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筆者は出産後に体型が変わり、いわゆる13号以上の「大きなサイズ」の洋服を着るようになりました。
「大きなサイズ」の服は、取り扱っているブランドが限られていたため多少高くても「サイズが合えば買うしかない」という状況でした。
しかし無印良品では、女性の衣料品もXXLサイズまであります。
XXLサイズのTシャツを購入し実寸を計測してみたところ、身幅(わきの下の幅)が58cmありました。
身幅58cmは、17号と同等サイズ(ブランドによって多少差があります)です。
ブランドによっては、同じデザインの洋服でもサイズが大きくなると値段も大きくなることが多々あります。
しかし無印良品は、XSサイズもXXLも同価格で買えるため、サイズが大きい人はお得に買い物ができるのです。
今年の冬は寒いため家族分のダウンジャケットを購入することにしました。
ダウンジャケットはどのブランドも高価で、アウトレットで探しても3万円以上がほとんどでした。
家族分を購入するとなれば10万円以上の出費になります。
そこで今年は大手アパレルブランドの安価なダウンジャケットをとりあえず購入し、手ごろなものが見つかるまで寒さを乗り切ることにしました。
1着7,000円程度のダウンジャケットは軽くて見た目もおしゃれでした。
ところが、2回目の着用で羽毛が縫い目からふき出し始めたのです。
インナーは毛だらけになり、くしゃみが止まらなくなり、やむを得ずわずか2回目で役目を終えることになりました。
7,000円で購入し使用回数2回のため、1回あたり3,500円です。とても安い買い物とはいえません。
≪画像元:無印良品≫
一方、無印良品のダウンジャケットは1万6,000円ほどです。
ダウンジャケットにしては安い方ですが、いわゆる「安いブランド」の中では高い方になります。
しかし筆者は、耐久性を考えると無印良品の1万6,000円はけして高くないと考えます。
なぜならば、無印良品のダウンジャケットは縫い目が少なく羽毛がふき出してこないからです。
また、デザインが男女関係なく着られるため、おさがりにしたり共用にしたりすることができます。
節約意識が強くなると出費する金額にばかり意識が向いてしまいますが、費用対効果を考えなければ安物買いの銭失いになってしまいます。
無印良品のネットストアを見ていると夏や冬のセール時期に関係なく「SALE」の文字を頻繁にみかけます。
まだまだ寒い日が続いていますが、1万6,000円で販売していたダウンジャケットも1万1,900円に値下げされていました。
無印良品はセールになるサイクルが早いため「セール=売れ残り」というわけではなく、いいものを安く買うことができるのです。
無印良品の服は、柄や派手な色がなく、とてもシンプルです。
年齢に関係なく長く着られるため、早めに買ってストックしておくことができます。
セールをこまめにのぞき、いいものがあればストックしておくことで服代を節約することができます。
無印良品には無印良品週間があり「お得に買うなら無印良品週間」と思われがちです。
しかし、無印良品週間は不定期開催になり、欲しい服が残っているかはわかりません。
「服代を節約したい」と思うならば、無印良品週間を待つよりもこまめなネットストアのSALEチェックをおすすめします。
無印良品のデザインは、シンプルでどんなものとも合います。
アパレルブランドは、高価なブランドになるほど個性が強く、なかなか他のブランドと組み合わせることができません。
寒い冬は華やかなシャツやセーターの中にインナーを着込みたくなります。
そんなときに無印良品の服は重宝します。
黒白だけでなく、落ち着いた色合いは個性的なブランドの服を引き立たせます。
少しきつくなったシャツも無印良品の長袖Tシャツの上から前を開けて羽織れば、おしゃれに着続けることができます。
さらに最近は貴重になった「綿100%」も無印良品には多くあり、化繊が苦手な人にとって無印良品は安価で綿100%が買える大切なブランドです。
無印良品の服は、手持ちの服を無駄にすることなく着続けるためのお助けアイテムになります。
洋服は、節約しやすいものですが節約しすぎても生活に潤いがなくなります。
また「安かろう悪かろう」は結果的に浪費になってしまいます。
無印良品の服は、家庭の洗濯機で洗えるものが多く、値段も手ごろでサイズも豊富にあります。
買い物の楽しさを味わいながらおしゃれも上手に楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)
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