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電気代・ガス代の削減に!100均アルミシートの活用法5つ 月5000円の節約効果も
ダイソーのステンレス商品のほとんどが、220円(税込み)以上になりました。
110円で販売されているものは、カトラリー類や洗濯ピンチや小ぶりのボウルやザルです。
ただ、220円になると一気に使われているステンレスの量が増えます。
ステンレス量が増えれば増えるほど原価は高くなるため、220円商品でも使われているステンレス量がうんと多ければ、お得な商品といえるでしょう。
ダイソーの「バスタオルハンガー」は、オールステンレスのハンガーです。
プラスチックが一切使われていないため、紫外線による劣化の心配がありません。
総重量は257gです。
アルミハンガーや針金ハンガーとは比べ物にならない重さがあります。
バスタオルハンガーは、バスタオルを干すスペースの節約に使います。
バスタオルは、表面積が大きく風が強い日は旗のようにたなびきます。
軽いバスタオルハンガーは、風にあおられて落下するリスクがあるのです。
オールステンレスで257gも重量があるハンガーは安定感があり、サビにも強い特徴があります。
屋外で使うことが多い洗濯ピンチは、紫外線を受けると劣化します。
比較的ポリカーボネイトは強さがありますが、オールステンレスには負けてしまうでしょう。
ダイソーの「ステンレスハンガー8ピンチ角型」は、本体から部品までオールステンレスです。
8個のピンチもオールステンレスではさむ力も強めです。
小ぶりの洗濯ピンチは、とくに花粉の季節に役立ちます。
マスクやハンカチなど顔に触れるものは、花粉の付着を防ぐために小ぶりの洗濯ピンチに干して部屋干しする方がいいでしょう。
また、子どもの靴下や弁当のゴムのように小さな洗濯物は、小ぶりの洗濯ピンチに干した方が風通しはよく、効率的に乾燥させることができます。
小ぶりの洗濯ピンチは、少しのスペースや棚にひっかけて使うことができる便利グッズです。
「ステンレスハンガー8ピンチ角型」は総重量182gで、ステンレスをたっぷりと使っている商品です。
それだけでもかなりお得ではありますが、実は220円とは思えない小さな工夫があります。
それは、落下防止の留め具です。
小さな洗濯ピンチを物干し竿にぶらさげて使うと、風にあおられて本体ごと落下することがあります。
ダイソーの「ステンレスハンガー8ピンチ角型」は、落下防止の留め具がついているため、物干し竿にぶら下げて風にあおられても落下することはありません。
オールステンレスの洗濯ピンチは、生活感がなくおしゃれな見た目です。
お気に入りの絵ハガキや写真をぶら下げれば、インテリアとしても使えます。
ダイソーの「ステンレスバターナイフ」の重量はわずか16gです。
使われているステンレス量は少なく、量だけで比べれば「買うだけで得する商品」とは思えないかもしれません。
しかし実は、使われているステンレスの質が良いのです。
ステンレスには、混ぜてある金属の割合によって、
があります。
ステンレスとは、鉄にクロムやニッケルを混ぜて作られた合金です。
例えば18-10ならば「鋼にクロムが18%以上とニッケルが10%以上混ざっているステンレス」という意味になります。
高級なカトラリーに使われているステンレスには、ニッケルが多く含まれ18-10や18-18のように18の次に続く数値が大きくなっています。
100均で売られているステンレス商品の多くは、ニッケルが入っていません。
つまり「ステンレス」と表示されているのみです。
しかし、ダイソーの「ステンレスバターナイフ」には18-8が使われ、ステンレス製品で有名な新潟県燕市で製造されています。
18-8は、さびにくく丈夫です。
大手メーカーでは、18-8ステンレスを使った装飾を施したバターナイフが1,000円以上の値段で販売されています。
ダイソーの「ステンレスバターナイフ」は、装飾がないシンプルなデザインですが、質は高級ステンレスの名を語る価値がある品です。
個人経営の100均の閉店が相次ぎ、大手100均も商品の見直しや価格改定が相次いでいます。
ステンレス商品はとくに原価率が高くなり、消費者目線でいえば「買うだけで得する商品」なのかもしれません。
ステンレスは多少の傷がついても、空気と触れることで再び皮膜を作ることができるコスパの良い材料です。
割れる心配がなく、手持ちの家具やモノとあわせやすいステンレスは節約家の強い味方です。(執筆者:美大卒 式部 順子)
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