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それでは、チャートを細かく見ていきましょう
5日線は、上向きに推移し、株価は5日線の上を推移していましたが、金曜日に5日線を割ってきています。
25日線は、上向きで推移し、株価との乖離が広がっていました。
75日線は、横ばいに見えますが、若干上向に推移しています。
並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きの推移となっています。
株価は上昇トレンドによって、2022年12月15日16日の窓を埋め、12月1日2日の窓も埋め、更に9月13日14日の窓を埋めるという、一気に3つの窓を埋める上昇を見せました。
この上昇で新たに開けた窓は、3月2日3日と3日6日、8日9日と、窓開けで三空という形を作りました。
酒田五法では「三空踏み上げ売り向かえ」と言われていて、三空が現れたら天井示唆で売れという事ですが、そのように、9日木曜日に天井を付けた格好となっています。
この9日の株価はちょうど昨年から意識されている大きなBOXの天井圏と重なり警戒されていたところでした。
さらに9日から10日にかけて、窓を空けて下げたことで、宵の明星というローソク足の足型が出てきました。
宵の明星も天井サインです。
今週、下に寄り付き、窓埋めをしない場合には週足でも宵の明星形成となるので、注意していきましょう。
今週13日から14日には雲のねじれがあります。
雲のねじれは転換のサインなので、トレンド転換、もしくはそのトレンドの加速が考えられます。
遅行線が一気に下向きとなりました。
日々線が2万7800円処なので、この価格帯をキープできれば、横ばいへと進めますが、この価格帯を割ってくると、なかなか上には抜けられない状況となりますので、遅行線の動きを確認していきましょう。
収縮していたバンドが、6日月曜日に大きく上に放れ、+3σに到達しました。
それから+3σと+2σのボリンジャーウォークとなりましたが、10日金曜日に下抜け+2σを割って+1σまで到達となりました。
広がっていたバンドが横向きに変化したので、横ばいの動きが考えられます。
買われすぎゾーンで上に張り付き、木曜日に下向きに変化しました。
この後、買われすぎゾーンから売られすぎゾーンへと下降してくるのか注目です。
0ラインの上で推移し、強さを見せていましたが、9日にヒストグラムが陰転し、MACDも下向きになったため、シグナルとクロスしそうな位置関係です。
次回の新月は3月22日で、満月は4月6日(ピンクムーン)です。
次回の水星逆行期間は、4月21日から5月14日です。
もみ合い上放れで強さを見せていた先週から一転、今週は窓を空けて下から始まりそうです。
パラボリックが好転中で、株価とも乖離がありますから、2万7600円を割らずに推移していけるか見ていきたいところです。
今週は14日に米消費者物価指数があります。ここのところ、この米消費者物価指数で株価が動くことが多くあります。
14日はイベントに注意と、一目均衡表での雲のねじれも重なっているので、じゅうぶんに注意していきましょう。
更に16日には日韓首脳会談が行われます。
株価に関連するイベントには注意しつつ、3月の配当取りの買いが入っているのか、出来高も確認していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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