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経済産業省によると、家庭における冬の電気使用量でいちばん多いのが、暖房です。
全体の約33%、つまり約3分の1の電気が部屋を暖めるために使われています。
≪画像元:経済産業省(pdf)≫
電気使用量の少ない項目を減らすより、たくさん使っている暖房の電気使用量を減らす方が大きな効果が得られます。
気象庁の発表によると、2022年の冬は例年よりも寒くなりそうです。
2022年12月から2023年2月の予報では、東日本・西日本どちらの気温も平年並みか平年よりも低い確率が40%とのこと。
気温が低くなればなるほど暖房に頼る機会が増え、電気代がかさむことが予想されます。
いつもより気合を入れて、節電に取り組んでください。
例年よりも寒くて暖房の電気使用量が増えるだけではありません。
すでに実感されている方も多くいるように、電気代そのものが値上がりしています。
東京電力では、平均モデルの電気料金が2022年1月から9月まで毎月値上がりしていました。
10月以降の電気料金の上昇は落ち着いていますが、以前に比べて高い水準であることは変わりません。
経済産業省資源エネルギー庁のデータでは、東日本大震災のあった2010年と比べて2019年の家庭における電気料金平均単価は約22%上がっています。
冬の節電の鍵となる暖房の使用電力を抑えると、どれくらいの節約になるのでしょうか。
暖房器具の中でも最も多い電気使用量を占めるエアコンの使い方について考えてみました。
資源エネルギー庁によると、エアコンの設定温度を1℃下げると、ひと冬で約1,430円の節約になります(1日9時間、169日使用した場合)。
参照:省エネポータルサイト
つまり、
・ エアコンの設定温度を1℃下げるとひと冬で約1,430円の節約
・ エアコンの設定温度を2℃下げるとひと冬で約2,860円の節約
・ エアコンの設定温度を3℃下げるとひと冬で約4,290円の節約
です。
冬の室温は20℃が推奨とされているので、まずは部屋の温度が適切かどうかの見直しをしてください。
エアコンの設定温度を下げても部屋の暖かさを保つことができるような対策が有効です。
暖かい空気を循環させたり、寒さの侵入を防いだりして部屋の温度をなるべく保てるようにします。
また、消費電力の少ないグッズの導入も検討してはいかがでしょうか。
電気代が1時間あたり3円以下ですむ暖房器具を使うと、暖かさを感じながら節電できます。
※推奨室温は環境省に基づくもの
2022年の冬は政府による節電要請も出されています。
節電の目標数値は定めないとし、無理のない範囲での協力が呼びかけられました。
節電対策で暖房をつけずにがまんするといったことは体への負担となるので、暖かさを保ちつつ使用量を減らす工夫を取り入れてください。(執筆者:元銀行員、FP2級 福島 怜実)
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