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JR東日本全線、その他鉄道路線(7社)の列車が3日間乗り降り自由となる、お得なきっぷです。
税込価格で、
こども料金の設定があるので、家族旅行にも使いやすいですね。
フリーエリア内の JR東日本全線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の特急(新幹線を含む)・急行・快速列車の普通車自由席およびJR東日本が運行するBRTが3日間乗り降り自由となります。
また、あらかじめ座席の指定を受ければ、新幹線・優等列車の普通車指定席が4回まで利用でき、「はやぶさ」(盛岡以南)、「かがやき」といった全車指定席の列車も利用できます。
利用期間は2023年3月2日から15日、購入は利用開始の1か月前から3日前まで可能です。
JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」での限定発売となります。
駅ナカの飲食店やショップでは、利用中のJR東日本パスを提示することで割引等のサービスも受けられます。
駅弁を買ったり、駅ナカで地元の味を楽しんだり、お土産を購入したりといったことにも使えて、お買い物でもお得をゲットできますね。
3日間利用可能で、2万2,150円。
単純計算で、片道1万1,075円以上の場所を往復すれば元が取れる計算となります。
これに当てはまる場所となると、東京発の東北新幹線で、仙台の1つ先、古川まで足を延ばせば達成できます。
もしくは、山形新幹線「つばさ」の利用には指定席を消費する必要がありますが、山形新幹線の赤湯より先に行くのでも、往復だけで元が取れます。
※新幹線・自由席利用
※新幹線・指定席利用
もしくは、新潟・仙台といった主要都市を拠点にしつつ、在来線での現地周遊に「JR東日本パス」を使うことでも、十分元が取れそうです。
※新幹線・自由席利用
この考え方を元に、「JR東日本パス」だけで行ける旅行計画を考えてみます。
3月の東日本、特に東北はまだまだ寒く、雪深いエリアも多いので、現地の観光地を歩いてまわるような旅行は大変でしょう。
「JR東日本パス」を最大限利用して、目的地まで行けるようなプランを組むのがよさそうです。
新幹線と在来線を乗り継いで行くような温泉地は、時間も費用もかさんで行きにくいものですが、新幹線・在来線・一部第三セクター線まで利用できる「JR東日本パス」であればすべて解消します。
これを機に、遠方の温泉地を訪れてみるのはどうでしょうか。
まだ寒い東北の3月、温泉のあたたかさが体に染み渡りますね。
青い森鉄道「浅虫温泉駅」下車。陸奥湾を望む東北随一の温泉リゾート地です。
東京〜浅虫温泉は、新幹線(指定席)と在来線、第三セクター線を乗り継いで、片道1万8,130円。
往復しただけで、1万4,110円お得になる計算です。
冬のスポーツを楽しむ方であれば、日頃は行けない東北のゲレンデはいかがでしょうか。
最寄り駅からゲレンデまで無料送迎が出ている場所を選べば、実質「JR東日本パス」だけでアクセスが可能です。
もしくは、ゲレンデに近いホテルに泊まり、ホテルの無料送迎を利用するのもいいですね。
東北新幹線「北上駅」から予約不要の無料シャトルバスがあり、アクセス抜群。
東京〜北上は、新幹線(自由席)で片道1万3,080円。往復しただけで、4,010円お得になります。
今回はわかりやすく単純往復の例を挙げましたが、乗れば乗るほどお得になる「JR東日本パス」、複数の目的地を周遊して、移動中の景色を車窓から眺めるのもいいですね。
上で挙げたお得ポイント、元取れ地点を意識しつつ、あなただけの旅を楽しんでください。(執筆者: 星澤 美衣)
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