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たまごによっては、ビタミンなどの栄養が豊富なものやブランドの商品もあるでしょう。
そういった付加価値のあるたまごは、通常たまごと比べて割高です。
ふだん高いたまごを選んでいる方は、こだわりを捨てることが支出減につながります。
食料品の買い出しはスーパーが基本ですが、たまごはスーパー以外でも取り扱っています。
コンビニ、ドン・キホーテ、ドラッグストア、八百屋など、さまざまな店で販売しており、スーパーよりも安値で手に入ることも。
筆者は近所のスーパーよりもドラッグストアの方が安く買えるため、たまごはスーパーで買っていません。
このように、定価でもたまごが一番安く買える店を把握することも節約のひとつです。
うずらのたまごは、茹で水煮缶で代用できます。
一般のスーパーでは、8~10個入りの使い切りパックもありますが、業者スーパーもうずらたまご水煮缶は、約50個入りの大容量サイズです。
茹で調理済みなのでそのまま使えますし、500円以下で購入できます。
炒めものや煮物に使う際は、ふつうサイズのたまごではなく、割安なうずらのたまご水煮缶を使うとコスパが良いです。
これまでと変わらないたまごの消費量では、確実に食費は上がります。
たまご料理を作る時は、他の材料で“かさまし”をして、たまごの使う量を減らすこともひとつです。
例えば、オムライスを作る時は、たまごにピザ用チーズを混ぜて「チーズオムレツ」にします。
チーズの分かさが増えるのと、チーズの伸びでたまごがチキンライス全体を包むことができます。
おかずの一品としてオムレツを作る場合でも、中に具を入れることで少ないたまごでもボリュームが出ます。
たまごを使用した冷凍食品を使うのも、ひとつの手です。
業務スーパーには、「オムライス」や「うずら卵串フライ」「錦糸たまご」など、たまごを使用した冷凍食品がいくつかあります。
たまごの高値が続いている今は、加工済みの食品を使った方が割安かもしれません。
毎日の食事に欠かせない「たまご」ですが、支出を抑えるには使用量を再現することも重要です。
毎日2個食べていた方は1個に減らす、フライのバッター液は天ぷら粉で代用するなど、他の食材でカバーすることも節約につながります。
たまごが高く、供給量が少ない今こそ、たまごに頼らない献立を考えてみましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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