夫の実家では、家族人数分セットの素敵な白いお皿がたくさんあります。

帰省時には私もお借りするのですが、丈夫でデザイン性のすぐれた平皿やボウルの数々にほれぼれしていました。

あるとき「このお皿たちとても素敵だけど、どこのブランド?」とたずねてみました。

すると、驚きの答えが返ってきました。

「ああ、全部春のパンまつりでもらったやつだよ」

ヤマザキ春のパンまつりと言えば、1981年にはじめて開催され、今年2023年で43回目という驚異の歴史を持つ、レジェンドキャンペーンです。

お皿を1枚もらうのに2023年の基準なら30枚、5人分なら150枚のシールが必要です。

わずか3か月間でどうやって集めたのでしょうか。

この記事では、実家の皿(家族が日常使いする洋食器)がほぼパンまつりでまかなえていたという夫に、無理なく家族分のお皿をもらうコツについて聞きましたので、ご紹介します。

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2023年春のパンまつりの概要をおさらい

まずは攻略対象の全体像をつかむことからはじめましょう。

2023年ヤマザキ春のパンまつりの概要は、以下のようになっています。

≪画像元:山崎製パン

実施期間

2023年2月1日(水)~4月30日(日)

※北海道地区は2023年3月1日(水)~5月31日(水)

景品引換期間

2023年2月1日(水)~5月14日(日)

※北海道地区は2023年3月1日(水)~6月11日(日)

景品の内容と獲得条件

  • ヤマザキの対象商品に添付してあるパンまつりのシールを30点分あつめて応募すると、白いフローラルディッシュ1枚がもらえる

≪画像元:山崎製パン

年によってはボウルのこともありますが、2023年はふちどりがかわいい平皿です。

義実家の食器は20~30年前から愛用中とのことですが、傷や欠けは見られず、昨日買ってきたようにピカピカです。

パンまつりのお皿はフランスのアルク・フランス社の強化ガラスでできているので、長持ちするのですね。

かわいいうえに丈夫ときたら、集めたくなる理由がわかります。

商品引換方法

1シート30枚集まったら、ヤマザキ商品取扱店舗へもっていきましょう

お皿1枚と引き換えてくれます。

≪画像元:山崎製パン

毎年家族人数分のお皿をゲット、そのポイントとは

何年にもわたって、家族人数分のお皿をゲットしていたポイントについて夫に聞いてみると、次のように振り返っていました。

  • パンまつり期間中は、ほぼ毎朝家族全員(5人)ともトーストを食べていた
  • パンまつり期間中のおやつは「ロールパンに果物」の組み合わせが多かった
  • パンまつり終盤には、おやつとしてヤマザキの菓子パンを1人1つ食べることもあった

パンまつり開催中だからといって特段家計や家族への負担はなく、自然と生活に取り入れられていたそうです。

ただ昔はお皿1枚もらうのに必要な点数が、今より少なかったとも話していました。

パンは必ずしも定価で買うばかりでなく、消費期限が近いことから割引になった商品を買うケースも多かったそうです。

割引になってもパンまつりのシールはそのままですから、これはお得な集め方ですね。

この3点が家族人数分獲得のポイントとなった理由を、商品ごとの点数一覧とシール1点獲得にかかるコストから、さらに深掘りしていきます。

商品ごとの点数一覧とシール1点獲得にかかるコスト

ジャンル商品名税込価格点数シール1枚獲得にかかるコスト
食パンロイヤルブレッド(6枚入)198円299円
食パンダブルソフト(6枚入)240円2.596円
食パンふんわり食パン(6枚入)194円297円
ロールパンレーズンロール(6個入)182円291円
ロールパンルヴァンバターロール(マーガリン入)6個入181円291円
菓子パンランチパック(ピーナッツ)127円1127円
菓子パン薄皮つぶあんぱん(4個入)158円1158円
菓子パンコッペパン(ジャム&マーガリン)116円0.5232円
菓子パン高級つぶあん105円1105円
菓子パンまるごとソーセージ116円1116円
菓子パンアップルパイ98円198円
菓子パンホワイトデニッシュショコラ130円1130円
菓子パンケーキドーナツ138円1138円

※価格は筆者近隣店舗(関東南部)の参考税込価格です

シール1枚を獲得するのにかかるコストに注目すると、やはり食パンとロールパンが安いことがわかります。

  • 朝食にトースト
  • おやつにロールパン

などの組み合わせで食べれば、良いペースでシールが集まりそうです。

とはいえ食パンとロールパンだけだと飽きがきますので、ときおり菓子パンを食べるのも継続の観点から良策です。

ただし菓子パンは全体的にコスパが悪く、点数が0.5点のものも交じっています

税込110円を超えるとシール1点がつく印象ですので、菓子パンの1点対象商品のうち、特売などで100円を下回った際には変化球として食卓に取り入れると良さそうです。

またヤマザキのパンは、店舗ごとに価格のばらつきがあります。

同じ商品なら販売価格の安い方が効率よくシールが集まるので、パンまつり期間中はぜひ近隣の複数店舗を研究してみてください。

1日ごと、週ごとの点数目標

北海道以外のパンまつりの対象期間は、2月~4月までの3か月間です。

日数にすると89日です。

89日間で5人分150点のシールを集めるとすると、1日あたりの目標枚数は1.7枚

週あたりでは12枚となります。

週12枚を獲得できる購入例

  • ダブルソフト 6枚入(2.5点)×4袋 = 10点
  • レーズンロール 6個入(2点)×1袋 = 2点

合計12点

5人家族で全員トーストを食べると、6枚入ひと袋はすぐになくなってしまいます。

週に5日トーストの朝食をとると合計25枚の食パンを消費、のこりの2日とパンがきれた方おひとりは、飽きがこないよう和食はいかがでしょうか。

おやつのレーズンロールは1人1つを消費していけば、子供の数が3人の家庭なら2日でなくなります

飽きないためにも良いペースでしょう。

食パンの日持ちが心配なら、冷凍してしまうのも一手です。食パンは冷凍しても味が変わりません。

ウェブ上でもパンまつりを開催

2023年はウェブ上でもパンまつりを開催していますので、こちらもご活用ください。

具体的な購入プランを立ててみると、家族全員で生活に取り入れれば意外と難しくはないと感じました。

みなさんもぜひ春のパンまつりで、家族全員分のお皿をゲットしてください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【ヤマザキ春のパンまつり】家族人数分の5枚を無理なくゲットする方法 週目標、ねらいめ商品、食べ方と購入頻度