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冬になると、暖を取るためにカイロを使う人も多いのではないでしょうか。
カイロは使い捨てが主流ですが、繰り返し使える「使い捨てないカイロ」も注目されています。
今回は、使い捨てないエコカイロの特徴とお得度を解説します。
エコカイロのメリット・デメリットや使用上の注意点にも触れるため、ぜひ参考にしてください。
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使い捨てないエコカイロには、充電式タイプや化学反応を利用したタイプがあります。
エコカイロの種類と特徴は、下記の通りです。
充電式 | ・充電式バッテリーから発熱素子に電気が流れて発熱する ・USBやACアダプターを接続して充電する |
化学反応式 | ・酢酸ナトリウム水溶液が結晶化することで発熱する ・使用後は湯煎して酢酸ナトリウムを液体に戻す |
オイル式 | ・気化したベンジンが水と二酸化炭素に分解されて発熱する ・オイルがなくなるまで温かさが持続する |
化学反応式とオイル式は、反応が終わると冷たくなります。
温かさを持続させたい場合は、反応が長く続くオイル式がおすすめです。
充電式は、オン・オフ機能で切り替えが可能です。
使い捨てカイロと使い捨てないエコカイロの価格相場は、下記の通りです。
使い捨てタイプ | 約20~30円(1個あたり) |
充電式 | 約1,600~3,000円 |
化学反応式 | 約200~500円 |
オイル式 | 約2,000~3,000円 |
充電式タイプの場合、商品によるものの約300~500回繰り返し使えます。
|
充電する電気代を考えても、使い捨てタイプよりお得です。
化学反応式タイプは、使用回数に制限がなく、破損しない限り繰り返し使えます。10~20回使えば十分もとが取れる計算です。
オイル式は、付属のオイルがなくなったら追加で購入する必要があります。
ライター用オイルは、100mlで約200~300円が相場です。
1回あたり10ml使用(12~16時間発熱)する場合にかかるオイル代は、約20~30円です。
初期費用がかかることと手間を考えると、普段使いしたい人には使い捨てカイロの方が便利かもしれません。
≪画像元:ビックカメラ≫
使い捨てないエコカイロのメリットは、
です。
1日の中で使いたいシーンが何度もある場合は、オン・オフ機能が付いた充電式タイプが便利です。
充電式には、モバイルバッテリーとしても使える商品があります。
一方、使い捨てないエコカイロは、充電したり湯煎したり使い続けるための手間がかかります。
充電や湯煎を忘れると、使いたいときに使えないこともあるでしょう。
また、
などのデメリットもあります。
使い捨てないエコカイロを使う場合は、デメリットや注意点を理解した上で安全に使いましょう。
使い捨てないエコカイロは、冬をお得に暖かく過ごしたい人に注目されています。
エコカイロは、繰り返し使えてゴミが出ないだけでなく、使えば使うほどお得になることがメリットです。
ただし、種類や商品ごとに熱の持続時間や使いやすさが異なります。
「通勤や通学時の短時間に」「キャンプやスポーツ観戦など長時間に」など、シーンに合わせて自分にぴったりのエコカイロを探してみましょう。(執筆者: 成田 ミキ)
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