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水道代は、
を足した金額です。
それぞれに基本料金があるため、水道を一切使わなかったとしても、2か月で約3,200円の水道代がかかります。
家庭の平均使用水量(2か月分)は、下記の通りです。
世帯人数 | 使用水量 |
1人 | 16.2立方メートル |
2人 | 29.8立方メートル |
3人 | 39.8立方メートル |
4人 | 46.2立方メートル |
わが家(4人家族)の平均使用水量は50立方メートルです。
平均使用水量と比較すると、1か月あたり2立方メートル(2,000ℓ)多いことが分かります。
平均に近い数値ですが、まだ節水の余地はありそうです。
一般家庭における水道の目的別使用割合は、下記の通りです。
・ お風呂…40%
・ トイレ…20%
・ キッチン…20%
・ 洗濯…15%
・ その他…5%
とくに冬場は、湯船につかる頻度が増えたり、浴室が寒くてシャワーの時間が長くなったり、お風呂での水道使用量が多くなりがちです。
大きな節水効果を期待したい場合は、使用割合が多い順に使い方を見直してみましょう。
水道代節約のためにできる主な方法は、以下の通りです。
湯船の水量は、中に入ったときにちょうど良い量にすることがポイントです。
いつも湯船につかった瞬間にお湯があふれ出てしまう場合は、お湯張りの量を少なめにしましょう。
冬場は寒さから、ついつい長くシャワーを使ってしまう人も多いのではないでしょうか。
シャワーは、1分間に約12ℓの水を使います。
シャンプーの間は止めるなど、シャワーの時間を短くすることがポイントです。
など、工夫をしてみましょう。
水を洗面器にためてから洗顔すると、水の出しっぱなしを防げます。
お湯が出るまでの間の水も、洗面器にためて洗濯機などに入れるとチリツモ節約になります。
トイレの大小レバーで使用する水の量は、
です。
トイレットペーパーや流せるトイレシートを流すなら「大」にする必要があります。
一方、男性がおしっこするときやトイレシートを使わずに掃除するときは、「小」を意識すると節水になります。
トイレ中の音が気になって「二度流し」することが多い人は、控えるだけで水道代を節約できます。
1日1回二度流しをやめると、1か月あたり180ℓの節水効果です。
便利な音消しグッズや流水音アプリもチェックしてみましょう。
参照:Google Play のアプリ「せせらぎ乙女 –女子力アップの流水音アプリ」
節水コマや節水蛇口を取り付けると、水量を少なくする効果が期待できます。
節水コマは、ハンドル式や取っ手をひねるタイプの蛇口に使用可能です。
レバーを上げ下げするタイプの蛇口には、節水コマは使えません。
食洗機は初期投資が必要ですが、節水効果は抜群です。
長期的な節約と家事の時短のために、導入を検討してみましょう。
手洗いする場合は、洗い桶を使うだけでも節水になります。
食器洗い用洗剤の量が多すぎると、すすぎに使う水の量も多くなります。
水道代と洗剤の節約のために、洗剤は適量を意識しましょう。
お風呂には1回あたり200ℓの水を使うため、残り湯を洗濯に使えば大幅に水道代を節約できます。
衛生面が気になる場合は、お風呂のあとにできるだけ時間を置かずに洗濯しましょう。
洗濯の頻度を減らすと、使う水が少なくなり水道代の節約になります。
なども効果的です。
バスタオルとフェイスタオルの中間サイズ(約40×100cm)のビックフェイスタオルもおすすめです。
水道代の支払方法には、
があります。
支払方法によって割引やポイント付与などがあるため、支払方法を見直すことも節約につながります。
クレジットカード払いは使っているカードのポイント還元率(0.5~1%程度)に応じてポイントが貯まり、口座振替は口座割引が適用されます※。
※東京都水道局の場合、口座割引だと毎月50円割引かれて年間600円お得になります。
クレジットカードのポイント還元率と口座割引額を比較して、お得な支払方法を選択しましょう。
※口座割引がない地域もあります
節約によって家計の負担が軽減できたとしても、ストレスがたまったり体調不良になったりすれば他の出費がかかることもあります。
さまざまな水道代節約の方法がありますが、無理なく健康第一でできる方法を試すことがポイントです。
支払方法の見直しでお得になることもあるため、チェックしてみましょう。(執筆者: 成田 ミキ)
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