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価格高騰しても電気代減に成功!節約主婦のリアルな電気料金と効果があった「節電7選」
まずはサーモスの真空保温調理鍋「シャトルシェフ」の概要についてみておきましょう。
価格:3L(3人~5人用)の一般的な機能の製品で、8,000円~1万円程度
機能:真空保温調理
シャトルシェフの仕組みはシンプルです。
部品は外側の保温容器と、付属鍋の2つだけ。
付属鍋は、ガスコンロも、IHコンロもOKです。
≪画像元:サーモス≫
という製品です。
≪画像元:サーモス≫
具体的にどれくらいコンロにかける時間が短縮されるのか、カレーを例にみていきましょう。
カレーにひと口大に切ったかたまり肉を入れると、口の中でほろほろと柔らかくほどけて美味しいですよね。
しかし、根菜やかたまり肉に火が通り、柔らかくなるまで、ふつうなら最低でも15分は煮込まないといけません。
シャトルシェフの場合は5分で済むので、その時間はわずか3分の1です。
またもっと煮込み時間の必要なビーフシチューやおでんなら、本気でやるとふつうは2時間コースです。
シャトルシェフの場合は、ビーフシチューもおでんも火にかける時間は10分でOK、あとは放置時間だけ30分以上を確保できれば大丈夫です。
まずはガス代の比較です。
ガスコンロのみ | シャトルシェフ使用 | 差額 | |
カレー | 5.4円(中火15分) | 1.8円(中火5分) | 3.6円 |
おでん | 9.6円(弱火2時間) | 0.8円(弱火10分) | 8.8円 |
ビーフシチュー | 9.6円(弱火2時間) | 0.8円(弱火10分) | 8.8円 |
※ガス代は1分間あたり、弱火0.08円/中火0.36円で計算
次はIHコンロの電気代比較です。
IHコンロのみ | シャトルシェフ | 差額 | |
カレー | 7.8円(中火15分) | 2.6円(中火5分) | 5.2円 |
おでん | 31円(弱火2時間) | 2.6円(弱火10分) | 28.4円 |
ビーフシチュー | 31円(弱火2時間) | 2.6円(弱火10分) | 28.4円 |
※電力量料金は31円/kWh、中火1,000W、弱火500Wで計算
ガスコンロもIHコンロも、調理時間とともに料金も大幅に節約できることがわかります。
調理時間と光熱費節約以外にも、シャトルシェフのメリットは大きいです。
まず自信をもっておすすめできる理由の第1位が「味」です。
味のしみ込みが良いので、楽をしているのに料理がうまい人みたいになれます。
また煮崩れすることがありません。
これはわりと長い時間放置した場合も変わらず、放置時間が長くなるとドロドロに煮崩れるという心配は基本ありません。
ただし8時間を超える放置はしない方が良いそうなので、外出する場合は目安にしてください。
唯一できない工程が「煮詰める」です。
角煮などは最後に煮詰めてとろみをつける必要がありますが、これは保温容器から取り出してコンロにかけて行います。
また電気調理鍋に比べると安いのですが、購入費用に8,000円~1万円がかかります。
サイズの小さい2人~3人用だともう少し安くなるので、家族の人数に合わせると良いでしょう。
シャトルシェフは煮込み系のメニュー以外にも、ふだんの調理にガンガン使えます。
例えばポテトサラダを作るのに、じゃがいもなら沸騰したら火からおろして、10分間保温容器にいれておけばゆで上がります。
朝食作りのついでに材料を入れてみそを溶いてすぐに保温容器にうつしておけば、仕事から帰宅して熱々しみしみの豚汁が飲めるなんてことも実現します。
放置して外出できる点は、特に働いている方と相性が良いと思いますので、節電・節ガス以外にもメリットはたくさんあると言えます。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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