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2022年12月にはさらなる条件変更があるので、紹介します。
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≪画像元:ヤフージャパン≫
まずは、現在のPayPayステップの条件を整理しましょう。
・ 通常:0.5%還元
・ 対象3サービス利用:+0.5%還元
・ 300円以上のPayPay決済を30回以上かつ5万円以上:+0.5%還元
当月に満たした条件は、その翌日に還元率に反映されます。
「対象3サービス」というのは、5サービス(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!またはPayPayフリマ、Yahoo!トラベル、LOHACO by ASKUL、ebookjapan)のうち3つです。
≪画像元:ヤフージャパン≫
2022年11月の変更では、「300円以上のPayPay決済を30回以上かつ5万円以上」の条件において、「ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの携帯電話料金」の支払いがカウント対象外になりました。
PayPay請求書払いを利用しているユーザーも多いかもしれませんが、金額のカウント対象ではありません(回数はカウント対象)。
≪画像元:PayPay≫
2022年12月より達成条件が変更され、特典は2023年1月より反映されます。
まず、これまであった「対象3サービス利用で+0.5%還元」の条件が廃止されます。
1サービス多くても1,000円でクリアできる比較的簡単な条件でしたので、これが廃止されるのは痛いです。
また、「300円以上のPayPay決済を30回以上かつ5万円以上」の条件は、「300円以上のPayPay決済を30回以上かつ10万円以上」に変更されます。
条件クリアに必要な月間決済金額が倍増し、難易度も倍増です。
≪画像元:PayPay≫
「対象3サービス利用で+0.5%還元」の条件が廃止されたので、このままでは頑張っても還元率が1%にしかなりません。
それでは魅力がないということで、「PayPayあと払いで+0.5%還元」という特典が追加されます。
PayPayあと払い、PayPayあと払い(一括のみ)とも対象で、決済金額や決済回数の記載は特にありません。
あと払いにするだけでPayPayの基本還元率が1%になる計算で、ハードルも低いです。
≪画像元:PayPay≫
PayPayカードを支払い元に設定したPayPayアプリも、あと払いにすると優遇されます。
PayPayカードを支払い元に設定したPayPayアプリで決済しても、PayPayステップの対象になりません。
さすがにこれではいけませんね。
しかし、あと払い登録するだけでPayPayカードを支払い元に設定したPayPayアプリも対象となり、以下のように最大1.5%還元されます。
・ 通常:0.5%還元
・ あと払い登録:+0.5%還元
・ 300円以上のPayPay決済を30回以上かつ10万円以上:+0.5%還元
しかも、あと払い登録していれば、PayPayアプリとPayPayカードのどちらで決済しても、「300円以上のPayPay決済を30回以上かつ10万円以上」の対象です。
アプリとカードのツープラトン攻撃なら、難易度アップの条件もクリアできそうですね。
ただし、家族カードのPayPayカードではあと払いを利用できません。
12月よりPayPayステップの条件が変更され、既存条件は廃止&厳格化される一方で、あと払いとPayPayカードがPayPayステップに影響してきます。
「あと払い」の言葉で拒否反応をする人もいるでしょうが、翌月27日の1回払いにすれば手数料もかからず、クレカの1回払いのようなものです。
還元率をアップさせたいなら、「PayPayカード」「あと払い」がおすすめです。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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