に貸金庫を利用して、肩の荷が下りた感じです。
盗難・火災の際のリスクを限りなくゼロに減らせるのは、大きいですね。
価格や機能を比較して、つい遠くの銀行の貸金庫を検討したくなりますが、あまりおすすめできません。
自分のメインバンクのある銀行(できれば通帳を作成した支店)でないと、審査が厳しくなる可能性が高く、いざという時にすぐに取り出せないからです。
月割計算が面倒な方は4月に契約するのがおすすめですよ。
(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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