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Randsとは老舗のランドセル製造卸会社コクホーが手掛ける、日本初のランドセルのサブスクリプションサービスです。
最大約250種の中から好きなランドセルを何度でも選ぶことができます。
今年2月に始まったばかりですが、ラン活に悩む親子の救世主になると注目されています。
コクホーは楽天市場に公式ショップをもっていて、取り扱う全ランドセルがデイリー・リアルタイムランキングで1位を獲得しました。
レビュー評価も高いので、きっと満足のいくランドセルが見つかるのではないでしょうか。
≪画像元:Rands≫
Randsには3種類のプランがあり、料金や交換可能回数などが変わります。
どのプランを選んでも初月無料です。
交換頻度を上げたい・さらに多くの中から選びたいなどがあれば、契約途中でのプラン変更が可能です。
利用方法はWEBサイトか専用アプリから会員登録・申込をするだけ。
支払いはクレジットカードのみなので注意しましょう。
申し込み完了すれば、後日自宅にランドセルが送られてきます。
交換方法も簡単!
新しいランドセルとの交換依頼をしたら、7日以内にRandsロゴ入り専用袋に入れて、宅配便で返送するだけです。
もちろん往復送料はかかりません。
月契約の場合は解約金なしで解除可能で、利用しているランドセルを気に入った場合は買い取ることもできます。
続いて、Randsのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ラン活開始時期が早まり、早いご家庭では入学の1年前にはランドセルの購入を終えていることも珍しくありません。
しかし、あまり早く購入すると「6年間本当に気に入って使える?」「入学時にすでに好みが変わっていたりしないかな」と不安になることも。
定期的にランドセルを交換できるRandsなら、流行りや好みに対応して「今一番好きなランドセル」を常に使い続けることができます。
Randsでは、通常使用の範囲内であれば傷や汚れがついてしまっても追加費用は発生しません。
落書きやハサミなどで故意につけた傷には費用が発生することがあるので、そこは注意しましょう。
また、Randsのランドセルは専門スタッフが常にきれいな状態にお手入れしてくれます。
定期的に交換することで、高学年になっても状態の良いランドセルを使い続けられるのがうれしいです。
Randsのランドセルはしっかりと手入れされていると分かっていても、やはり新一年生にはピカピカの新品ランドセルをもたせたいのが親心。
なんとRandsでは新一年生の初回配送時には新品のランドセルを届けてくれます。
その後の交換からはお手入れされたリユース品となりますが、入学の際だけでも新品が使えるのはやはり嬉しいですね。
また、入学時は教材や物品購入など何かと物入りで家計の負担が大きくなりがちです。
特にランドセルは大きな出費なので、Randsでサブスク利用することで一時的な出費増を回避できるのも人によってはメリットとなるでしょう。
一番お手頃なVプランでも6年間継続でサブスク利用すれば7万290円かかります(初月無料を除いた71か月分の料金合計)。
ランドセルの最も多い購入価格は5~7万円といわれているため、基本的には通常購入よりも高くなる可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
Bプラン・Sプランには年契約があり、月契約よりもひと月単位の料金が低く抑えられます。
しかし、年契約は途中で解約すると解約金が必要になりますので注意しましょう。
デメリット1でも述べましたが、RandsはVプランでも6年間で7万290円となり、基本的には通常購入よりも割高です。
好みのランドセルが決まっている場合は、早割などを活用して購入する方が価格を抑えられるでしょう。
損益分岐点で考えると7万290円以上のランドセルを選べばお得ですが、筆者が調べた限りではVプラン対象のランドセルは6万円台ぐらいまでのものが多い印象です。
そのためRandsは「元を取る!」ではなく、「常に好みのものにアップデートしたい」「高学年でもきれいなものを使いたい」「短期間だけ使いたい」という方におすすめしたいサービスです。
Randsは価格面だけで見ると割高ですが、6年間ずっとサブスク利用ではなく途中で買取や無料進呈を選べば、毎月サブスク料金を払い続ける必要はありません。
まず買取ですが、先述の通りRandsで届いたランドセルは気に入れば買取可能です。
Randsお問い合わせ窓口に確認したところ、買取金額はランドセルの通常販売価格や加入期間によって買取料金が決定されます。
ただし「最初から買取希望の場合は同じランドセルを購入した方が絶対にお安くなります」と明言されていましたので、買取で元を取ろうというのは難しいです。
ですが、実際に使ってみて気に入ったものを継続使用できる・6年間サブスク料金を支払うよりは価格を抑えられるかもしれないという点では選ぶ価値はあります。
そして無料進呈ですが、Randsでは3年間同じプランを継続利用すれば使用中のランドセルを無料で進呈してもらえます。
これはちょうど3年経過した際に使用しているランドセルのみが対象で、無料進呈直前に交換したものでもOKです。
仮に、3年間Vプランを利用して無料贈呈を選ぶと3万4,650円でランドセルを手に入れることが可能です。
選ぶランドセルによりますが、もしかしたら通常購入よりも格安でランドセルを手に入れられるかもしれません。
無料贈呈を選ぶ場合は、合わせて解約手続きをしないとその後も支払いが継続してしまうので注意しましょう。
Randsは価格面だけで見るとお得感はあまりないです。
しかし「常に好みのものを使いたい」「高学年でもきれいなものを使いたい」「短期間だけ使いたい」など、これまでは難しかった希望を叶えられる画期的なサービスです。
「年中さんからランドセルを決めるのは不安」という方は、実際に使ってみてから購入を決めるのも一つの方法です。
日本初のランドセルのサブスクRandsを活用して、より充実した小学校生活を後押ししてあげましょう。(執筆者: 浦辺 愛美)
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