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電子マネーとクレジットカードはどっちがお得か 違いや使い分け方伝授
JCBスマートフォン保険とは、JCBの対象カードに付帯するスマホの補償です。
これまでもクレカの付帯保険としてスマホの補償はありましたが、ほとんどがプラチナカード以上のもので、一般人は到底手が出ないような年会費が必要でした。
ですが2022年10月より「JCBスマートフォン保険」の提供が始まり、一般のクレカでもスマホの補償が受けられるようになっています。
・JCBグループが発行する、ゴールドランク以上のクレジットカード・デビットカード(ビジネスカードを除く)
・【ORIGINAL SERIES】JCB一般カード
スマートフォン保険の対象となるのはJCBカードの個人向けクレカ、またはデビットカードです。
JCBブランドならどれでも対象となるわけではなく、JCBが直接発行するプロパーカードのみとなります。
ただし、JCBカードW・JCBカードW plus L ・JCB CARD Rなど、一部対象外もあるので注意しましょう。
JCBスマートフォン保険対象でおすすめのクレジットカードと、補償内容はそれぞれ以下の通りです。
カード名 | 年会費(税込) | 補償限度額 | 補償期間 |
JCB一般カード | 1,375円 | 30,000円 | 購入後24ヵ月以内 |
JCBゴールド | 11,000円 | 50,000円 | |
JCBゴールド ザ・プレミア | 16,500円 | ||
JCBプラチナ | 27,500円 | ||
JCBザ・クラス | 55,000円 | 100,000円 | 購入後36ヵ月以内 |
上記のうち、1番手軽に持てるのは「JCB一般カード」です。
年会費1,375円(税込)で、年間で最大3万円までの補償を受けられます。
携帯会社のスマホ保険に入るよりかなりお手頃なので、スマホ保険をあまり使わない人や、保険料を抑えたい人におすすめです。
補償をさらに充実させたい人は、グレードの高いクレカも検討しましょう。
JCBスマートフォン保険は、カード会員本人が使うスマホが対象で、直近3か月分以上の通信料を対象のJCBカードで支払っていることが条件です。
大手ドコモ・au・ソフトバンクを始め、格安SIMでもスマホを使っている通信料がJCBカードで引き落とされていれば対象となります。
通信料を払っているだけで良いので、比較的簡単に条件は達成できるでしょう。
ただし、「JCB一般カード」~「JCBプラチナ」で補償されるのはうっかり壊してしまったときの破損のみです。
最上ランクの「JCBザ・プラス」のみ破損、火災、水濡れ、盗難が対象となります。
JCBスマートフォン保険は、クレカを持っているだけで対象になる便利な補償ですが、2つほど注意点もあります。
JCBスマートフォン保険の対象となるのは、本カード会員のみです。
家族カード会員は、対象のJCBクレカで通信料を支払っていたとしても、補償を受けることはできません。
家族カードを使っている人は対象外なので注意してください。
JCBスマートフォン保険は、修理代の全額が補償されるのではなく、一定額の自己負担額が発生します。
自己負担額はどのカードでも同じで、詳しくは以下の通りです。
破損、火災・水濡れの場合:10,000円
盗難の場合:15,000円
破損、火災・水濡れなら10,000円、盗難なら15,000円の自己負担が必要で、それ以上の修理代が発生した場合のみ補償の対象となります。
全額でないのは残念な気もしますが、iPhoneなどは画面にヒビが入っただけでも数万円かかります。
クレカの年会費だけで補償してもらえるのは良心的と言えるでしょう。
・JCBのプロパーカードを持っている人
・手頃なスマホ保険に入りたい人
・携帯会社のスマホ保険が高いと感じている人
JCBの対象カードがあれば別途加入手続きなど必要なく、通信料を直近3か月以上支払うだけで補償の対象となります。
手頃な負担額でスマホの補償が欲しい人は、この機会に年会費1,375円(税込)のJCB一般カードを検討し、保険料を節約してください。(執筆者: 西本 衣里)
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