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最近ではお手軽に投資体験ができる、と各ポイントブランドでは証券会社との連携などを通して、「ポイントでの運用・投資」が出来るサービスが多数存在します。
利用する「ポイントのまま」で、現金化せずに投資を行うため、増やす事ができても手元に戻ってくるのはポイントですが、証券口座を開設せずに始められる手軽さが魅力です。
証券口座の開設が必要で、ポイントを現金化して投資を体験できるサービスです。
やっている事はポイント運用とほぼ同じですが、証券会社への申請などが発生する点と、リターンが現金であるという最大の違いがあります。
これらは現金での投資と同じく、元本割れ=当初のポイント数より下回るリスクがあるため、元手を減らしたくないと考える方にはポイント預金が適しているでしょう。
≪画像元:楽天グループ≫
多くの方が利用している楽天ポイントは「楽天ポイント利息」という名称で、預け入れる事ができます。
毎月末までに預け入れたポイントに対して、毎月5日に利息がつきます。
その利率は年利0.1%(実数0.009%)となっており、楽天銀行の普通預金金利「0.02%(税引き後0.015%)」に比べるとかなり多い事が分かります。
と簡単です。
ただし利息は「1ポイント以上」になった段階から進呈されるため、1÷0.009=11,111…。
1万1,112ポイントを預けるか、複利で1ポイントになるまで待つ必要があります。
楽天市場でお買い物を良くする方なら、獲得したポイントを楽天市場や普段のお買い物で利用する=1ポイント1円で使うより、預け入れて増やす方がメリットがあります。
1回の追加上限額は、3万ポイント(ダイヤモンド会員の方は50万ポイント)ですが、上限がないため多くのポイントを保持しているならチャンスです!
ただし期間限定ポイントは対象外で、通常ポイントのみ預け入れられる点には注意が必要です。
≪画像元:Ponta≫
最近サービスが開始され、人気でアクセス制限も行われたサービスです。
Pontaポイントを預けた際の利率が最低でも2%と、楽天ポイント利息に比べると段違いで多いのが特徴で、2月分は早くも枠が埋まってしまったため、3・4月の申込期間初日11時を狙って待ちましょう。
が難点です。
「定期預金」という名称の通り、預け入れは5月31日までであり、途中解約はできません。
預けていたポイントと利息分は6月末ごろにまとめて返却予定となっているため、まさにPontaポイントに余裕があれば利用する、サービスと考えましょう。
大手ポイントといえばTポイントですが、こちらも「ポイント投資」しかありません。
今後、三井住友系列のVポイントとの統合も予定されているため、三井住友銀行のノウハウを活かした預け入れサービスが始まってもおかしくないため筆者も期待しています。
2022年末から2023年にかけて、投資の世界では荒れ模様のために、多くの方が資産を目減りさせてしまったようです。
銀行もダメ、投資もダメ、と諦めずにコツコツとこうしたポイントを活かした資産を増やし方をし、生活をより豊かにするための資産に変えてみてください。(執筆者: 遠藤 記央)
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