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今年もあと、1か月を切りました。
値上げは頻発し、近年にないほどの円安と、不安定な状態が続いています。
こんな時こそ安全性の高い定期預金に注目し、少しずつでも着実に増やしたいものです。
そこで、利用しやすい全国の金融機関から利息のみに注目して調べてみると、最高3%まで金利の高い商品を見つけました。
この記事では、外貨預金や投資信託、年金との抱き合わせキャンペーンなどは省いていますが、全て預金保護制度の対象商品です。
同時に利用できる特典も一緒に記載しておりますので、利息以上のお得が入手できます。
※記載した金利は、税引き前のものです。利息には税金がかかります。
銀行で口座の開設を断られる5つのケースとその理由 元銀行員が解説
≪画像元:オリックス銀行株式会社≫
12月1日、オリックス銀行は「eダイレクト定期預金」の金利を引き上げました。
「eダイレクト定期預金」は国内に在住するeダイレクト預金口座をお持ちの個人の方なら、作成可能です。本人確認書類をアップロード方式で提出すれば、インターネット上の手続きのみで完了します。
操作に不安な方は、郵送でご提出ください。
預け入れ期間が6か月だと、金利は0.1%にしかなりません。気を付けてください。
預け入れ期間/金利 | 6か月 0.1% 1年 0.22% 2年 0.15% 3年 0.25% 5年 0.28% 7年 0.35% |
預け入れ金額 | ・スーパー定期 100万円以上300万円未満 1円単位 ・スーパー定期300 300万円以上1,000万円未満 1円単位 ・大口定期 1,000万円以上 1円単位 |
オリックス銀行は店舗やATMは設けておらず、通帳やキャッシュカードが発行されることはありません。
最大の注意ポイントは、現金を直接入金できないことです。
入金は他の金融機関からの振り込みまたはオリックス銀行預金口座からの振り替え、出金は他の金融機関への振り込みとなります。
他の金融機関あての振込手数料は月2回は無料ですが、入金するための手数料は自己負担です。
参照:オリックス銀行株式会社 手数料一覧
≪画像元:大阪厚生信用金庫≫
度々お得なキャンペーンを発表する大阪厚生信用金庫が、「ご愛顧感謝キャンペーン」を開催しています。
預け入れできる金額や期間によって金利は変わりますが、最低でも0.3%から、5年間1,000万円以上入金できるなら最大0.425%まで上昇します。
【ご愛顧感謝定期預金】
金利 | 1年 0.3% 2年 0.325% 3年 0.35% 5年 0.4% |
預け入れ金額 | 10万円以上1,000万円未満 |
【ご愛顧感謝定期預金1000】
金利 | 1年 0.325% 2年 0.35% 3年 0.375% 5年 0.425% |
預け入れ金額 | 1,000万円以上 |
唯一ネックとなる点は、口座を開設するには来店しなくてはならないことです。
インターネットや郵便は利用できません。
住所地に限定はなく日本国内に住所を有する個人であればOK、会員要件などもありません。
店舗は大阪府下に29店あり、募集期間は2023年3月31日までと多少余裕があります。
ただし予定金額になると締め切るので、早めにご利用ください。
参照:大阪厚生信用金庫 店舗のご案内
口座開設さえ済ませれば、
も利用可能です。
「ご愛顧感謝キャンペーン」の商品よりやや見劣りはしますが、どちらも金利は1年ものは0.3%、3年もので0.35%です。
≪画像元:大阪厚生信用金庫≫
≪画像元:auじぶん銀行株式会社≫
au経済圏の方、必見です。
新規口座開設を行うと、翌々月末までに預け入れた3か月もの円定期預金は、年0.04%から0.50%にアップします。
期間中なら何度でもお預入れOK、上限金額も定められてはいません。
auユーザー以外も対象になります。
金利 | 0.5% |
期間 | 3か月 |
預け入れ金額 | 1万円以上 1円単位 |
新規ユーザーにはこのほか、au料金等の引落し口座にすると2年間で最大合計4,800Pontaポイントがプレゼントされるキャンペーンも開催されています。
≪画像元:auじぶん銀行株式会社≫
口座開設には手続きに不備がなくても、申込みから口座開設まで1週間~2週間程かかります。
優遇金利は期間限定ですので、注意してください。入金手続きは、取引時に表示される【利用可能なキャンペーン・プログラム】から【デビュー応援プログラム(3ヶ月もの円定期預金)】を選択してください。
それ以外を選択すると特典は付与されません。
≪画像元:株式会社新生銀行≫
新規ユーザーに向けて、高金利商品を設けています。
最大金利が利用できるのは、口座開設月を含む3か月目の末日までです。
預け入れ期間が3か月ものは1%、1年ものは0.3%となり、期間中であれば何度でも追加して入金できます。
金利 | 3か月 1% 1年 0.3% |
預け入れ金額 | ・インターネット 1口30万円以上、1円単位 ・店頭・電話・チャット 1口300万円以上、1円単位 |
≪画像元:株式会社新生銀行≫
新規口座開設を行った方には、最大8,000ポイントが獲得できる特典も用意されています。
新生銀行が付与するポイントは、Tポイント、dポイント、nanacoから選択できるため使い勝手が良いです。
ポイ活できる銀行として話題を集めてきた新生銀行ですが、12月31日をもって新生ポイントプログラムの終了が告知されました。
8,000ポイント、もれなくゲットしてください。
「スタートアップ円定期預金」は、金利が申し込み期間によって異なります。
3か月では1%ですが1年だと0.3%に下落するため、一見3か月を選択したくなりますが、たとえば500万円を入金すると受け取れる利息は、
1年ものは約1万1,950円
となります。
「スタートアップ円定期預金」ははじめて利用するときだけの1回だけの特典ですので、金利だけにこだわらずこちらのような「利息シミュレーション」を行い、比較検討してから手続きをしてください。
≪画像元:株式会社イオン銀行≫
15周年を迎えたイオン銀行では、お買い物やカードローン、住宅ローンなど様々なカテゴリーでプレゼントを用意しています。
定期預金もその一つで、1か月ものではありますがその金利は3%です。
これまでご紹介した商品と比較してもずば抜けていますが、利用するには3つの条件があります。
金利 | 年0.3% |
期間 | 1か月 |
預け入れ金額 | 1万円以上200万円まで 1円単位 |
タイムリミットが迫っています。
口座開設はホームページから行えるので、お急ぎください。
日本国内にお住まいの個人の方で、本人確認が可能であれば15歳未満の方でも可能です。
法定代理人の方の同意のもと、親権者の方の本人確認と併せて手続きを行ってください。
使用するカードは、次の3つから選択します。
なかでもイオンカードセレクトは、1月10日までキャンペーンが開催されています。
最大11,000ポイントが獲得できるチャンスです。合わせてご確認ください。
申し込みはこちら↓↓
たとえ1か月でも3%の金利で200万円預けられたら、受け取れる利息はおおよそ3,930円です。
一方ゆうちょ銀行の定額貯金の金利は0.002%(2022年12月05日現在)、その差は1000倍以上です。
紹介した商品はキャンペーン特典のものもあります。
期間中でも終了することがあるので、早めにご利用ください。
確実に増やす2023年にしましょう。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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