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まずマイナンバーカードやマイナポイントの大前提として、
申請は本人が行うこと
となっています。
15歳未満の子供の申請を保護者が行うことは認められているのですが、15歳以上の家族の場合は原則として本人が手続きを行う必要があります。
ただし、
です。
家族が高齢の場合、スマホを持っていない場合やガラケーの場合もあるでしょう。
そんな状況を想定して、申請手続きは他の家族のスマホやパソコンからでも大丈夫だそうです。
ご自分の手続きに使ったスマホやアプリから、家族の分も申請してみましょう。ただし、原則本人が手続きですから、申請の操作をする際は横にいて確認を取りながら、必ず立ち会ってもらうようにしてください。
まずは「個人番号カード交付申請書」を出してきてもらいましょう。
まだマイナンバーカードを持っていない方には、役所からたびたび送られてきている書類です。
個人番号カード交付申請書にはQRコードが印刷されており、読み取るとマイナンバーなど必要事項があらかじめ入力されている状態の、マイナンバーカード発行申請手続き画面にアクセスできます。
誤入力を防ぐ意味でも便利なので、ぜひ使用してください。
≪画像元:総務省≫
画面案内に従って必要事項を入力していくと、途中で顔写真のアップロードが求められます。
明るい室内で白い無地の壁を背景にして、正面を向いてもらい、その場で証明写真風の顔写真を撮りましょう。
写真のアップロードまでできたら、連絡先のメールアドレス登録を求められます。
このメールアドレスに、このあと「申請情報登録URLのご案内」が届き、記載されたURLからさらに生年月日などの必要事項の入力をしていく流れとなります。
必要事項を全て入力すると、マイナンバーカード発行申請手続きは完了です。
ここまでが2月末までに済んでいれば、マイナポイントの対象となります。
発行申請から1か月以内に役所から「カードができましたよ、取りに来てください」という通知書がハガキで届きます。
届いたら、本人が取りに行ってください。
取りにいった際には4桁の暗証番号など、いくつかの大切なパスワードを設定します。
これを失念すると大変なので、役所に同行できない場合は、正確に控えておくようアドバイスをしてあげてください。
寝たきりの場合など事情があって出向けない場合は、役所に相談してみると代理受取の手続きを教えてくれます。
マイナンバーカードが届いたら、どのキャッシュレス決済にするか、本人と相談して決めましょう。
このときキャッシュレス決済は本人名義のものに限ります。
このあとの利用シーンも考えると、マイナポイントの申請は本人の端末から行った方が良いでしょう。
ペイペイなどは、アプリからのマイナポイント申請方法を、かなりわかりやすく解説しています。
≪画像元:PayPay≫
ここまでマイナポイント申請をしてこなかった方は、スマホ操作への苦手意識も強いケースがあるので、横について手続きの操作を手伝ってあげるとスムーズにマイナポイントがもらえると思います。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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