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夏から続いている電力ひっ迫による節電は、この冬も継続することが決まりました。
この節電プログラムは、デジタル技術を活用して電力利用者、つまり私たちへ「電力の需要状況に応じたタイムリーな節電要請」を行う仕組みです。
節電プログラムに参加することで、ポイントなどが還元されます。
この節電プログラムに参加する電力会社は非常に多く、一般的な電力会社はほとんど参加しているようです。
節電プログラムは規模が大きく、パッと聞いただけ見ただけでは分かりにくいと感じました。
まず大きなポイントを、いくつか紹介します。
- 電力会社の節電キャンペーンに参加した家庭に2,000円分、企業には20万円分のポイントを上乗せして付与。
- 節電キャンペーンに参加し、使用電力量を前年同月比で3%以上減らすと、家庭は月1,000円分、企業は月2万円分のポイントを上乗せ。2023年1~3月の計3回分の検針が対象。
- 電力需給ひっ迫注意報・警報発令時に節電を行うと、家庭・企業ともに1kWhあたり最大40円分のポイントが付与されます。
上記によると、
とのこと。
ポイントは、共通ポイントや電気料金の値引きなどで還元される予定です。
参加申し込みをするだけでも2,000ポイントがもらえるとあっては、ぜひ参加しておきたいですよね。
参加は国の節電プログラムのHPから、参加中の電力会社を検索し、プログラムの有無を調べられます。
プログラム参加ができる会社なら、申し込みをしておきましょう。
≪画像元:経済産業省 資源エネルギー庁≫
今冬の電力供給は、政府、電力会社において、引き続き供給量の確保に最大限の努力を行っていますが、厳しい見通しです。
加えて昨今の国際情勢により、石油、天然ガス、石炭等の調達リスクの高まる中、電気を効率的に利用することは、日本全体にとってのメリットにつながります。
節電を行い、電気を効率的に利用することは、私たちのメリットにもつながります。
冬の節電で大きなものといえば、暖房です。
こたつの温度も、弱やそれより弱いのでも結構しのげます。
カーディガンを羽織るなど、服を1枚多く着ることで暖房の節電効果は得られるでしょう。
ダイソーなどにある、あったかグッズを使うこともおススメします。
テレビによる消費電力は、思っているより大きいです。
「観ないときは消す」を徹底すれば、電力の節約に一役買うかもしれません。
電力量がひっぱくし、世界でも類を見ないほど経済も混乱しています。
日本はまだ電気を自由に使うことができる国ですが、いつどうなるかわかりません。
今回の節電プログラムを通して「大切な電気」に目を向け、節約にもつなげてください。(執筆者: 松田 潔子)
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